Form No. 3380-570 Rev A 油圧パワーパック -200ト トッ プ ド レ ッ サ プ ロ パ ス -200 44713— —シ リ ア ル 番 号 314000001 以 上 モ デ ル 番 号 44713 取り付け要領 警告 カリフォルニア州 65号 号決議による警告 第 65 米国カリフォルニア州では、この製品に、ガンや先天性異常などの原因とな る化学物質が含まれているとされております。 カリフォルニア州では、この製品に使用されているエンジンの排気には発癌性や先天 性異常などの原因となる物質が含まれているとされております。 安全について 安全ラベルと指示ラベル 以下のラベルや指示は危険な個所の見やすい部分に貼付してあります。読めなくなったもの は必ず新しいものに貼り替えてください。 115-2047 1. 119–6807 警告 ― 高温部に触れないこと。 1. 119–6829 119-6844 1.
取り付け 注意 11馬 馬力 油 圧 パ ワ ー パ ッ ク の 取 り 付 け プ ロ パ ス 用 11 を行う前に、以下のことを確認してください: • プロパスが、しっかりした平らな床に置か れていること。 • プロパスのジャッキスタンドが下りた状態 であること。 • 外部からの油圧や電気がすべて切断された 状態であること。 • プロパスが不意に動き出すことのないよ う、搭載車両の車輪の前後が輪止めで固定 されていること。 図1 • パワーパック・アセンブリを持ち上げる時に は必ず2人で行うこと。 1. 1. プロパスのオペレーターズマニュアルの説明 に従って:ツインスピナーをプロパスから外 し、高圧側と戻り側の油圧ホースを固定する。 5. 注 2005年4月より後に製造されたプロパスに は、シャーシの後壁にすでに穴が開けてあり ます。すでに穴が開いている場合には、以下 の2~13の作業は飛ばしてください。 2.
12. マーキングした各位置に、直径 7/16 in (40.64 cm)の穴を開ける。 13. 各穴のバリを除去する。 14. プロパスのヒッチチューブがきれいなこと、 ゴミや土がついていないことを確認する。 15. エンジン・アセンブリの梱包を解く。 16. エンジン取り付けブラケットをエンジン取り 付けプレートに固定しているボルト2本をゆる める(取り外さないこと)(図 3)。 19. エンジン・アセンブリは重いので、位置決めが 難しい。助手を一人使って、エンジン・アセン ブリをプロパスのヒッチチューブに載せる。エ ンジンの取り付けブラケットがヒッチ・チュー ブ(図 5)をまたいでいること、また、エンジ ン取り付けプレートの後部とプロパスのヒッ チ・チューブのレシーバとの距離が約25mmで あることを確認する(図 6)。 図5 1. ヒッチチューブ 図3 1. 17. 取り付けボルト(2本) バッテリー押さえ用ストラップを固定してい るナット2個を外し、ナット、ワッシャ、ボル トチューブを脇によける(図 4)。 図6 1. 25 mm 20. 図4 1. 18.
図7 1. ヒッチチューブ 2. 取り付けボルト(2本) 21. エンジン取り付けブラケットを調整して、この ブラケットがヒッチに対してしっかり取り付く ようにする。エンジン取り付けブラケットを エンジン取り付けプレートに固定しているボ ルト 2 本をしっかりと締め付ける(図 8)。 22. エンジン取り付けプレートが水平になってい ることを確認し、エンジン取り付けブラケッ トの下穴を通っているボルト2本(1/2 x 12.70 in)をしっかりと締め付ける。 23. バッテリートレイにバッテリーを載せる;端 子が図 8のようになるように載せること。 24. バッテリーにバッテリー押さえを取り付ける (図 8)。 25. バッテリー取り付け用ストラップを、ヒッチ チューブの下に保持する(図 8)。 26. 右側では、ワッシャ、バッテリー押さえスト ラップ、エンジン取り付けプレート、バッテ リートレイ、バッテリー押さえを貫通させて、 バッテリーボルトを取り付ける。 そしてフラ ンジナットで仮止めする(図 8)。 図8 注 ボルトは下から通すこと。 27. 28. 1. 2.
図9 1. 図 10 ホースガイド 1. 注 油圧オイルタンクを載せるには、シャーシ の後壁についている取り付けボルト2本を取り 外す必要があります。そして取り外したボル トを使ってタンクを取付けます。 31. 3/8 x 1 in ボルトとナイロンロックナット (各4)を梱包から取り出す。油圧タンクを下 から支えながら、ホースガイドと油圧ホース #3および #4を、プロパスのシャーシの後部壁 の中央についている大きな穴に通し、シャー シの後部壁に油圧タンクを密着させる。そし てクランプかボルトを使ってその位置に油圧 タンクを仮止めする。 ホースガイド 34. ボルト(1/4 x 3/4 in)、フランジロックナッ ト各2を使って、ホースガイドをバッテリート レイのタブに取り付ける(図 10)。 35. 以上ができたら、油圧タンクをプロパスの シャーシの後部壁に取り付ける; ボルト(3/8 x 1 in)、平ワッシャ、ナイロンロックナッ トを使用する。先に取り外しておいた取り付 けボルトも使用する。各ボルト・ナットを本 締めする。 36.
図 12 1. 油圧ポンプ 2. 図 15 油圧ホース #4 1. 38. SH バージョン(モデル 44701)では、プロパ スの前部にカバーを固定している固定具を取 り外し、カバーを外して脇においておく(図 13)。 40. 加圧側 2. Return(戻り側) もし、加圧側および戻り側ホースが 図 14 お よび 図 15 に示す位置に取付けてあった場 合には、取り外す。 注 油圧ホースが機械の高温部、鋭利な部分、 可動部分を確実に避けるようにしてくださ い。特にマフラーからはできるだけ離して取 付けてください。 41. 油圧ホースを油圧コントロールパネルに接続 する。SH バージョンについては 図 14 と 図 16 を参照、EH バージョンについては 図 15 と 図 17 を参照。 図 13 1. 39. カバー プロパスベースモデルの高圧側および戻り側 の油圧接続を確認する。SHバージョンについ ては 図 14 を参照、EHバージョンについては 図 15 を参照。 図 16 1. G014215 図 14 1. 加圧側 2.
図 19 図 17 1. 1. ホースの径路 42. 全部の油圧接続部を本締めする。 43. プロパスのツインスピナー・アセンブリを元 通りに取り付ける。 44. この黒線と既存の黒いバッテリーケーブル を、バッテリーのマイナス端子に接続し、白 線と既存の赤いバッテリーケーブルを、バッ テリーのプラス端子に接続する。 45. 中間ワイヤハーネスを、プロパスの電源ワイ ヤハーネスのコネクタに接続する(図 18 ま たは 図 19)。 図 18 1. 電源ハーネス 2. 中間ワイヤハーネス 7 電源ハーネス 2.
運転操作 7. 注意 オイルフィルタのキャップ/ディップスティッ クを元通りに取り付け、こぼれたオイルをふ き取る。 重要 エンジンエンジンオイルの量が適切でない とエンジンが始動しません。オイルの量が適切で あることを確認してください。エンジンオイルの 量が適切でないと、クランキングしてもエンジン が始動しません。 パワーパックに対して作業を行う場合は全て OFFに にな っ て い る こ と を の コ ン ト ロ ー ル 装 置 が OFF 確認する。 エンジンオイル 油圧系統 重要 エンジンはには オイルが入っていません(出 荷前商品検査の後、オイルを抜き取っています)。 さらに詳しい情報については、エンジンのオペレー ターズマニュアル をご覧ください。 出荷時に油圧オイルを入れておりません; 高品質 の油圧作動油 32.
使用推奨燃料: • 機械の性能を最も良く発揮させるために、オク タン価87以上の、きれいで新しい(購入後30日 以内)無鉛ガソリンを使ってください(オクタ ン価評価法は(R+M)/2 を採用)。 • エタノール:エタノールを添加(10% まで)した ガソリン、MTBE(メチル第3ブチルエーテル)添 加ガソリン(15% まで)を使用することが可能で す。エタノールとMTBEとは別々の物質です。エタ ノール添加ガソリン(15% 添加=E15)は使用でき ません。エタノール含有率が 10% を超えるガソ リン(たとえば E15(含有率 15%)、E20(含有 率 20%)、E85(含有率 85%)は絶対に使用して はなりません。これらの燃料を使用した場合に は性能が十分に発揮されず、エンジンに損傷が 発生する恐れがあり、仮にそのようなトラブル が発生しても製品保証の対象とはなりません。 図 22 1. 3.
警告 バッテリーの端子に金属製品やトラクタの 金属部分が触れるとショートを起こして火 花が発生する。それによって水素ガスが爆 発を起こし人身事故に至る恐れがある。 • バッテリーの取り外しや取り付けを行 うときには、端子と金属を接触させな いように注意する。 • バッテリーの端子と金属を接触させな い。 ヒント • プロパスのクレビスヒッチを牽引車両に接続す る。 ヒッチピンは牽引車両用に認可されてい る高張力ピンを使用すること。 • 燃料バルブを開き、スロットルレバーを真ん中 の位置にし、チョークを掛けて、エンジンを掛 ける。エンジンが掛かったらチョークをOFFに し、スロットルを全開にする。 • プロパスの動作確認をする。油圧漏れがないこ とを確認し、必要に応じて調整を行う。 • 油圧装置の試運転を行ったら、油圧オイル量を 確認し、必要なら補給する。 注 運転中にペンダントスイッチやコードを引き ずらないよう注意すること。 10
メモ: 11
Toro 製 品 の 総 合 品 質 保 証 限定保証 保証条件および保証製品 Toro 社およびその関連会社であるToro ワランティー社は、両社の合意に 基づき、Toro 社の製品(「製品」と呼びます)の材質上または製造上の欠 陥に対して、2年間または1500運転時間のうちいずれか早く到達した時 点までの品質保証を共同で実施いたします。この保証は、エアレータ以 外のすべての機器に適用されます(エアレータ製品については別途保証 があります)。この品質保証の対象となった場合には、弊社は無料で「製 品」の修理を行います。この無償修理には、診断、作業工賃、部品代、運 賃が含まれます。保証は「製品」が納品された時点から有効となります。 *アワーメータを装備している機器に対して適用します。 保証請求の手続き 保証修理が必要だと思われた場合には、「製品」を納入した弊社代理店(ディ ストリビュータ又はディーラー) に対して、お客様から連絡をして頂くことが必 要です。連絡先がわからなかったり、保証内容や条件について疑問がある 場合には、本社に直接お問い合わせください。 Toro Commercial Products