Form No. 3397-196 Rev C GeoLink® 高 精 度 散 布 シ ス テ ム Multi-Pro® 5800 タ ー フ ス プ レ ー ヤ シリ ア ル 番 号 315000001 以 上 モ デ ル 番 号 41623—シ モ デ ル 番 号 41624 モ デ ル 番 号 41625 注 お 客 様 サ ー ビ ス に つ い て は Toro® NSN® 電 話 1-800-ASK-TORO ま た は NSNTech@toro.com へ お 問 い 合わせください。 製品の登録は www.Toro.com.
目次 警告 カリフォルニア州 号決 議 に よ る 警 告 第 65号 米国カリフォルニア州では、この製品を使用し た場合、ガンや先天性異常などを誘発する物 質に触れる可能性があるとされております。 安全について ............................................................. 3 製品の概要 ............................................................... 4 各部の名称と操作 .............................................. 4 運転操作 ................................................................... 6 表示モードの種類........................................... 6 ディスプレイを始動する .................................... 6 LEDの意味 ......................
安全について コンソールコンピュータをご使用になる前に必ずこのオ ペレーターズマニュアルをお読みになり 内容をよく理 解してください • このマニュアルはターフスプレーヤの オペレーター ズマニュアル と共に保管してください。 • この装置を使用する人がいつでも、誰でもすぐにこ のマニュアルを見ることができるようにしておいて ください。 • このマニュアルと、 ターフスプレーヤのオペレーター ズマニュアル マニュアルの説明をよく読んでくださ い。各部の操作方法や本機の正しい使用方法に十 分慣れておきましょう。 • 子供や正しい運転知識のない方には操作させな いでください。 • 周囲にペットや人、特に子供がいる所では絶対に 散布作業をしないでください。 • 農薬は人体や動植物、土壌などに害を及ぼす場合 があるので取り扱いに十分注意してください。人身 事故や電気系統の破損を防止するために – 目的にあった適切な薬剤を使用してください。 – 農薬容器に張ってあるラベルをよく読み、書か れてある指示を守る。剤の散布や取り扱いは 必ず推奨された方法で行う。 – 農薬の取り扱いと散布には十分注意を
製品の概要 各部の名称と操作 GeoLink™ システムは、ECUをベースとしたコントロー ルコンソールと、GPSシステムと、圧力トランスデュー サと、タービン式のフローメータで構成されています。 実際にエンジンを始動させて運転する前に、各部の名 称や操作方法に慣れてください。 以下は必ず知っておいていただきたい用語です g030693 • SBAS (衛星航法補強システム)—静止衛星から得 図2 られるメッセージを利用して広域・狭域における航 行支援システムです。SBAS は、通常は複数の 地上ステーションに信号修正施設を持ち、1 台ま たはそれ以上の GNSS全地球的航法衛星システ ム衛星からの信号を取得し環境要因などを考慮した 修正を行います。 1. リセットボタン赤 2.
明るさ調整ボタン 画面の明るさを調整するためのボタンです図 3。 g030694 図3 1. ヘルプボタン 2. USB 取り出しボタン 3. ホームボタン 4. 明るさ 調整ボタン 5. 明るさ 調整ボタン 6.
運転操作 の意味 LEDの ディスプレイコンピュータは、車両の速度の変化に合わ せて散布量の自動調整を行います。単位面積あたりの 目標散布率をセットすると、所定の速度範囲で散布す れば、あとはコンピュータが自動的にその量での散布 を維持し、実際の散布量や散布面積を画面に表示しま す。また、ディスプレイコンピュータは、散布面積、車 両の走行速度、液剤散布量をモニタしています。 ディスプレイには 2 つの使用方法があります。ひとつは WAAS 信号を使う方法、もうひとつは RTK 信号を使 用する方法です。WAAS は GPS 信号のみを使用す る方法、RTK は GPS 信号と携帯電話信号を使用す る方法です。RTK 信号を使用する方が、より詳細な 制御が可能になります。 g030700 図6 注 散布を開始する前に、散布装置が正しく調整キャリ ブレーションされていることを確認してください。 1. LED バー 2.
タッチクスクリーンの使い方 画面上の各アイコンに触れるとスプレーヤ情報が表示 されます。 画面上で表示させたい情報のアイコンを自由に選 んでください。 • • アイコンによっては、さらに選択肢が表示されます。 • 必要に応じて選択してください。 • 新しい画面の承認を行います図 4。 マスタースイッチの使い方 画面上のマスタースイッチでスプレーヤをONにします 図 8。ブームスイッチやフットスイッチがOFFの時に は、このスイッチは作動しません。 マスタースイッチの表示色は、以下のような意味を 持っています • 緑色システム準備OK。スプレーヤのコントローラ がONで動作中。 • 白色スプレーヤのコントローラがスタンバイ状態。 • 赤色システム使用不可。スプレーヤのコントロー ラがOFF。 g031187 図7 アラームボタンは、いろいろなアラームを知らせます。 アラームが出たら、メイン画面に戻って必要な修正 を行ってください。 単位系を選択する 以下から選択可能ですメートル法、米国式、英国式米 国式USと英国式UKでは、ガロンやオンスなど単位の 名称は同じですが実際の量が異な
イージーモードの使用方法 このモードは定義済みの境界線の内部に散布を行います。作業ジョブと散布エリアを選択できます。 g030907 図8 イージーモード画面 1. システム情報アイコン 5. 在庫管理アイコン 2. ガイダンスアイコン 6. 設定アイコン 3. 作業情報アイコン 4. 散布コントローラアイコン 7. 8. スプレーヤのダッシュボード 11. マスタースイッチアイコン 12. 9. 10. 作業メニューアイコン 13. 画面閲覧アイコン フィールドメニューアイコン 14. センターマップビュー 作業アシスタントアイコン 15. 境界選択アイコン ズーム機能アイコン 16. ブーム表示アイコン 新しい作業をイージーモードで行うに は 1. エンジンを始動し、キーを RUN位置セットする。 2. 散布コントローラアイコン図 9を開く。 g031532 図9 1.
3. 散布コントロール画面上に希望通りの散布率に なっているかどうか確認する。 4. 希望通りの数値でない場合は、プリセットの数値 を増減させて調整、または現在のレートのボック スから値を直接手入力する図 10。 g031485 図 12 1. 作業メニューアイコン 2. 作業エリア構成アイコン 9. g031494 現在のレート 3. 増減アイコン 2. 現在のレートのアイコン 4. 散布コントローラアイコン 5. 画面右上から作業メニューのアイコンを選択す る 図 11 。 6. 作業名を入力するデフォルトのタイムスタンプの ままにしておいてもよい 図 11。 作業エリアを選択 散布除外エリアバンカー、樹林帯、ハザードな ど を選ぶ 図 12 。 注 境界内部に設定されたもう1つの境界に散布 する方法については、標準モードについてのビデ オを参照してください。 図 10 1. 3. 10. 各ブームのスイッチ座席の間にあるを ON にす る 図 13 。 g031484 図 11 1. 作業メニューアイコン 2.
す。全部が薄い灰色の場合は、全部のエリア への散布が可能です。 イージーモードで作業を終了するには 注 ジョブの設定はスタンダードモードで行われます。現 在のジョブを繰り返す場合には、それまでのジョブ情報 をすべて削除してください。 1. エンジンを始動し、キーを RUN位置セットする。 2. 散布コントローラアイコン図 14を開く。 g031533 図 16 g031532 図 14 1. 散布コントローラアイコン 3. 散布コントロール画面上に希望通りの散布率に なっているかどうか確認する。 4. 希望通りの数値でない場合は、プリセットの数値 を増減させて調整、または現在のレートのボック スから値を直接手入力する図 15。 1. 既存のフィールド名のリスト 3. 2. フィールド一覧アイコン フィールドメニューアイコン 7. 作業メニューアイコンを選択する図 17。 8. 既存作業を選択する図 17。 g031534 図 17 g031494 図 15 1. 現在のレート 2. 現在のレートのアイコン 3. 増減アイコン 4.
g030903 図 18 1. ブーム上昇左ブーム用 2. ブームスイッチセンターブー ム用 10. 3. ブームスイッチ右ブーム用 g031535 図 19 画面の散布アイコンを押し、作業区画に乗り入れ ると散布を開始する図 8。 1. 作業メニューアイコン 2. 作業情報記録アイコン 3. 変更する情報のリスト 注 車両が所定の散布エリアに乗り入れると自動 的に散布を開始します。 作業ノートを記録する 注 ディスプレイには、散布予定場所を薄い灰色 各作業についてメモを記録することができます。 で、散布しないエリアが濃い灰色で表示されま す。全部が薄い灰色の場合は、全部のエリア への散布が可能です。 1. 作業情報job-informationアイコンを開く図 20。 2. 作業ノートjob-notesアイコンを選択する図 20。 3.
作業情報をエクスポートする システムのセットアップ 注 エクスポートしたい作業情報がセッション中選択され た状態であることを確認する。 ジオリンク散布システムを使用する前に、以下の操作 を行ってください。 1. 開始前に、以下の説明をよくお読みください。 2. 逆流防止駐車ブレーキー津にホースを接続し、タ ンクに約半分程度まで真水を入れる。 1. コンソール左側にUSBを入れる。 2. 作業メニューアイコンを選択する図 21。 3. データ交換data-exchangeアイコンを選択する 図 21 。 4.
11. 注 これにより、散布面積の積算も停止する。 マスターブームスイッチフットスイッチを OFF に する。 10. 散布面積と散布総量を確認する。 注 手動コントロールモード (水圧コントロール) は 12.
保守 推奨される定期整備作業 整備間隔 整備手順 • フローメータを洗浄する（水和剤を使用しているときには間隔を短くする）。 200運転時間ごと フローメータの洗浄 9. 整 備 間 隔 : 200運転時間ごと 1. 内部を十分にすすぎ、完全に排水する。 2. スプレーヤからフローメータを外し、真水で洗 浄する。 3. 上流側のリテーナリングを外す図 22。 低圧50 kPa=0.35 kg/cm=25 psiのエアで吹いて タービンが抵抗なく回転することを確認する。軽く 回転しない場合には、タービンハブの一番下にあ る 6 角ボルトを 1/16 回転ずつゆるめて自由に回 転できるようにする。 ディスプレイ画面の清掃 スクリーンは中性洗剤と水で洗うことができます。 注 窓ガラスクリーナーなどの化学薬剤は使用しない でください。 g012934 図 22 1. 改造されたフランジ付きボ ディ 6. タービンスタッドアセンブリ 2. ロータ又はマグネットアセ ンブリ 7. ケーブルクランプ 3. ハブまたはベアリングアセ ンブリ 8. ねじ 4.
故障探究 注 万一コンソールコンピュータが故障して修理などが必要になった場合には、車両のセンターコンソールのコ ントロールを使用することができます。 システムが動作中にエラーが発生した場合には、エラーコードが表示されます。エラーは画面で見ることもできま す。以下に挙げるエラーは比較的一般的なもので、ユーザーによる修正が可能です。これら以外のエラーが表示 された場合や、エラーが直らない場合には、エラーコードをメモして代理店に連絡してください。 一般的なエラーメッセージ 問題 考えられる原因 対策 U1066 1. コンパスのキャリブレーションが不適 切。 1. 正しく設定し直す。 U1067 1. 新しい車両を検出。 1. コンパスを正しく初期設定する。 U1082 1. コンパクトフラッシュファイルシステム の残量が1未満。 1. ミニビューで、メモリ使用状態を確認す る。インベントリー管理機能を使用して 古いファイルを削除または移動する。 U3001 1. ファイルの移動に失敗。 1. もう一度操作してみる。 U5004 1. 散布装置が未定義。 1.
問題 考えられる原因 対策 1. コネクタ部分の接続不良。 1. コネクタを点検。ディスプレイ裏面を点 検。 2. ディスプレイのヒューズが飛んでいる。 3. バッテリーの接続がゆるい。 2. ヒューズを交換する。 3. バッテリーの接続を締め付ける。 モニタが凍結している。 1. ソフトウェアのトラブル。 1. 前面のLEDが点滅を開始するまで、裏 面にある緑ボタンを押し続ける。 散布しない。 1. フットスイッチがOFF。 1. フットスイッチをONにする。 2. 座席間のスイッチがOFF。 3. 作業や境界が設定されていない。 2. コンソールのスイッチをONにする。 ディスプレイに電源が来ていない。 3. 作業と境界を設定する。 4. スプレーヤコントロール設定メニューで 選択されているノズルが正しくない。 4. 実際のノズルに合った設定を行う。 1. ディスプレイがGPS受信機と正しく接続 されていない。 1. 適切に接続する。 2. 車両が木の下などの障害物の下にい る。 2. 障害物のない場所に移動する。 境界の外側まで散布する。 1.
メモ
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Toro 一 般 業 務 用 機 器 の 品 質 保 証 年間品質保証 保証条件および保証製品 Toro 社およびその関連会社であるToro ワランティー社は、両社の合意に 基づき、Toro 社の製品「製品」と呼びますの材質上または製造上の欠陥 に対して、2年間または1500運転時間のうちいずれか早く到達した時点 までの品質保証を共同で実施いたします。この保証は、エアレータ以外 のすべての機器に適用されますエアレータ製品については別途保証があ ります。この品質保証の対象となった場合には、弊社は無料で「製品」 の修理を行います。この無償修理には、診断、作業工賃、部品代、運賃 が含まれます。保証は「製品」が納品された時点から有効となります。 *アワーメータを装備している機器に対して適用します。 保証請求の手続き 保証修理が必要だと思われた場合には、「製品」を納入した弊社代理店 ディストリビュータ又はディーラーに対して、お客様から連絡をして頂くことが 必要です。連絡先がわからなかったり、保証内容や条件について疑問があ る場合には、本社に直接お問い合わせください。 Toro Commercial Products
