Form No. 3358-147 Rev A ラ イ ン ・ ペ イ ン タ 1200 42053— —シ リ ア ル 番 号 310000001 以 上 モ デ ル 番 号 42053 製品のご登録、オペレーターズマニュアルやパーツカタログの無料ダウンロードはこちらへどうぞ:www.Toro.com.
この製品は、関連するEU規制に適合していま す; 詳細については、DOC シート(規格適合 証明書)をご覧ください。 警告 カリフォルニア州 65号 号決 議 に よ る 警 告 第 65 この製品のエンジンからの排気やその成分 はカリフォルニア州では発ガン性や先天性 異常を引き起こす物質とされています。 図1 1.
目次 エア・フィルタの整備 .................23 エンジン・オイルの交換 ..............24 オイル・フィルタの交換 ...............24 点火プラグの整備 ....................25 燃料系統の整備 .......................26 燃料タンクをの燃料の抜き取りと燃料 フィルタの清掃 ....................26 ベルトの整備 .........................26 保管 ...................................27 スプレー・システムの整備 ............. 27 エンジンの整備......................27 燃料系統の整備......................27 全体的な注意 .......................27 長期保管後の整備 ....................27 故障探究 ...............................29 図面 ..........................
安全について 照してください。メーカーが認めた以外の アクセサリやアタッチメントを使用しない でください。 安全防災面については十分に配慮して設計し 種々のテストを経て製造されておりますが、以 下に示す注意を守らないと人身事故が発生す るおそれがあります。 運転の前に • 作業場所をよく確認し、ゴミや作業の邪魔 になるものを取り除きましょう。 • また、裸足やサンダルで機械を運転しない でください。 • 運転中は必ず安全ゴーグルか側面を保護で きる保護メガネを着用してください。 • 警告: ガソリンは引火性が極めて高い。以 下の注意を必ず守ってください: – 燃料は専用の容器に保管する。 – 給油は必ず屋外で行い、給油中は禁煙。 – 給油はエンジンを掛ける前に行う。エ ンジンの運転中やエンジンが熱い間に燃 料タンクのフタを開けたり給油したりし ない。 – ガソリンがこぼれたらエンジンを掛けな い。機械を別の場所に動かし、気化した ガソリンが十分に拡散するまで引火の原 因となるものを近づけない。 – 燃料タンクは必ず元通りに戻し、フタは しっかり締める。 – 燃料タンクの清掃などが必要になった場 合は屋外
– ラッカー、シンナーなどの溶剤を使用し ないこと。 – 機械の洗浄には水と石鹸以外は使用し ないこと。 常な振動はトラブルの前兆であることが多 いものです。 斜面はスリップや転倒などを起こしやすく、こ れらは重大な人身事故につながります。法面で の作業に自信が持てない場合には、そのような 場所での作業を行わないでください。 運転操作 • 有毒な一酸化炭素ガスが溜まるような閉め 切った場所ではエンジンを運転しないでく ださい。 • 作業は日中または十分な照明のもとで行っ てください。 • 斜面では常に足元を確保してください。 • 作業中は絶対に走らないでください。 • 常にハンドルをしっかりと握ってください。 • 法面で方向を変える場合には、安全に十二 分の注意を払ってください。 • 急斜面では作業しないでください。 • 後退するときや、機械を手前に引くときに は安全に十分注意してください。 • ガードが破損したり、正しく取り付けられて いない状態のままで運転しないでください。 • エンジンの回転数を変えないでください。 • エンジンの始動は正しい手順で行ってくだ さい。 • エンジン回転させたままで搬送
• いつも最高の性能を維持するために、交換 部品やアクセサリは必ずトロの純正品をご 使用ください。 確認されています; ただしこの数値には不確 定値(K)1 dBA が含まれています。 音圧レベルの確認は、EC規則 11094 に定める 手順に則って実施されています。 • 機体に貼ってある安全ステッカーなどが汚 れたり読めなくなった場合には新しいもの に貼り替えてください。 振動レベル 音力レベル 腕および手 この機械は、音力レベルが 94 dBA であること が確認されています; ただしこの数値には不 確定値(K)1 dBA が含まれています。 右手の振動レベルの実測値 = 3.24 m/s2 左手の振動レベルの実測値 = 2.31 m/s2 不確定値(K) = 0.
108-0326 1. 2. 警告: オペレーターズマ ニュアル を読むこと。 火災の危険: 燃料補給前 にエンジンを止めること。 3. ギア・セレクタ 4. On/Off スイッチ 5. Off 6. On 7. 8. 9. 10. 常用/駐車ブレーキ ロック 入 切 108-0327 1. スプレー・ノズル: Off 2. スプレー・ノズル: On 3. レバーを後に倒すとノズルが On になります。 4. On position.
組み立て 付属部品 すべての部品がそろっているか、下の表で確認してください。 手順 内容 1 2 3 数量 用途 ボルト ナット ワッシャ ヘアピン・コッター 4 2 2 1 ハンドルとシフト・ロッドを取り付ける スプレー・ブーム(取り付けピン付) 1 スプレー・ブームを取り付けます ライン・ガイド 1 ライン・ガイドを取り付けます。 その他の付属品 内容 数量 用途 フィルタ・レンチ 1 ツール・ボックス内にあります ノズル 1 ツール・ボックス内にあります オペレーターズマニュアル 1 ご使用前にご覧ください。 エンジンマニュアル 1 エンジンに関する情報 パーツカタログ 1 パーツ番号を調べるための資料です。 オペレータのためのトレーニング資料 1 ご使用前にご覧ください。 認証証明書 1 CE 規格適合の認証書です。 注 前後左右は運転位置からみた方向です。 8
1 ハンドルとシフト・ロッドを取り付 ける この作業に必要なパーツ 4 ボルト 2 ナット 2 ワッシャ 1 ヘアピン・コッター 図4 1. 2. 下の取り付け穴 上の取り付け穴 1. シフト・ロッドを出荷用に固定しているヘ アピン・コッター、ワッシャ、ケーブル・タ イを外す(図 3)。ヘアピン・コッターと ワッシャは、シフト・ロッドを取り付ける 際に使用するので捨てないこと。 5. シフト・ロッドの上端をシフト・リンクに 差し込む(図 5)。先ほど取り外したワッ シャとヘアピン・コッターを使って、ロッ ド端をリンクに固定する。 2. ハンドルをタンク・サポートに固定してい るボルト(2本)、スペーサとナットを取 り外す(図 3)。ボルト、スペーサ、ナッ トは廃棄する。 図5 図3 シフト・ロッド 2. ハンドル 3. ハンドル 4. 上の取り付け穴のうち適当な穴を選び、ハ ンドルの位置を決め、ボルト(2本)とナッ トでタンク・サポートに固定する(図 4)。 手順 1. 3. 1. 2.
図8 図6 1. 2. ロッド・フィッティング シフト・ロッド 3. 1. 取り付けピン ワッシャとヘアピン・コッター 3 7. ボルトとナットを締めつける。 8. どのギアにもスムーズに入るようにロッド を調整する。必要に応じ、ロッド・フィッ ティングを上下に動かして調整する。 ライン・ガイドを取り付ける 9. ハンドルのケーブル・タイを締め付け、余 分を切り捨てる。 この作業に必要なパーツ 1 2 ライン・ガイド 手順 ライン・ガイド(図 9)をチューブに差込、調 整ノブを締め付ける。 スプレー・ブームを取り付ける この作業に必要なパーツ 1 スプレー・ブーム(取り付けピン付) 手順 スプレー・ブームを取り付けチューブに当て、 ピンで固定する(図 7 と 図 8)。. スプ レー・ブームは機体の左右どちらにでも取り付 けられ、機体の前後に回すことができます。 図9 1. 図7 1. スプレー・ブーム 10 ライン・ガイド 2.
製品の概要 キャスタ解放レバー キャスタを解放するには、右側のレバーを握 り込みます。キャスタが回り始めたらレバー から手をはなすと解放状態でロックされます (図 10)。キャスタ・ホイールは、真正面向き になると自動的にロックされます。 各部の名称と操作 走行速度コントロール 前進3段階、後退1段階で切り替え可能です。速 度を選ぶには、まず速度コントロール・レバー を希望の速度にセットします(図 10)。 常用/駐車ブレーキ レバーを後に倒すと駐車ブレーキが掛かりま す。レバーを固定穴(ディテント)にセットす ると駐車ブレーキとなります。レバーをディテ ントから外して前に倒すと駐車ブレーキが解除 されます(図 10)。 注 前進と後退との切り替えは、走行コントロー ル・レバーから手を離して行う必要がありま す。FORWARD(前進)走行中に前進速度を切り 換える場合には停止する必要はありません。 停止中や、誰もついていない時は、必ず駐車 ブレーキを掛けてください。 始動スイッチ エンジンの始動はリコイル・スタータを引いて 行いますが、その前にキーを ON 位置にセット してください(図 10)。
図 11 1. 圧力調整ノブ 2. 図 13 ジャム・ナット 1. プライマ リコイル・スタータ フラッシュ/ペイント切り替えレバー エンジンが冷えている場合には、プライマを 3回押してからスタータを操作してください (図 12)。 このレバーを上にセットするとシステムの内 部洗浄を行うモードになります。レバーを下 にするとペイント・モード、すなわちライン引 きを行うモードです。中央位置は Off です (図 14)。Off 位置ではポンプへの流路がす べて閉じられます。この OFF 位置は、タンク 内にペイントが入った状態でペイント・フィル タのつけはずしを行う時に便利です。レバーを OFF 位置にしたままでエンジンを掛けないよう に注意してください。 図 12 図 14 1.
運転操作 仕様 長さ(ハンドルを含む) 162.6 cm 幅(車輪外側まで) 73.7 cm 幅(スプレー・ヘッドを含む) 91.4 cm 高さ 116.8 cm ホイールベース 55.9 cm 純重量 108.9 kg 注 前後左右は運転位置からみた方向です。 安全第一 このマニュアルに記載されている安全上の注意 やステッカーの表示内容を良く読んでくださ い。オペレータや周囲の人を事故から守る重要 な情報が掲載されています。 アタッチメントやアクセサリ エンジン・オイルの量の点検 メーカーが認定する Toro 様々なアタッチメン トやアクセサリでお仕事の幅をさらに広げてく ださい。アタッチメントやアクセサリについて の情報は、 正規ディーラー またはディストリ ビュータへ。インターネット www.Toro.com も ご利用ください。 整 備 間 隔 : 使用するごとまたは毎日 エンジンには約 0.
4. きれいなウェスでディップスティックを ぬぐう。 ガソリンを補給する 5. ディップスティックをエンジンに差し込 む がねじ込まない。 機械の性能を最も良く発揮させるために、オク タン価87以上の、きれいで新しい無鉛ガソリン を使ってください。ガソリンの劣化を避けるた めに、1度に購入するガソリンの量は 30 日分 を限度とするようにしてください。無鉛ガソリ ンを使うほうが、燃焼室内部の汚れが少なく なり、エンジンの寿命も長くなります。無鉛 ガソリンが入手できない場合は、有鉛ガソリン を使用してください。 6. 引き抜いてディップスティックの目盛りで 油量を点検する(図 15)。 7.
3. 燃料タンクの首の根元から 6 mm~13 mm 程 首の 部 度下まで無鉛ガソリンを補給する。首 分にまでガソリンを入れないこと。 危険 燃料補給を行う際、静電気の発生によりガソ リンに引火する場合があるので十分に注意す る。ガソリンへの引火したり爆発したりする と、やけどや火災などを引き起こす。 重要 ガソリンは温度が高くなると膨張しま すから、そのための空間をタンク内に確保 す る た め 、 タ ン ク の 天 井 か ら 6 mm 程 度 に は ガソリンを入れないでください。 • ガソリン容器は車から十分に離し、地面に 直接置いて給油する。 4. キャップをはめ、こぼれたガソリンは必ず 拭き取る。 • 車に乗せたままの容器にガソリンを補給し ない。車両のカーペットやプラスチック製 の床材などが絶縁体となって静電気の逃げ 場がなくなるので危険である。 エンジンの始動手順 • 可能であれば、機械を地面に降ろし、車輪 を地面に接触させた状態で給油を行う。 1.
1. 走行コントロールをニュートラル位置にセッ トし、駐車ブレーキを掛ける(図 10)。 2. エンジンを始動する。 3. 速度コントロール・レバーを希望の設定に セットする(図 10)。 4. 駐車ブレーキを解除する。 注 走行レバーとハンドルとの距離を変える と、走行速度が変わります。 ペイントを混合する • ライン・ペインターは、ラテックス系の水溶 性ペイント専用の機械です。 • 水とペイントの推奨混合比は 1:1~10:1で す。ペイントの品質および希望する仕上が り状態に応じて、この範囲で混合比を変 えてください。 図 19 • 油性ペイントを使用しないでください。 • ペイントと水を混合してから機械のペイ ント・タンクに移して使うのが最もよい方 法です。 5. 始動キーを Start 位置に回す(図 10)。 6. 抵抗を感じるところまでスタータ・ハンドル (図 13)を引き上げ、そこから力強く引 く。ロープは自然に巻き取られる。 • ペイント・タンクの容量は約 45 リットル です。 エンジンの停止手順 ペイント・タンクにペイントを入れる 1. 走行制御レバーから手を離す。 2.
4. ペイントを希望量だけ、ストレーナからタ ンクに入れる。 5. エンジンを掛けた状態で機械の循環機能 を使って 1 分間撹拌してからライン引き 作業に掛かる。 ペイントの幅を調整する 1. スプレー・シールドをブームのアームに固定 している蝶ナットをゆるめる(図 23)。 注 蝶ナットをゆるめたり締め付けたりする ときにはフィルタ・レンチのスロットの付い ている方の端部を使用してください。 図 21 1. タンク・ドレン・バルブ 4. タンクのふたを取る(図 22)。 図 23 1. 2. 3. ブームのアーム・ストップ 2. ラインの幅が希望通りの幅になるように シールド(図 23)の位置を調整する。各 シールドが、ノズルから同じ距離になるよ うにすること。 図 22 1. スプレー・シールド スプレー・シールドの蝶ナッ ト タンクのふた 5. 混合ずみのペイントを希望量だけ、スト レーナからタンクに入れる。 ペイント・ス トレーナは外さないこと。 3. 蝶ナットを締めつける。 4.
図 26 1. 2. 3. 4. 5. ノズル・シリーズ スプレーの角度 流量 パターン カラー・コート・オプション スプレーの角度 5~10 cm のライン幅 65 度のノズル 10 cm を超えるライン幅 80 度のノズル 流量 図 24 1. 2. スプレー・ノズル ノズル・チューブのねじ 3. 流量の数値は、圧力 2.8 kg/cm2 で使用し た場合の1分あたりの流量です。数値が大き いほど流量も大きくなります。 チェック・バルブ 5.
真水タンクに水を入れる スプレーの均一さが不十分な程度に低くな るまで圧力を下げる。 2. 圧力調整ノブを右に回し、希望通りのスプ レー幅とパターンになったら止める。 真水タンク(図 29)は、システム内部を通 水洗浄するためのものです。タンクの容量は 7.7 リットルです。 注 通常は、低めの圧力に設定すると最良の 結果が得られます。 注 圧力が強すぎるときれいなラインになり ません。吹きつけ過多となり、ペイント の撹拌も不十分になりますから注意して ください。 ガイドを調整する ガイド(図 28)は、オペレータが所定のライ ンを維持するのに便利な目印です。 注 スプレーがシールドに触れると、シールド の上にペイントがたまって、スプレー動作を 止めた後にボタ落ちしたり無用のスジを引い たりする可能性があります。 1. ライン・マーカー(図 28)を取り付け チューブに固定しているネジをゆるめる。 2. ガイドの位置を調整する。 3. ねじを締め付ける。 図 29 1.
ペイント・システムの清掃 ライン・ペインターの洗浄手順: 1. 走行速度セレクタ・レバーがニュートラル位 置にあり、かつ駐車ブレーキが掛かってい ることを確認する。 2. ペイント・タンクのストレーナ(図 30)を 外して水洗いする。 図 32 1. 撹拌ライン 2. タンク・ドレン・バルブ 5. エンジンを始動してポンプを作動さ(循 環)せる。 6. 洗浄/ペイント切り替えレバー(図 33)が 「ペイント」位置にあることを確認する。 7. エンジンを 5~10 秒間運転して内部に残っ ているペイントを排出する。 図 30 1. タンク・ストレーナ 3. ペイント・タンクのドレン・バルブを開く (図 31)。バルブの開きを大きくするほど 流れ出るペイントの量が多くなる。 図 33 1. 8. ペイント・コントロール・レバーを操作し て、開いた状態でロックする。これによ り、連続した水流でノズルが洗浄される。 図 31 1. フラッシュ/ペイント切り替えノブ 9.
きれいな水がでてくるまで洗浄を続けて ください。 10.ポンプ・フィルタを外して洗浄する。「ポン プ・フィルタの洗浄」を参照。 ポンプ・フィルタの清掃 ペイント・フィルタを外して洗浄する (図 34)。 1. エンジンを停止させる。 2. 機械に付属しているレンチを使って、ポン プ・フィルタのキャップを外す。 図 35 3. ポンプ・フィルタを外してきれいな真水で 洗浄する。 1. 機体後方のロープ掛けポイント 4. ポンプ・フィルタと キャップを元通りに取 り付ける。 図 34 1. 図 36 ポンプ・フィルタのキャップ 1.
• 機械を常に良いコンディションに維持し ましょう。 • ペイントを開始するには: – ペイント・タンクに、混合済みのペイン トを入れる。 – ペイント/洗浄切り替えレバーをペイン トにセットする。 – エンジンを始動する。 – 速度コントロール・レバーを希望のギア にセットする。 – 走行レバーをゆっくりとつなぐ。 – ペイント・コントロールを「入」にセッ トする。 22
保守 注 前後左右は運転位置からみた方向です。 推奨される定期整備作業 整備間隔 整備手順 使用開始後最初の 5 時間 • エンジン固定部を点検するゆるみがあれば締め付ける 使用開始後最初の 8 時間 • エンジン・オイルの交換してください。 使用するごとまたは毎日 • エンジン・オイルの量を点検する。 25運転時間ごと • エアクリーナのスポンジを清掃する(ほこりのひどい場所で使用する場合はよりひん ぱんに)。 50運転時間ごと • エンジン・オイルを交換する(ホコリのひどい場所で使用する場合は、より頻繁に手 入れを行う)。 • 燃料タンクや燃料ホースから漏れがないか点検する必要に応じて部品を交換する • ベルトについているゴミを取り除く 100運転時間ごと 300運転時間ごと 1年ごと • • • • エンジン・オイルとフィルタの交換を行う。 点火プラグを点検する。 ペーパー・エア・フィルタを交換する。 冷却システムを清掃する;エンジンの冷却フィンについているゴミやよごれを取り除く。 汚れやすい環境で使用している場合にはより頻繁な清掃が必要 • 燃料フィルタを清掃する。
2. エンジンを止め、各部が停止するのを待つ。 3. 点火コードを取り外す(図 18)。 4. オイル・ドレン・バルブの下に適当な容器 を置く(図 38)。 図 37 1. 2. 3. エア・フィルタのハウジング プレクリーナ(スポンジ) ペーパー・エア・フィルタ 4. 5. カバー ネジ 図 38 1. 3. カバーをはずしてていねいに洗う(図 37)。 4. ペーパー・エア・フィルタ(図 37)を外し て点検し、汚れがひどい場合には廃棄する。 5. 6. 7. 8. オイル・ドレン・バルブ 2. オイル・フィルタ 5. ドレン・バルブを回してバルブを開き、排 出されるオイルを容器に回収する。 重要 ペーパー・エア・フィルタは洗って再 使用などしないこと。 プレクリーナ(スポンジ)を外して水と洗剤 で洗い、ウェスなどにはさんで水分を取る。 プレクリーナ(スポンジ)をオイルに浸し、 押し絞り(ひねらないこと)して余分のオ イルを落とす。 プレクリーナ(スポンジ)を取り付ける。 ペーパー・エア・フィルタを取り付ける。 6. オイルが抜けたら、ドレン・バルブ回して 閉じる。 7.
5. フィルタを外したときにこぼれおちるオイ ルを受けられるようにウェスを敷く。 6. オイル・フィルタを外す。 7. 新しいフィルタのガスケットに、指でオイ ルを塗りつける(図 39)。 図 40 1. 2. 3. 中央の電極の碍子 側部の電極 隙間(実寸ではない) 図 39 1. ガスケット 6. プラグとガスケット・シールを取り付ける。 7. プラグを23 N•m(2.3 kg.m)にトルク締め する()。 8. 新しいフィルタを取り付けて 2/3 回転だ け手で締め付ける。 8. 点火コードを接続する。 9. エンジンに新しいオイルを入れる。ディップ スティックの Full マークまで入れること。 「エンジン・オイルを点検する」を参照。 10.点火コードを接続する。 11.エンジンを始動して約 3 分間運転する。 12.エンジンを停止し、機械の可動部がすべて 完全 に停止したら、フィルタ周囲にオイル がもれていないかを点検する。 13.オイル・フィルタに吸収された分のオイル を補給する。「エンジン・オイルを点検す る」を参照。 14.
燃料系統の整備 ベルトの整備 燃料タンクをの燃料の抜き取りと 燃料フィルタの清掃 ライン・ペインターのベルトは非常に耐久性に 優れています。しかし、紫外線やオゾン、薬剤 などに触れて劣化が進んだり傷んだり(割れな ど)する可能性があります。 整 備 間 隔 : 1年ごと 一年に一度はベルトの点検を行い、磨耗具合、 割れの発生、よごれや異物の付着を点検し、必 要に応じてベルトの交換を行うことを強くお 奨めします。 燃料フィルタ(スクリーン)のエレメントは燃 料タンクの内部にあります。 1. エンジンを止め、各部が冷えるのを待つ。 注 ガソリンを抜き取る作業はエンジンが十 分に冷えた状態で行うこと。 2. 点火コードを取り外す(図 18)。 3. キャブレター部についているチューブ・クラ ンプをゆるめて燃料ラインを外す。 4. 燃料タンクと燃料ラインからガソリンを抜 き取って認可された容器に回収する。 5. 燃料タンクに少量のガソリンを入れ、タン クをゆするなどして内部をすすぐ。すすぎ に使ったガソリンは認可された容器に回収 する。 6.
保管 燃料系統の整備 警告 シーズン終了後に格納保管する場合には、まず 通常の保守作業を行ってください。このマニュ アルの「保守」の項を参照してください。 長期間にわたって機械を保管しているあいだ にガソリンが揮発し、裸火に触れて爆発する 危険がある。 • ガソリンは長期間にわたって保管しないこ と。 • 燃料タンクやキャブレターににガソリンを残 したままで、火の気のある閉め切った室内に ライン・ペインタを保管しないこと。(ス トーブや湯沸かし器のある室内は危険。) • 閉めきった場所に本機を保管する場合は、エ ンジンが十分冷えていることを確認する。 保管には、汚れていない乾燥した場所を選ん でください。機体にはカバーを掛けて汚れなど を防ぎましょう。 スプレー・システムの整備 1. スプレー・システムを洗浄する。 2. 洗浄/ペイント切り替えレバーを「洗浄」 位置にして洗浄し、最終的にタンクを空に する。 ライン・ペインタを長期保管する場合には燃料 タンクを空にしておく。 1. 燃料切れで自然に停止するまでペインタの エンジンを掛けておく。 2.
5. 必要な整備をすべて行う;「保守」を参照。 6. 燃料タンクに新しい燃料を入れる。 7. エンジン・オイルの量を点検する。 8.
故障探究 問題 エンジンが掛からない。 エンジンが掛かりにくい、または力がない。 考えられる原因 1. 燃料タンクが空または燃料が粗悪。 1. 良質の燃料を補給する。燃料タンクや燃 料系統に粗悪な燃料が残っていたりす るといつまでたっても問題が解決しない ので代理店に相談する。 2. 点火プラグ・コードが接続されていない。 2. 点火コードを接続する。 3. 点火プラグの割れ、ギャップの狂いな どがある。 3. 点火プラグを点検し、必要に応じて交換 する。点火プラグに割れや傷がある場 合には交換する。 1. 燃料が粗悪である。 1. 良質の燃料を補給する。 2. 燃料キャップの通気孔が詰まっている。 2. 通気孔を清掃するか新しいキャップに 取り替える。 3. エア・クリーナのエレメントの整備 3. エア・クリーナのエレメントが汚れていて エアを取り込めない。 4. 点火プラグの割れ、ギャップの狂いな どがある。 5. エンジン・オイルの量が不足またはオイ ルが汚れている。 エンジンの回転が一定でない 対策 4.
図面 ペ イ ン ト ・ シ ス テ ム 回 路 図 (Rev.
メモ: 31
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