Operator's Manual
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燃料タンクをの燃料の抜き取りと
燃 料フィ ル タの 清 掃
燃料フィルタ(スクリーン)のエレメントは燃料タンクの
内 部 に あ り ま す。燃 料 フィル タ の エ レ メ ン ト を 1 0 0 運 転 時
間ごとに洗浄してください。
1. エンジンを止め、各部が冷えるのを待つ。
重要 ガソリンを抜き取る作業はエンジンが十分に冷
えた状態で行うこと。
2. 点火プラグから点火コードを外す。
3. 燃料バルブを閉じる。
4. キャブレター部についているチューブ・クランプをゆ
る め て 燃 料 ラ イ ン( 図 3 9 )を 外 す 。
5. 燃料バルブを開く。
6. 燃料タンクと燃料ラインからガソリンを抜き取って認
可された容 器に回収する。
7. 機 体 か ら 燃 料タンクを外す。
8. 燃料バルブを閉じる。
9. 燃 料タンクに少 量 のガ ソリンを入れ 、タンクをゆする
などして内部をすすぐ。すすぎに使ったガソリンは認
可された容 器に回収する。
10. 燃料タンクと燃料ラインを元通りに取り付ける。
点火プラグの整備
点火プラグは100運転時間ごとに点検します。点火プラ
グはNGK BPR 5ES又 は 同 等 品 を 使 用しま す。
1. エンジンを止め、各部が停止するのを待つ。
2. 点火プラグから点火コードを外す。
3. 点火プラグの周囲をきれいにする。
4. シリンダ・ヘッドから点火プラグを外す。
重要 汚れその他の不具合のある点火プラグは交 換し
てくださ い。電 極 部 を磨 か ないでくださ い。細 か いか
けらなどがエンジン内部に落ち込んでエンジンを破
損させる恐れがあります。
5. 電極間のすき間を 0.76 mm に調整する(図41)。
図41
1. 0.76 mm
6. プラグとガスケット・シールを取り付ける。
7. プラグを23Nm(0.15 kg.m)にトルク締めする。
8. 点 火 プ ラグ・コ ード を接 続 する 。
ベルトの点検
ライン・ペインターのベルトは非常に耐久性に優れてい
ま す 。し か し 、紫 外 線 や オ ゾ ン 、薬 剤 な ど に 触 れ て 劣 化 が
進んだり傷んだり(割れなど)する可能性があります。
劣化を早期に発見するために、1 年に 1 度はベルトの点
検を行ってください。