Form No. 3411-503 Rev E X25 GeoLink® 高 精 度 散 布 シ ス テ ムキット Multi Pro® 1750 および 5800 ターフスプレーヤ用 ソ フ ト ウ ェ ア バ ー ジ ョ ン 4.00 以 上 注 お客様サービスについては 弊社の正規ディストリビュータ、 電話 1-844-GEOLINK 1-844-436-5465ま また は Toro NSN電 NSNTech@toro.com へ お 問 い 合 わ せ く だ さ い 。 製品の登録は www.Toro.com.
目次 警告 カリフォルニア州 号決 議 に よ る 警 告 第 65号 米国カリフォルニア州では、この製品を使用し た場合、ガンや先天性異常などを誘発する物 質に触れる可能性があるとされております。 安全について ............................................................. 3 製品の概要 ............................................................... 3 各部の名称と操作 .............................................. 4 フローティングメニューバーの使用方 法 ......................................................... 4 仕様 ................................................................... 6 運転操作 ...................................................
製品の概要 安全について コンソールコンピュータをご使用になる前に必ずこのオ ペレーターズマニュアルをお読みになり 内容をよく理 解してください • このマニュアルはターフスプレーヤの オペレーター ズマニュアル と共に保管してください。 • この装置を使用する人がいつでも、誰でもすぐにこ のマニュアルを見ることができるようにしておいて ください。 • このマニュアルと、 ターフスプレーヤのオペレーター ズマニュアル マニュアルの説明をよく読んでくださ g204997 図2 X25 制御コンソール い。各部の操作方法や本機の正しい使用方法に十 分慣れておきましょう。 • 子供や正しい運転知識のない方には操作させな いでください。 • 周囲にペットや人、特に子供がいる所では絶対に 散布作業をしないでください。 • g204996 図3 衛星受信機 農薬は人体や動植物、土壌などに害を及ぼす場合 があるので取り扱いに十分注意してください。人身 事故や電気系統の破損を防止するために – 目的にあった適切な薬剤を使用してください。 – 農薬容器に張ってあるラベルをよく読み、書か れて
各部の名称と操作 実際にエンジンを始動させて運転する前に、各部の名 称や操作方法に慣れてください。 フローティングメニューバー g203292 図7 1. 電源ダウンアイコン 2. Help アイコン 3. USB 取り出しアイコンUSB メモリが X25 モニタに接続されて いる時に表示 4. 画面キャプチャアイコン 5. グローバルホーム画面管理アイコン 6. ホーム画面アイコン 7. 明るさコントロール暗くするアイコン 8. 明るさコントロール明るくするアイコン 9.
USB 取 り 出 し ア イ コ ン USB EJECT アイコンは、X25 コンソールから USB を 取り出す時に使用します図 7。USB 取り出しアイコン は、USB を接続している時のみ使用可能になるアイ コンです。 注 USB ポート図示していませんは、モニタの背面に あります。 スクリーンショットアイコン 現在の画面表示を USB に保存したいときには スクリー ンショット アイコンを使用します。 グローバルホーム画面管理アイコン 操作画面のレイアウトを保存したいときにはグローバル ホーム画面管理 アイコンを押してください。この画面を 使うと操作画面をいちいち切り替える手間がはぶけ、 必要な情報を素早く画面に呼び出すことができます。 見たい画面を操作画面に表示させ、あるいは隠したい 画面を隠した後に、ホーム画面を保存 アイコンを押せ ばそのレイアウトが保存されます。 g203113 画面明るさアイコン 図 10 画面の明るさアイコン図 7でコントロールコンソール画 面の明るさを調整できます • 画面を暗くしたい時には-を押します。 • 画面を明るくしたい時には(+を押します。 •
運転操作 ASCAutomatic Section Controller内部にはコンピュー タがあり、車両の速度の変化に合わせて投下水量の自 動調整を行います。単位面積あたりの目標散布率投下 水量をセットすると、所定の速度範囲で散布している限 り、ASC が自動的にその量での散布を維持し、エリア あたりの実際の散布量をディスプレイに連続表示しま す。X25 コントロールコンソールは、散布面積、車両 の走行速度、液剤散布量をモニタしています。 GPS に設定できる構成には、2 つの種類があります • WAAS と RTK 補正GPS から受信した信号を、携 帯モデムを利用して補正しながら利用する。 • WAAS のみGPS から受信した信号を、補正情報な しでそのまま利用する。 WAAS に RTK 補正を併用する構成を使うと、ジオリン ク散布システムの精度が向上し、X25 コントロールコン ソールの付加機能が利用できるようになります。 g031203 図 12 注 散布を開始する前に、散布装置が正しく調整キャリ ブレーションされていることを確認してください。 仕様 注 ディスプレイを使って散布を
言語の選択とライセンス契約 の承認 起動画面に続いて、言語選択と EULA エンドユーザー ライセンス契約画面が表示されます。 1. 必要に応じ、言語アイコンを押して X25 の表示 言語を変更する図 14。 注 EULA 画面で言語を変更すると、X25 の表示 すべてが変更された言語で行われるようになりま す。言語の変更は「ユーザー設定」でも行う ことができます。 g204034 図 13 設定画面 1. 現在のアクセスレベル 2. アクセスレベルのリスト X25 コ マ ン ド コ ン ソ ー ル の 起 動 1. ジオリンク機器および仕上げキットが搭載されて いることを確認する。 2.
g203217 図 15 1. 3. 選択された言語 2. g205202 図 17 承認アイコン EULA を読む図 14。 アラームが出たら、確認アイコン図 17を押してメイン画 面に戻り、必要な修正を行ってください。 スクロールバーを使って画面の一番下まで移動す る。Yes アイコンが緑色に変化する図 14。 4.
単位系を選択する 以下から選択可能ですメートル法、米国式、英国式米 国式USと英国式UKでは、ガロンやオンスなど単位の 名称は同じですが実際の量が異なります。 1. メイン画面で設定アイコンを選択する図 18。 g204046 図 20 1. g204035 図 18 1. 2. 設定アイコン ユーザーアイコンを押す図 19。 g203793 図 19 1. 単位の種類 2. 地域アイコン 3. 4. ユーザーアイコン 単位アイコン 3. 地域アイコンを押す図 19。 4. 単位アイコンを押す図 19。 5. 必要に応じて単位を選択し、散布率を入力し、 内容を承認する図 20。 9 現在の単位系 2.
イージーモードの使用方法 このモードは定義済みの境界線の内部に散布を行います。作業リストと散布エリアから選択して散布を行います。 g203493 図 21 イージーモード画面 1. システム情報アイコン 5. 在庫管理アイコン 2. ガイダンスアイコン 6. 設定アイコン 3. 作業情報アイコン 4. 散布コントローラアイコン 7. 8. スプレーヤのダッシュボード 11. マスタースイッチアイコン 12. 9. 10. 10 作業メニューアイコン 13. 画面閲覧アイコン フィールドメニューアイコン 14. センターマップビュー クイックスタートアイコン 15. 境界選択アイコン ズーム機能アイコン 16.
色々な散布方法の使い方 フィールド境界を使用しての散布 アイ コ ン ブ ー ム 自 動 コ ン ト ロ ー ル ASCア 境界設定した区域での散布の実施、またはその区域 への散布の除外を行います。境界は、ディスプレイを 使って、スタンダードモードで設定します。 設定 内容 ASC ON ジオリンクが各ノズルを個別にコントロー ル。 ASC OFF オペレータが、各ブームを個別にコント ロール。 ASC 禁止手動モー ド オペレータが、各ブームを個別にコント ロール。 境界散布では以下のことができます • 登録されている境界内部では、ジオリンクシステム がノズルのコントロールとオーバーラップのコント ロールを行います。 • ジオリンクシステムが散布率の制御を行います。 1. 自動選択コントロール構成アイコンASC アイコ ンとスプレーヤコントローラアイコンを選択してそ れぞれの画面を開く図 22。 2.
• ジオリンクシステムはオーバーラップのコントロール を行いますが、境界線は無視されます。 • ジオリンクシステムが散布率の制御を行います。 1. 自動選択コントロール構成アイコンとスプレーヤコ ントローラアイコンを選択する図 23。 2. ASC アイコンをON位置にし、境界リミットを境界 線不使用 位置にし、レートコントロールをAUTO 位 置にする 図 23 。 散布レートのみを利用する散布方法 この散布では以下のことができます • オペレータがブーム 3 本を個別にコントロールし ます。 • ジオリンクシステムが散布率の制御を行います。 1. 自動選択コントロール構成アイコンとスプレーヤコ ントローラアイコンを選択する図 24。 2. ASC アイコンをOFF位置にし、レートコントロール をAUTO 位置にする図 24。 g209114 図 24 g209115 図 23 自動選択コントロール構成 アイコンASC 2. 散布コントローラアイコン 3. ASC ON/OFF アイコン 1. 1. 4. 境界リミットアイコン 5. レート制御アイコン 2.
g209113 図 25 1. 自動セクションコントロール ASC構成アイコン 3. ASC オン/オフアイコン 2. 散布コントローラアイコン 4. レート制御アイコン g204096 新たに液剤名とタンク体積の入力を 行う 図 26 1. 散布コントローラアイコン 3. ECU 1 アイコン 注 単位系が希望通りのものであることを確認してくださ い。 オペレーターズマニュアル の「単位系の選択」 2. 拡大アイコン 4. を参照のこと。 3. ECU 4. 薬剤構成 アイコンを押す図 26。 新しい薬剤の入力 1. 液剤タンクに真水を入れる。 2. 散布コントローラのアイコンを選択してコントローラ 画面を開く 図 26 。 薬剤の構成アイコン 1 アイコンを押す図 26。 薬剤構成ダイアログボックスが開く。 5.
g204127 図 27 1. 新しい薬剤... アイコン 2. g204241 図 29 薬剤選択リストアイコン ディスプレイのキーボード 4. 右へ移動アイコン バックスペース 一文字戻 る アイコン 3. 左へ移動アイコン 5. 承認アイコン 1. 6. 2. 新しい薬剤... アイコンを押し、内容を承認する 図 27 。 「新しい薬剤の設定」ウィザードが表示される。 7. 薬剤構成ダイアログボックスのステップ 1 で、カ スタム製品 アイコンを押してか ら Next アイコンを押す図 28。 9. 新薬剤設定ダイアログボックスのステップ 2 で、 30。 NEXT アイコンを押す図 g204328 図 30 1. Back アイコン戻る 2. Next アイコン次へ g204240 図 28 1. 8. カスタム製品アイコン 10. 2.
g204244 図 32 g205035 図 31 散布コントロールの例 1. 散布率減らす 4. 散布率その2 2. 散布率増やす 5. 流量を 0.03 単位増加した 3. 散布率その1 • 1. 新薬剤設定ダイアログボッ クス 2. 新薬剤散布率増減アイコン 5. 3. Back アイコン以前の設定 A. 設定散布率の増減を行いたいレートpreset rate 1 または 2を散布率増減 アイコンで選択 する 図 32 。 15 4. 進捗表示バー 薬剤散布率プリセットアイ コン 6.
11. 新薬剤設定ダイアログボックスのステップ 4 で、 承認アイコンを押す図 35。 g204317 図 33 1. 薬剤散布率表示窓 例0.012gal/kft2 2. テンキー B. • 3. 承認アイコン 承認アイコンを押す図 33。 薬剤レートプリセット 2 または 薬剤レートプ リセット 1を押して散布レートの事前設定を 行う 図 32 。 A. g204329 図 35 表示されているテンキーを使って、設定 値を入力する図 33。 1. 薬剤の構成設定ウィンドウ 2. 新薬剤設定ダイアログボッ クス 12. 3. 承認アイコン 薬剤構成ウインドウの中で承認アイコンを押して 設定を保存する図 35。 薬剤タンクの容積を入力する 1. タンク満量 アイコンを押す図 39。 g205038 図 34 g204246 1. 事前設定値欄 2. テンキー B. 3. 図 36 承認アイコン 承認アイコンを押す図 33。 16 1. タンク満量アイコン 2. タンクアイコン内で薬剤量 の設定を行う。 3.
2. 容積 アイコンを押す図 36。 3. 表示されているテンキーを使って、以下のうちの 1 つを入力する。 注 増分値 または 減分値 アイコンを押して薬剤容 量の事前増減分設定画面に入ります。 g204242 図 38 g204276 図 37 1. 減分値アイコン 4. テンキー 2. 増分値アイコン 5. 承認アイコン 3. 薬剤容量表示窓例100.00 ガロン 1. • 古い薬剤量 • 2. 新しい薬剤量 薬剤を後からタンクに投入する場合には、タ ンク内の水の量を入力して、承認アイコンを 押し、ステップ4に進みます。 注 入力する水量や薬剤量は、タンク容量の 設定画面で設定した値を超えていないことが 必要です。 タンク内の最終の容量例えば散布前の薬剤 量水の量を入力する場合には、その最終合 計量を入力し、承認アイコンを押し、さらに タンク満量ウィンドウの承認アイコンを押して ください 図 38 。 4.
g204243 図 40 後から薬剤を投入する場合 g204245 図 39 1. 容量追加アイコン 3. 追加を増やすアイコン 2. 追加を減らすアイコン 4. 新規追加量 5. 6. 1. タンク内の量例100.00 ガ ロン 5. タンク内の水の量薬剤の 量 追加された薬剤の量 例140.00 ガロン テンキーを使って薬剤などタンク内の水に追加す るものの増加分を入力し、承認アイコンを押し ます 図 40 。 2. 薬剤追加投入量アイコン 例20.00 ガロン 6. 満量投入アイコン 3. 「追加を増やすアイコン」 で量を増やす 7. 満量登録されているタンク 容量ー例175 ガロン 例19L、114L、208L、など 4. タンク内の水の量追加され た薬剤の量120.00 ガロン 薬剤を後からタンクに投入する場合には、タンク 内にその薬剤を投入したら、 薬剤追加投入量ア イコンを押します図 40。 7.
新しい作業をイージーモードで行うに は 散布レートを設定し、作業に名称を付ける 1. エンジンを始動し、キーを RUN位置セットする。 2. 散布コントローラアイコン図 41を開く。 g205052 図 43 g031532 図 41 1. 3. 4. 「現在のレート」のボック ス 2. テンキー 散布コントローラアイコン 散布コントロール画面上に正しい散布率が表示 されているかどうか確認する。 承認アイコン 1. 3. 5. 画面右上にある作業メニューのアイコンを押す 図 44 。 正しい散布率でない場合は、プリセットレートア イコンを押し、増減アイコンを使って正しい数値 に調整、またはテンキーを使って「現在のレー ト」のボックスに正しいレートを直接入力する図 42と図 43 。 g203547 図 44 g031494 1. 作業メニューアイコン 2. 新しい作業アイコンを作る 図 42 「現在のレート」のボック ス 2. 現在のレートのアイコン 1. 3. 増減アイコン 4. 散布コントローラアイコン 6. 19 3.
散布ノズルを選択するーノズルバルブのバラン ス調整準備 マ ル チ プ ロ 1750 タ ー フ ス プ レ ー ヤ 重要 作業 ジョブ を作ると、ジオリンクシステムの調整 に 合 う ノ ズ ル サ イ ズ が 、 X25 コ ン ト ロ ー ル コ ン ソ ー ル に 表示されます。散布ノズルを変更するときには必ずバ ルブバランスウィザードを使用する必要があります。 1. 攪拌バルブが適切に調整されていること、散布 水圧が 2.07 bar2.1 kg/cm = 30 psi以上である ことをかくにんする各マシンの オペレーターズマ ニュアル を参照。 2. 液剤タンクに真水を一杯に入れる。 3. 駐車ブレーキが掛かっていること、ギアセレクタ が ニュートラル 位置にあることを確認する。 4. エンジンを始動し、ブームを下降させ、マスター ブームスイッチを OFF とし、3 つのブームスイッ チそれぞれを ON にする。 5. g205226 図 46 1.
注 使用したいノズルがリストにない場合には、ま ず設定メニューで、新しいノズルを作成することが 必要。バルブバランスウィザードはその後という ことになる ノズルを作成する (ページ 31)を参照。 g205648 図 49 1. 5. 散布レートアイコン 2. 速度アイコン キーボードから散布レートを入力し、内容を確認 して承認アイコンを押す図 50。 g205232 図 48 1. ノズル一覧アイコン 2. スクロールバー 3. Next アイコン 3. Next アイコンを押す図 48。 4. バルブバランスウィザードのステップ 3散布レー トを変えたい場合には、散布レートアイコンを押 す 図 49 。 g205229 図 50 1. 散布レートボックス 2. テンキー 6. 21 3.
7. 散布ノズルを選択する ー バルブバランスウィザー ド ー ス テ ッ プ 4-6 キーボードから散布速度を入力し、内容を確認 して承認アイコンを押す図 51。 マ ル チ プ ロ 1750 タ ー フ ス プ レ ー ヤ 1. X25 コントロールコンソールのダッシュボードに表 示される散布率が目標としている散布率になるよ うにエンジン速度を調整し、スロットルロックスイッ チをセットする図 53。 g205230 図 51 1. 走行速度ボックス 2. テンキー 3. 承認アイコン 8. マスターブームスイッチを ON にセットする。 9. Next アイコンを押す図 52。 g205660 図 53 1. 2. g205436 図 52 1. Next アイコン 22 散布レート ダッシュボー ドX25 コマンドコンソール 2.
g205521 図 55 1. 前のセクションと次のセク ションのアイコン 4. お待ちくださいマーク 2. ブームオン/オフアイコン図 はオン 5. マスタースイッチアイコンオ ン—緑 3. アクティブになっている個別 ブームバイパス調整表示 g205437 図 54 1. ロックアイコン流量が安定 した 2. ネクストアイコン 3. ネクストアイコンを押す図 54。 4. バルブバランスウィザードのステップ 4以下の うちの 1 つを行う • 注 この例では、目標散布率が 0.500 ガロン /1,000 ft2 なのに、実測された散布率が 0.
g205524 図 57 1. g205520 図 56 1. 前のセクションと次のセク ションのアイコン使用不可 状態 3. 流量例目標の0.500 よりも 多い 2. ブームオン/オフアイコン図 は オフ 4. 「流量を減らしてください」 バルブを閉めてください表 示。 • A. ブームオン/オフアイコン図 56を押して ブームバルブを閉じる赤。 B. 車両の後ろに移動して、 C. ブームバルブ 1 のバイパスバルブを目標 レートに調整する。 5. 流量例目標の0.500 よりも 少ない 2. 「流量を増やしてくださ い」バルブを開いてくださ い 表示。 A. ブームオン/オフアイコン図 56を押して ブームバルブを閉じる赤。 B. 車両の後ろに移動して、 C. ブームバルブ 1 のバイパスバルブを目標 レートに調整する。 ブームバルブがバランスできましたというメッセー ジが表示され、バルブバランスウィザートは自 動的に次のブームバルブのバランス調整へ進 む 図 58 。 ブームバルブの散布率が低すぎ図 57。 注 この例では、目標散布率が 0.
g205525 図 60 1. ブームバルブバランス一覧 緑は完了赤は未完了 3. 「戻る」アイコン 2. スクロールバー 4. 「完了」アイコン g205522 図 59 バルブバランスウィザードを終了すると、設定ダ イアログボックスの中のバルブバランスアイコンが バランス調整終了を表示します図 61。 1. Next アイコン 7. 前部のブームバルブのバランス調整ができたら、 Next アイコンを選択する図 59。 8.
注 境界内部に設定されたもう1つの境界に散布 する方法については、標準モードについてのビデ オを参照してください。 散布用のノズルを選択する マ ル チ プ ロ 5800 タ ー フ ス プ レ ー ヤ 1. 新作業メニューで、ノズルアイコンを押す図 62。 散布システムの運転操作 1. ブームスイッチ3つ車両のコントロールコンソール にあるを ON にセットする図 64と図 65。 g205214 図 62 1. 2. ノズルアイコン 2. 承認アイコン ドロップダウンリストの中から、現在散布中のノ ズルを選択する。 注 現在散布中のノズルがリストの中にない場合 g203639 図 64 マルチプロ 1750 は、ノズル設定画面でノズルを追加してくださ い ノズルを作成する (ページ 31)を参照。 3. 承認アイコンを押す図 62。 新しい作業区域を作る 1. 1. 左ブームスイッチ 2. 中央ブームスイッチ 3. 右ブームスイッチ 作業メニューアイコンを押す図 63。 g203546 図 63 1. 作業メニューアイコン 2.
2. 車両のマスターブームスイッチを ON にセットす る。 3. コントロールコンソールにあるマスタースイッチの アイコン図 21を押すマルチプロ 5800 のみ。 4. 散布区域に乗り入れる。 注 設定された散布エリアに車両が入ると自動 的に散布を開始しますASC コントロールモード が境界線設定 。 注 ディスプレイには、散布予定場所を薄い灰色で、散 布しないエリアが濃い灰色で表示されます。全部が薄 い灰色の場合は、全部のエリアへの散布が可能です。 g031494 図 67 イージーモードで作業を終了するには 1. 現在のレート 3. 増減アイコン 在のジョブを繰り返す場合には、それまでのジョブ情報 をすべて削除してください。 2. 現在のレートのアイコン 4. 散布コントローラアイコン 1. エンジンを始動し、キーを RUN位置セットする。 5. フィールドメニューアイコンを押す。 2. 散布コントローラアイコン図 66を開く。 6.
g205685 図 71 マルチプロ 5800 g203772 図 69 1. 既存のジョブのリスト 2. ジョブ一覧アイコン 3. 作業メニューアイコン 1. 左ブームスイッチ 2. 中央ブームスイッチ 10. 9. ブームスイッチ3つ車両のコントロールコンソール にあるを ON にセットする図 70と図 71。 3. 右ブームスイッチ 散布を開始するには、画面上のマスタースイッチ アイコンを押し、作業区画に乗り入れる図 21。 注 車両が所定の散布エリアに乗り入れると自動 的に散布を開始します。 注 ディスプレイには、散布予定場所を薄い灰色 で、散布しないエリアが濃い灰色で表示されま す。全部が薄い灰色の場合は、全部のエリア への散布が可能です。 g203639 図 70 マルチプロ 1750 1. 左ブームスイッチ 2. 中央ブームスイッチ 3.
標準モードの使用方法 g205067 図 72 1. システム情報アイコン 6. 在庫管理アイコン 11. 作業メニューアイコン 16. センターマップビューアイコン 2. ガイダンスアイコン 7. 設定アイコン 12. フィールドメニューアイコン 17. 境界選択アイコン 3. GPS 情報アイコン 8. スプレーヤのダッシュボード 13. クイックスタートアイコン 18. ブーム表示アイコン マスタースイッチアイコン ズーム機能アイコン 4. 5. 9. 自動選択コントロール構成 アイコン 散布コントローラアイコン 10. 14. 受信機のキャリブレーション 15.
コンパスを正しく設定する。 1. レシーバキャリブレーションアイコンを選択する 図 73 。 2. コンパスアイコンを選択する図 73。 g209126 図 74 6. キャリブレーションを承認する図 73。 フィールドを作成する 注 1コースに1フィールドを作成し、そのフィールドにそ のコースのすべてのフィールド境界を登録します。 散布作業は、1 フィールド内でしか行われません。 フィールド間の境界には散布できません。 1. クイックスタートアイコンを押す。 2. フィールド名を選び、名称を入力し、承認アイコ ンを押す 図 75 。 g209223 図 73 1. 受信機のキャリブレーションアイコン 3. マシンを 1.5 回転旋回させる図 74。 4. Next アイコンを押す図 73。 5. まっすぐに 92m 走行する。図 74を参照。 g031294 図 75 30 1. クイックスタートアイコン 2. フィールドの名称 3.
ノズルを作成する 1. 2. 3. ノ ズ ル 表 (cont'd.) ユーザーアクセスレベルをSTANDARD 標準にセット する 表示モードの種類 (ページ 6)を参照。 ホーム画面の左下の設定アイコン を押す。 機材アイコン、ブームアイコン、ノズルアイコンを 押す 図 76 。 ノズル ノズルの色 流量 赤 1.5 リットル毎分 茶 1.9 リットル毎分 灰 2.3 リットル毎分 白 3.0 リットル毎分 青 3.8 リットル毎分 緑 5.7 リットル毎分 04 05 06 08 10 15 6. ノズル名 NOZZLE NAME アイコンを押す図 78。 g204392 図 76 1. 4. 5. ノズル設定画面 2. 新しいノズル... アイコン g204394 図 78 1. ノズル設定画面で、画面上部の新ノズル...アイコ ンを選択する図 76。 新ノズル設定画面のステップ1工場出荷リストの 流量または色から、新たに設定を行いたいノズ ルを選ぶ 図 77 。 7.
フローメータのキャリブレーション 用 意 す る も の 目盛付きの容器0.01ml 刻みで測れるも のが望ましい 。 キャリブレーションの準備 1. 液剤タンクがきれいであることを確認する。 2. 液剤タンクに少なくとも 600 リットルの真水を入 れる。 3. テストするノズルが選択されているブームから下 向きことを確認する。 4. 駐車ブレーキを掛け、エンジンを始動させる。 注 エンジンおよび油圧系統が動作温度に達する まで約 10 分間待つ。 テスト前プライミングを行う g204395 1. 散布コントローラアイコンを開き、右上角にある アイコンをクリックする図 81。 2. スプレーヤを手動モードに切り替える。 3. 個別ブームスイッチすべてを ON にセットする。 4. スロットルを高速位置とする。 5. マスターブームスイッチを ON にセットする。 図 79 1. ディスプレイのキーボード 2. 承認アイコン 注 マスターブームスイッチは車両のコンソール にあります。 3. Next アイコン次へ 6.
8. キャッチテストは少なくとも 15 秒間、できれば 1 分間実施する図 82。 注 テスト時間は容器の大きさに制限されます が、長い方が良いです。 9. 10. マスターブームスイッチを OFF にし、スロットルを 低速に戻し、ポンプを停止する。 目盛付き容器を水平な場所において回収され た水量を調べる図 83 重要 目盛付き容器で水量を測る時は必ず容器を 水平な場所においてください。 重要 目盛付き容器で水量を読み取る時は、湾 曲している水面の一番低い場所で読み取って ください。 重要 ちょっとした目盛の読み取り誤差が、結果 を大きく左右します。 g211485 図 81 1. 散布コントローラアイコン 2. 拡大アイコン 2. 3. 4. 5. 3. フローメータのアイコン 個別ブームスイッチすべてを ON にセットする。 スロットルを高速位置とする。 マスターブームスイッチを ON にセットする。 フローメータのアイコンを選択する図 81。 g193829 図 83 湾曲している水面の一番 3. 読み 取 ら な 高い位置ここで読 い こと 2.
作業の詳細を記録する 選択されているエリアに関連する作業の情報を見たり 設定したりするにはジョブメニューを使います。このメ ニューを使って情報を保存し、報告書の作成に利用す ることができます。 作業内容を記録する 1. 作業アイコンを押す図 86。 g211486 図 84 1. 13. キャッチテストを行う 2. 水量を確認する フローキャルの数値を承認する図 85。 g203550 図 86 g211487 図 85 1. テンキー 34 1. 作業メニューアイコン 2. 作業情報記録アイコン 3. 変更する情報のリスト 2. 作業情報記録アイコンを押す図 86。 3.
作業ノートを記録する 作業情報をエクスポートする 各作業についてメモを記録することができます。 注 エクスポートしたい作業情報がセッション中選択され た状態であることを確認する。 1. 作業情報アイコンを開く図 87。 1. 電源ボタンの下にある USB ポートのキャップを 外す 図 88 。 g203865 図 87 1. 作業ノートアイコン 2. 作業情報アイコン 2. 作業ノートアイコンを押す図 87。 3. メモを入力し、承認アイコンを押す。 g212841 図 88 1. キャップ 2. USB ソケット 35 3. USB 記憶装置 2. USB ソケットに USB 記憶装置を入れる図 88。 3.
g203551 図 89 1. 2. 作業メニューアイコン 3. 作業レポートエクスポート アイコン g203571 図 90 データ交換アイコン 1. USB 取り出しアイコン 4. データ交換アイコンを押す図 89。 5. 「作業レポートエクスポート」アイコンを選択す る 図 89 。 6. 作業レポートオプションのメニューから、以下の 選択を外す 7. • 自動調整レンジ • タスクデータ 9. 10.
マシンの準備を行う 1. 2. 3. 4. 5. g205126 図 91 マスターブームスイッチマルチプロ 5800 スプレーヤ2015 年度以前の製品 6. 開始前に、以下の説明をよくお読みください。 逆流防止駐車ブレーキー津にホースを接続し、タ ンクに約半分程度まで真水を入れる。 重要 散布前に、タンク、ストレーナ、ポンプ、 バルブ、ノズルを含め、すべての機材部分を点 検してください。 エンジンを始動する車両の オペレーターズマニュ アル を参照。 スロットルレバーを最大位置にセットする。 車両のコンソールにあるスイッチを OFF にセッ トする。 基本設定キャリブレーション値が正しいことを確認 してください。 セルフテスト機能の使い方 1.
F. 手動速度入力アイコンを押す図 97。 g203965 図 97 1. 手動速度入力アイコン 2. 構成アイコン g203966 図 95 1. ウインドウ切り替えアイコン 2. 散布コントローラアイコン D. E. 3. G. 散布コントローラのサブメ ニュー ウインドウ切り替えアイコンを押して散布コン トローラのメニューを出す。 現在のホーム画面と散布コントローラメニュー の位置が入れ替わる。 散布コントローラサブメニューの中の構成ア イコンを押して構成メニューを出す図 95。 g203967 図 96 1. 構成アイコン 2. 構成メニュー 38 キーボードから散布シミュレーション速度を入 力し、承認アイコンを押す図 97。 2. ウインドウ切り替えアイコンを押して散布コント ローラのメニューを出す図 95。 3.
注 散布量が変化しない自動修正が行われない場 合には、 セルフテスト機能の使い方 (ページ 37) を確認してください。 8. 一列の散布を行った後、マスターブームスイッ チをオフにセットする。 注 これにより、散布面積の積算も停止する。 9. 散布面積と散布総量を確認する。 X25 ソ フ ト ウ ェ ア の 構 成 を 復 元するには 重要 ソフトウェアの復元操作は、エキスパートアクセ ス レ ベ ル の 人 以 外 に は 行 え ま せ ん 。 必 要 に 応 じ Toro 代理店にご相談ください。 アラームリスト g204020 図 98 1. 散布レート減少アイコン 4. 散布コントローラアイコン 下の表で、アラームの種類と内容を確認してください 2. 要求散布率欄 5. プリセット散布レートその 1 アイコン アラームリスト 3. 散布レート増加アイコン 6.
ア ラ ー ム リ ス ト (cont'd.) アラーム 名称 タンク残量なし タンク残量の計算値がゼロになった。 タンク残量わず か タンク残量が減少中事前設定値に近づいて いる 。 ヒント RTK の 受 信 強 度 を 高 め る に は 経験的にRTKの受信状態が良くない場所の近くでは走 行速度を落としてください。 手動コントロールの使用 手撒きや薬剤の混和などのために水圧を高くしたい場 合には、手動コントロールにします。 散布率の応答時間を改善するには 攪拌 PWM (プリセット攪拌設定値) を、目標とする散布 水圧よりも約 0.69 bar (10 psi) 高く設定します。 速度を維持する g208796 図 99 一定の速度で真っ直ぐに走行してください。 1. 境界線のバックアップファイルを作成 するには インベントリマネージャのア イコン 2. USB へバックアップ 作業場所のすべての境界線データを保存することがで きます。境界線を保存するUSB ドライブを接続し、イン ベントリマネージャを選択し、図 99の中のオプション から選択する。 40 3.
保守 推奨される定期整備作業 整備間隔 整備手順 • フローメータを洗浄する（水和剤を使用しているときには間隔を短くする）。 200運転時間ごと フローメータの洗浄 9. 整 備 間 隔 : 200運転時間ごと 1. 内部を十分にすすぎ、完全に排水する。 2. スプレーヤからフローメータを外し、真水で洗 浄する。 3. 上流側のリテーナリングを外す図 100。 低圧0.34 barのエアで吹いてタービンが抵抗な く回転することを確認する。軽く回転しない場合 には、タービンハブの一番下にある 6 角ボルト を 1/16 回転ずつゆるめて自由に回転できるよ うにする。 ディスプレイ画面の清掃 スクリーンは中性洗剤と水で洗うことができます。 注 窓ガラスクリーナーなどの化学薬剤は使用しない でください。 g012934 図 100 1. 改造されたフランジ付きボ ディ 6. タービンスタッドアセンブリ 2. ロータ又はマグネットアセ ンブリ 7. ケーブルクランプ 3. ハブまたはベアリングアセ ンブリ 8. ねじ 4. ハブアセンブリキー溝が上 向き 9.
故障探究 注 万一 X25 コントロールコンソールのコンピュータが故障して修理などが必要になった場合には、車両のセンター コンソールのコントロールを使用して散布することができます。 システムが動作中にエラーが発生した場合には、エラーコードが表示されます。エラーは画面で見ることもできま す。以下に挙げるエラーは比較的一般的なもので、ユーザーによる修正が可能です。これら以外のエラーが表示 された場合や、エラーが直らない場合には、エラーコードをメモして代理店に連絡してください。 一般的なエラーメッセージ 問題 考えられる原因 対策 U1066 1. コンパスのキャリブレーションが不適 切。 1. 正しく設定し直す。 U1067 1. 新しい車両を検出。 1. コンパスを正しく初期設定する。 U1082 1. コンパクトフラッシュファイルシステム の残量が1未満。 1. ミニビューで、メモリ使用状態を確認す る。インベントリー管理機能を使用して 古いファイルを削除または移動する。 U3001 1. ファイルの移動に失敗。 1. もう一度操作してみる。 U5004 1.
問題 考えられる原因 対策 ROPS 上の GPS 受信機のランプが点滅し ていない。 1. GPS 受信機に電源が来ていない。 1. 適切に接続する。 水圧が不十分。 1. ノズルのサイズが不適切。 1. ノズル選択チャートで、適切なノズル を選択する。 2. ディスプレイで選択したノズルとブーム に付いているノズルが不一致。 2. X25 コマンドコンソールでの選択と実際 のノズルを一致させる。 3. 攪拌の設定が低すぎる。 3. 希望する水圧まで攪拌水圧を上げる。 ASC10 コントローラで、コントローラランプ が点灯していない。 1. ASC10 コントローラに電源が来ていな い。 1. 適切に接続する。 車用が走行しているのに、X25 コントロー ルコンソールに速度が表示されない。 1. コンパスのキャリブレーションが不適 切。 1. コンパスを正しく初期設定する。 2. 衛星からの電波を受信できていない。 2. 障害物から離れて、すこし待つ。 3. 車両の走行速度を 0.16 km/h 以上に する。 3. 車両の走行速度が 0.
メモ
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Toro 製 品 保 証 2年間品質保証 保証条件および保証製品 Toro 社およびその関連会社であるToro ワランティー社は、両社の合意に 基づき、Toro 社の製品「製品」と呼びますの材質上または製造上の欠陥 に対して、2年間または1500運転時間のうちいずれか早く到達した時点 までの品質保証を共同で実施いたします。この保証は、エアレータ以外 のすべての機器に適用されますエアレータ製品については別途保証があ ります。この品質保証の対象となった場合には、弊社は無料で「製品」 の修理を行います。この無償修理には、診断、作業工賃、部品代、運賃 が含まれます。保証は「製品」が納品された時点から有効となります。 *アワーメータを装備している機器に対して適用します。 保証請求の手続き 保証修理が必要だと思われた場合には、「製品」を納入した弊社代理店 ディストリビュータ又はディーラーに対して、お客様から連絡をして頂くことが 必要です。連絡先がわからなかったり、保証内容や条件について疑問があ る場合には、本社に直接お問い合わせください。 Toro Commercial Products Service Depart
