Operator's Manual
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運転の前に
注:前 後 左 右 は 運 転 位 置 か ら み た 方 向 です。
エンジン・オイルを点検する
エンジンにはオイルを入れて出荷しています。しかし、初
めて使用する際にはエンジン始動前と使用後に量を点
検してください。
オイル容量
オイルフィルタを含む 0.84 リットル
オイルフィルタを含まない 0.65 リットル
オイルは、API(米国石油協会)のSF, SG, SH またはSJ
グレードの SAE 30 オイルを使用します。
Toro のプレミアム・エンジン・オイルを代理店にてお求
め い た だくこ と が で きま す 。
1. 平らな場所に駐車する。
2. ディップスティック取り付け部の周辺をきれいにぬぐ
う( 図 9 )。
3. キャップ を左 に回してディップ スティックを 抜 きと
る。
4. ディップ スティック を ウェ スで き れいに拭う。
5. ディップスティック を 給 油 口にもう 一 度 差し込 み(た
だし キャップは締めないで)、もう一度抜き取る。
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1
図9
1 . ディップ ス ティック
2. 燃料タンクのキャップ
6. ディップスティック の目 印 で 油 量 を 点 検 する( 図
10)。
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図10
1. ディップスティック
2. 満タン
3. 要補給
7. 油量がディップスティックの ADD マークよりも少な
い 場 合 は 、F U L L マ ー ク ま で 補 給 管 か ら ゆっくりと
補給する。
重要 エンジン・オイルを入れすぎないこと。入れすぎた
ままでエンジンを運転するとエンジンを破損する恐れ
が あ り ま す 。入 れ す ぎ た 場 合 は 、オ イ ル 量 が デ ィ ッ プ ス テ
ィックの FULL マーク位置になるように、余分のオイル
を 抜 き取ってく ださい。
注: クランクケースが完全に空になっている場合には、
所要量の 3/4 までを一度にクランクケースに補給し、そ
の後に上記の手順でゆっくりとオイルを追加するとよい
でしょう。
8. ディップ スティックを 給 油 口 にもう一 度 差し込 み 、キ
ャップ をし っか りと締 める 。
使用ごとに、オイル量が ADD と FULL の間にあること
を ディップスティック で 確 認 す る( 図 1 0)。
燃料を補給する
最高の性能を発揮させるために、オクタン価 87 以上
の 、新 し い き れ い な 無 鉛 ガ ソ リ ン を ご 使 用 く だ さ い 。ガ
ソリンの劣化を避けるために、1度に購入するガソリンの
量は 30 日分を限度とするようにしてください。無鉛ガソ
リンを使うほうが、燃焼室内部の汚れが少なくなり、エ
ンジンの寿命も長くなります。無鉛ガソリンが入手でき
ない場合は、有鉛ガソリンを使用してください。
重要 ガソリンにオイルを混合しないでください。
重要 メタノール、メタノール 添 加 ガ ソリン、10 % 以 上の
エ タノー ルを 添 加 したガ ソ リン、プ レミ アム・ ガ ソ リン、ホ
ワイト・ガソリンなどを使 用しないでください。これらガ
ソリン以外の燃料を使用すると、燃料系統に問題が発
生し ま す。
重要 シーズンを越してしまったガソリンを使用しないで
ください。