Form No. 3403-832 Rev B タンクすすぎキット Multi Pro 5800 タ ー フ ス プ レ ー ヤ シリ ア ル 番 号 315000001 以 上 モ デ ル 番 号 41614—シ 取り付け要領 注 前後左右は運転位置からみた方向です。 このすすぎキットは、液剤散布期のタンクやその ホースに残っている薬剤をすすぎ洗いするための装 置です。このキットは、芝生に液剤を散布するため の専用装置のための補助装置アタッチメントであ り、そのような業務に従事するプロのオペレータが 運転操作することを前提として製造されています。 オペレータや周囲の人の人身事故や製品の損傷を防 ぐ上で大切な情報が記載されています。 モデル番号とシリアル番号を刻印した銘板の取り付 け位置は図1の通りです。 1 G014295 図1 1.
• 薬剤を取り扱い中は、飲食や喫煙をしないで ください。 • 作業終了後は直ちに手足や露出部をよく洗っ てください。 • 使用しなかった薬液や薬剤容器は、メーカーや 地域の規則に従って適切に廃棄してください。 • 薬剤や薬剤からの蒸気は危険です。絶対に、タ ンクの中に入ったり、頭を入れたり、タンクの 上に顔をさらしたりしないでください。 • 国や自治体などの法律や規則を守って散布作 業を行ってください。 取り付け 付属部品 すべての部品がそろっているか、下の表で確認してください。 手順 1 2 3 4 5 6 数量 内容 必要なパーツはありません。 – すすぎタンク 補給口キャップ バルクヘッドフィッティング 透明ガスケット プラスチック製フランジナット 90° フィッティング リテーナフォーク すすぎタンク固定ベルト ボルト ワッシャ ロックナット キャリッジボルト すすぎ用ノズル バルクヘッドフィッティング ショルダボルト ブッシュ すすぎベーン羽根車 ガスケット プラスチック製フランジナット 90° フィッティング すすぎタンク用ポンプ ストレートフィッティング ホ
手順 内容 数量 1 1 7 遅延タイマー ヒューズ 40A 3 ポジションスイッチインジケータランプ付 き — 2015 以前のモデル 3 ポジションスイッチインジケータランプな し — 2016 以降のモデル リレー 電源リレー ねじ #10–24 8 必要なパーツはありません。 1 1 1 遅延タイマーとダッシュボードスイッチを 取り付けます。 1 1 2 – 3.
E. 2 口から出てきた針金を使ってバルクヘッ ドフィッティングをタンク下の穴に導き 入れる 図 3 。 すすぎタンク用バルクヘッドフィッ ティングを取り付ける 3 この作業に必要なパーツ 1 すすぎタンク 1 補給口キャップ 1 バルクヘッドフィッティング 1 透明ガスケット 1 プラスチック製フランジナット 1 90° フィッティング 1 リテーナフォーク G014229 1 2 図3 手順 1. 2. 1. バルクヘッドフィッティング 針金を付けた状態 2. すすぎタンクの底の口 付属部品の中に入っているすすぎタンク、タ ンクキャップ、バルクヘッドフィッティング を探し出す。 F. 以下の手順で、バルクヘッドフィッティング をすすぎタンク底部の穴に取り付ける A. バルクヘッドフィッティングに透明ガス ケットを取り付ける。 B. タンクの高さよりも長い針金を用意し、こ れをバルクヘッドフィッティングのフォー ク穴の一つに取り付ける図 2。 3. 3.
3. 調整が終わったら、ボルトを締め付けて取り付 けレールをフレーム上にしっかり固定する。 4. ボルトを 40N·m37kg.m = 30ft-lbにトルク締め する。 5. メインタンクの後部と上部から給液ホースを 外す 図 7 。 G014260 2 1 3 2 1. リテーナフォーク 2. バルクヘッドフィッティング 3. 90° フィッティング 4 5 フィッティングを回して後ろ向きにする。 5. 3 6 7 G014232 図7 すすぎタンクを取り付ける 1. ロックナット この作業に必要なパーツ 2. 3. ボルト ワッシャ 4. ロックナット 2 すすぎタンク固定ベルト 2 ボルト 4 ワッシャ 2 ロックナット 1 キャリッジボルト タンクの準備 1. 3 1 図5 5. 6. 右後部のタンク固定ベルト リテーナフォーク 7. 給液ホース 6. フィッティングを固定しているリテーナフォー クを外してホースを外す。外した部品はすべ て保管する。 7.
2 G014286 2 3 1 3 4 5 6 1 6 図8 1. キャリッジボルト 2. 右後部のタンク固定ベルト 2. 3. 3 内側の穴 G014234 図 10 先ほど外した、タンク固定ベルト用の締結具 を使って、タンク固定ベルトをタンクに固定 する。 ベルトがタンクに確実に固定されていること 締め す ぎ な い よ う に 注 を確認してください。締 意すること。 すすぎタンクを取り付ける 1. 1. ボルト 4. キャリッジボルト 2. 蓋ストッパ 3. ロックナット 5. 6. すすぎタンク固定ベルト ワッシャ 3. ロックナット2個を使用して、メインの後部固 定ベルトに、すすぎタンク固定ベルトを固定 する。 4.
4 2 1 すすぎ用ノズルを取り付ける この作業に必要なパーツ 2 すすぎ用ノズル 2 バルクヘッドフィッティング 2 ショルダボルト G014245 図 12 2 ブッシュ 2 すすぎベーン 羽根車 2 ガスケット 2 プラスチック製フランジナット 2 90° フィッティング 1. メインタンクに穴を開ける 1. タンクの蓋を開けてフィルタバスケットを取 り外す。 2. メインタンクについているドリルマーク2つを 探し出す 図 11 。 円形ノコギリ 2. 蓋の後ろにあるドリルマー ク 5. できた穴の縁を滑らかに仕上げる。 6. 穴を切る際にタンク内部に落ちたごみや樹脂 の粉は完全に取り除く。 7. タンクの蓋の後ろ側にあるドリルマークに移 動する 図 13 。 1 2 1 G014248 図 13 G014244 図 11 1. 3. 1. ドリルマーク タンクの蓋の後ろ側にあるドリルマークに移 動する。 円形ノコギリ 2. 蓋の前にあるドリルマーク すすぎ用ノズルを取り付ける 1.
1 1 2 2 3 G014247 4 図 16 1. 5 ノズルバルクヘッドアセン ブリ 2. 90° フィッティング G014252 図 14 1. バルクヘッドフィッティング 4. すすぎベーン羽根車 2. すすぎ用ノズル 5. ショルダボルト 3. ブッシュ 5. タンクの前側にあるドリルマークに移動する。 6. 先ほどあけた穴の下から上へ、ノズルアセン ブリを通す 図 17 。 1 ショルダボルトの上からすすぎベーンと ブッシュを取り付ける。 B. すすぎ用ノズルに全部のパーツを取り付 ける。 C. すすぎ用ノズルアセンブリをバルクヘッ ドに取り付ける。 2. 先ほどあけた穴の下から上へ、ノズルアセン ブリを通す 図 15 。 A. 2 3 4 1 G014249 2 図 17 プラスチック製フランジナッ ト 2. ガスケット 3 1. 3. 穴先ほど開けたもの 4. すすぎノズルアセンブリ 4 7.
2. すすぎタンク用ポンプをフレームに固定す るボルト 4 本、ワッシャ4枚、ロックナット4 個を使用する図 19。 3. 付属部品の中にあるストレートバーブコネク タを探し出し、すすぎタンク用ポンプの入り 口と出口に取り付ける 図 20。 2 1 1 2 G014250 2 図 18 ノズルバルクヘッドアセン ブリ 1. 2. 90° フィッティング 9. 90°フィッティングのバーブ鋸歯部を、機体 右側に向ける。 G014290 図 20 5 すすぎタンク用ポンプ 1. すすぎタンク用ポンプを取り付ける すすぎタンク用ポンプ 2 ストレートフィッティング すすぎタンク用ポンプのワイヤハーネスを探 し出す。 5. タンク後部のメインワイヤハーネスの中にあ る、RINSE PUMP というラベルのついたコネク タを探し出す。 6. ポンプをメインワイヤハーネスに接続する。 6 手順 1. ストレートコネクタ 4. この作業に必要なパーツ 1 2.
1. 付属部品の中からすすぎノズル用ホースを探 し出す。 G014292 1 注 同じ長さのホースが 3 本あり、1 本はすすぎ タンクのポンプ給水ホース、2 本はすすぎノズ ル用のホースです。 2. 2 各ホースの端部にクランプを取り付ける図 21。 5 1 4 1 1 1 3 図 22 4 G014291 2 図 21 2 3 3. フィルタ 4. 切り取ったホース 5. ポンプ ホースに取り付けたクランプをバーブ部分に 移動させ、バーブの上から締め付ける。 7. すすぎノズルのバーブにホースを接続する図 21 。 切り取った短い方のホースの両端それぞれ にクランプを通す。 8. 残りのすすぎノズルのバーブにも同じように 作業する。 短いホースの一端を、ポンプから来ているス トレートバーブに接続する。 9. ホースに取り付けたクランプをバーブ部分に 移動させ、バーブの上から締め付ける。 すすぎノズルのバーブ 3. 2. すすぎノズル用ホース 4. T字フィッティング 4. ホースクランプ 長い給水ホース 6. 1. 3. 1.
3. 給水ホースのクランプを、フィルタアセンブ リのバーブの上に移動させてホースを締め付 け固定する。 1 すすぎタンク用ホースを取り付ける 1. 付属部品の中からすすぎタンク用ホースを探 し出す。 2. ホースの端部にクランプを通す。 3. ホースの一端を、90° フィッティングすすぎタ ンク底部に取り付ける図 24。 G014342 図 25 ポンプカバー 1. 5 6 2 1 3 7 2 4 遅延タイマーとダッシュボードス イッチを取り付ける G0151 12 図 24 この作業に必要なパーツ 1. すすぎホース 4. すすぎタンクのフィッティン グ 1 遅延タイマー 2. ホースクランプ 5. 保護チューブ 1 ヒューズ 40A 3. ポンプ 6. ケーブルタイ 1 付き — 2015 以 3 ポジションスイッチインジケータランプ付 前のモデル 4. ホースに取り付けたクランプをバーブ部分に 移動させ、バーブの上から締め付ける。 1 なし — 2016 以 3 ポジションスイッチインジケータランプな 降のモデル 5.
1 8 2 3 4 5 9 7 G0151 13 6 図 26 2014 年以前のマシン 1. 電装パネル 6. ヒューズブロック 2. ロックナット 7. ヒューズ (40 A) 3. 4. 遅延タイマー 遅延タイマー用コネクタ車 両のワイヤハーネス 8. リレー 9. 電源リレー 5. メインワイヤハーネス 図 27 2015 年のマシン ロックナット#10-24 1. ヒューズブロック 7. 2. ヒューズ (40 A) 3. ボルトとナット電装パネル 8. 5ソケットコネクタ車両のワ イヤハーネス 9. リレー 4. 2ピンコネクタ遅延タイマー 10. 4ソケットコネクタ車両のワ イヤハーネス 5. 2ソケットコネクタ車両のワ 11. 電源リレー イヤハーネス 6. フランジヘッドボルト#10-24 x 1/2 インチ 図 28 2016 年以降のマシン 12 1. ヒューズ (40 A) 2. ヒューズブロック 3. ロックナット(#10-24) 4.
3. ヒューズブロックの空きスロットに、図 26、 図 27または図 28 のようにヒューズ40Aを取 り付ける。 注 もし、この位置に既に別の低定格のヒュー ズがついている場合には、そのヒューズを取 り外してその代わりにこのヒューズ40Aを取 り付ける。 4. ラインの中に同じようなリレーが複数ある が、その中から、リンス用と電源用のリレー を探し出し、これらをパネルに取り付ける図 26、図 27または図 28 フランジヘッドボルト #10-24 x 1/2 インチ2本とロックナット#10-242 個を使用する。 5. メインハーネスの中から、4ソケットコネクタ と5ソケットコネクタを探し出し、これらを、 図 26、図 27または図 28のようにリレー4ピンと 電源リレー ピンに接続する。 ダッシュボードにロッカースイッチを取り付 ける 1. 図 30 2016 年以降のマシン ダッシュボード上の、すすぎタンク用スイッ チのプラグを打ち抜いて穴を作る図 29また は図 30 。 注 イグニッションキーの右にある二つ目の プラグです。 図 29 2015 年以前のマシン 1.
運転操作 8 すすぎキットの使用方法 バッテリーを接続する このすすぎキットを使用すると、タンク内に す す ぎ 液 残存薬剤の薄い液が得られます。多くの場合、す でに薬剤を散布し終わった場所にこの薄い薬剤を散 布することに問題はありません。しかしながら、 様々なケースが考えられますので、すでに薬剤を散 布し終わった場所に、薄い薬剤を散布することで薬 剤の効果に悪影響がでないかどうかを、事前に薬剤 メーカーに確認するようにしてください。 必要なパーツはありません。 手順 警告 重要 水和剤を使用する時、水和剤をメインタンク に正しい方法で投入しないと、剤をタンク内部に詰 まらせてしまう可能性がありますが、このキット は、そのような詰まりを除去するための ものでは ありません 。 バッテリーケーブルの接続手順が不適切である とケーブルがショートを起こして火花が発生 する。それによって水素ガスが爆発を起こし 人身事故に至る恐れがある。 ケーブルを取り外す時は、必ずマイナス 黒 ケーブルから取り外し、次にプラス 赤 ケー ブルを外す。 • 制御装置 すすぎキットは、1個のスイッチ3ポジションで操
タンクに水を入れる 平らな場所に駐車し、駐車ブレーキを掛け、ポンプ とエンジンを停止し、始動キーを抜き取る。 すすぎタンクのキャップを外し、タンクに一杯約 113 リットルの真水を入れてください。キャップを 元通りに取り付けます。 重 要 す す ぎ タ ン ク 113 リ ッ ト ル ・ タ ン ク に は き れ いな真水以外は入れないでください。真水以外の ものを入れると、安全上の問題や、装置の不具合 が発生する可能性があります。 すすぎサイクルの操作方法 図 32 2016年以降のモデル 1. 上位置ON タイマー作動す すぎ位置 2. ニュートラル OFF 位置 3. 使用方法のひとつとして、メインタンクに約 38 リッ トルほどの水がたまったころを見計らって、攪拌ス イッチを ON にして攪拌ラインに通水するとよいで しょう。そして、すすぎが終了したら、すすぎ液を ノズルから散布するか、手動でタンクから排水する かします。この方法を使うと、移動走行を行いなが らすすぎを実行することができます。 下位置ON手動すすぎ位置 1.
保守 保管 フィルタを点検する 氷 点 下 に な ら な い 気 温 で 最 大 30 日間までの格納保管 整 備 間 隔 : 使用開始後最初の 5 時間 以下の機器から水を抜き取ってください 50運転時間ごと フィルタに破損の兆候がないか点検してくださ い。フィルタが破損している場合には交換してく ださい。 すすぎシステムに漏れや破損が ないか点検する • ポンプの給液ライン • ポンプの吐出ライン • フィルタライン 日間 氷 点 下 に な ら な い 気 温 で 30日 以上にわたる格納保管 整 備 間 隔: 使用するごとまたは毎日—ホースから液 もれがないか点検してください。 格納前に以下の作業を行ってください 使用開始後最初の 5 時間—ホースに破損がな いか点検してください。 100運転時間ごと—ホースとOリングに破損が ないか点検してください。 1. すすぎタンク内に不凍液を添加する。 2.
メモ 17
メモ 18
組込宣言書 The Toro Company, 8111 Lyndale Ave.
Toro 製 品 保 証 限定保証 保証条件および保証製品 Toro® 社およびその関連会社であるToro ワランティー社は、両社の合意に基 づき、Toro 社の製品「製品」と呼びますの材質上または製造上の欠陥に対 して、2年間または1500運転時間のうちいずれか早く到達した時点までの品 質保証を共同で実施いたします。この保証はエアレータを除くすべての製品 に適用されますエアレータに関する保証については該当製品の保証書をご覧 下さい。 この品質保証の対象となった場合には、弊社は無料で「製品」 の修理を行います。この無償修理には、診断、作業工賃、部品代、運賃 が含まれます。保証は「製品」が納品された時点から有効となります。 *アワーメータを装備している機器に対して適用します。 保証請求の手続き 保証修理が必要だと思われた場合には、「製品」を納入した弊社代理店 ディストリビュータ又はディーラー に対して、お客様から連絡をして頂くことが 必要です。連絡先がわからなかったり、保証内容や条件について疑問があ る場合には、本社に直接お問い合わせください。 Commercial Products Service Dep