Operator's Manual
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運転操作
注:前 後 左 右 は 運 転 位 置 か ら み た 方 向 です。
各部の名称とはたらき
実際にエンジンを始動して作業を始める前に、各部分の
操 作 方 法 を よく 知 ってお い てくだ さ い 。
速度セレクタ・レバー
前進3段階、後退1段階で切り替え可能です。希望する速
度位置にセレクタを動かしてください。(図12)
注:前進と後退との切り替えは、走行コントロール・レバ
ー か ら 手 を 離 して 行う必 要 がありま す。前進走行中に前
進速度を切り換える場合には停止する必要はありませ
ん。
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図12
1. 速度セレクタ・レバー
2. 走行レバー
3. ペイント制御レバー
4. ペイント制御レバーのラッチ
5. 駐車ブレーキ
6. 始動スイッチ
7. キャスタ解除レバー(右手のグリップの前)
8. アワー・メータ(オプション)の搭載場所
走行レバー
走行ドライブを ON にするには、レバーを前に倒して、右
ハ ン ド ・ グ リ ップ に 押 し 付 け る よ う に し ま す( 図 1 2 )。走
行 を 停 止 す る に は 、レ バ ー か ら 手 を 離 し ま す 。
ゆっくりレバーを握り込むと徐々に加速します。
ペイント制御レバー
レバーを握り込む(左ハンド・グリップに押し付けるよう
に )す る と 、ペ イ ン ト の 噴 射 が 始 ま り ま す( 図 1 2 )。 ペ イ
ントの噴射を停止するには、レバーから手を離します。
ペイント制御レバーについているラッチをつかうと、レ
バ ー の 位 置 を 固 定 す る こ と が で き ま す( 図 1 2 )。長 い 線
を引くときや、システムの洗浄を行う時に、このレバーを
使 用 す ると便 利 で す。
キャスタ解放レバー
キ ャ ス タ を 解 放 す る に は 、右 側 の レ バ ー を 握 り 込 み ま す 。
キャスタが回り始めたらレバーから手をはなすと解放状
態でロックされます。キャスタ・ホイールは、真正面向き
になると自動的にロックされます。
常用/駐車ブレーキ
レバーを後に倒すと駐車ブレーキが掛かります。レバー
を固定 穴(ディテント)にセットすると駐 車ブレーキとな
ります。レバーをディテントから外して前に倒すと駐車ブ
レ ー キ が 解 除 さ れ ま す( 図 1 2 )。
停止中や、誰も乗車していない時は、必ず駐車ブレーキ
を 掛 け てく ださ い 。
始動スイッチ
エン ジンの 始 動 はリコイル ・スタータを 引 いて 行 いま す
が、その前にキーを ON 位置にセットしてください(図
12)。キーを OFF 位置に回せばエンジンは停止します。
圧力調整ノブ
ノズル(図13)からペイントを噴 射する圧力を調整しま
す。調 整 は ノ ブ を 固 定 して い る ジ ャム ナ ット を ゆ る め て 行
います。ペイントのパターンを見ながらノブを出し入れし
て調整してください。ノブを右に回すと圧力が上昇し、
左 に 回 す と下 が り ま す。調 整 が で き た ら ナ ット を 締 め て
調整を固定してください。適正圧力については、このマ
ニュアルの「圧力を調整する」を参照してください。
注:圧力が強すぎるときれいなラインになりません。吹
きつけ過多となり、ペイントの撹 拌も不十分になります
から 注 意してく ださ い 。
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図13
1. 圧力調整ノブ
2. ジャム・ナット