Operator's Manual

ManualsBrandsToro ManualsRiding ProductsGrandStand Mower, With 122cm Rear Discharge TURBO FORCE Cutting Unit

FormNo.3443-221RevA

GrandStand

モモ

モ

アア

ア

122cm後後

後

方方

方

排排

排

出出

出

TURBOFORCE

カカ

カ

ッッ

ッ

テテ

テ

ィィ

ィ

ンン

ン

ググ

グ

ユユ

ユ

ニニ

ニ

ッッ

ッ

トト

ト

搭搭

搭

載載

載

機機

機

モモ

モ

デデ

デ

ルル

ル

番番

番

号号

号

72542TE—シシ

シ

リリ

リ

アア

ア

ルル

ル

番番

番

号号

号

400000000以以

以

上上

上

製品の登録はwww.Toro.com.

この文書は翻訳です。(JA)

*3443-221*

Summary of content (60 pages)

PAGE 1
Form No. 3443-221 Rev A GrandStand® モア 122 cm 後方排出 TURBO FORCE® カッティングユニット搭載機シリアル番号 400000000 以上モデル番号 72542TE—シ製品の登録は www.Toro.com.
PAGE 2
この製品は、関連するEU規制に適合しています。詳細については、DOC シート規格適合証明書をご覧ください。モデル番号詳細な内容については、マシンに同梱されているエンジンメーカーからの情報をご参照ください。シリアル番号この説明書では、危険についての注意を促すための警告記号図 2を使用しております。これらは死亡事故を含む重大な人身事故を防止するための注意ですから、必ずお守りください。はじめにこの製品は、ロータリーブレード式の立ち乗り方芝刈り機であり、そのような業務に従事するプロのオペレータが運転操作することを前提として製造されています。この製品は、適切な管理を受けている家庭の芝生や商用目的で使用される芝生に対する刈り込み管理を行うことを主たる目的として製造されております。この機械は本来の目的から外れた使用をすると運転者本人や周囲の人間に危険な場合があります。 g000502 図2 1.
PAGE 3
目次エンジンオイルについて ..................................32 点火プラグの整備 .........................................34 スパークアレスタの点検 ..................................35 燃料系統の整備 ................................................... 35 燃料タンクの内部清掃 ....................................35 燃料タンクを取り外す .....................................35 燃料フィルタの交換........................................36 電気系統の整備 ................................................... 37 電気系統に関する安全確保.............................37 バッテリーの整備 .........................
PAGE 4
安全について • 排出口の近くに手足などを近づけないでください。 • 作業場所に、無用の大人、子供、ペットなどを近づけないでください。子供に運転させないでください。講習を受けて正しい運転知識を身に着け、運転操作に必要な運動能力があり、責任ある大人のみがこの機械の操作を行ってください。 • 整備、燃料補給、詰まりの解除作業などを行う前には、必ず停止し、エンジンを切り、始動キーを抜き取ってください。本機はEN ISO 5395に準拠して設計されています。安全に関する一般的な注意この機械は手足を切断したり物をはね飛ばしたりする能力があります。重大な人身事故を防ぐため、すべての注意事項を厳守してください。 • エンジンを始動する前に必ずこのオペレーターズマニュアルをお読みになり内容をよく理解してください • 機械の可動部の近くには絶対に手足を近づけないでください。 • ガードなどの安全保護機器が正しく機能していない時は、運転しないでください。間違った使い方や整備不良は人身事故などの原因となります。事故を防止するため、以下に示す安全上の注意や安全注意標
PAGE 5
decal116-8775 116-8775 1. オペレーターズマニュアル 2. を読むこと。警告補給口の首の根元まで補給入れすぎないように注意。 decal131-3524 131-3524 1. オペレーターズマニュアル 3. オイル低温時のライン 131-3528 を読むこと。 2. トランスミッションオイル decal131-3507 131-3507 1. オペレーターズマニュアル 2. ベルトテンショナ 15A を読むこと。 15A 10A 7.5A decal131-3528 131-3528 1. キースイッチ15 A 3. PTO 10A 2. アクセサリポート15A 4. インフォセンター7.5A decal131-3521 131-3521 1. 刈高 decal131-3536 131-3536 1. バッテリー 2. 時間 3. PTO 5 4. 駐車ブレーキ 5. エンジン始動 6.
PAGE 6
decal133-4641 133-4641 1. 警告人を乗せないこと。 decal139-5571 139-5571 1. decal133-4665 133-4665 1. タイヤ空気圧 — 50 運転時 5. 整備作業を始める前に、間ごとに点検オペレーターズマニュアルを読むこと。 3. トランスミッションオイル — 50 運転時間ごとに点検500 運転時間で交換 2. 転倒の危険10° 以上の斜面を登らないこと。15°以上の斜面を横切らないこと。 decal139-5557 139-5557 1. 異物が飛び出す危険人を近づけないこと。 2. ブレードによる手足切断の危険可動部に近づかないこと 3. エンジンのエアフィルタ — 4.
PAGE 7
decal131-3526 131-3526 1. PTO OFF 5. 後退 2. 高速 6. 走行制御 3. 4. 低速ニュートラル 7. ハンドル操作状態 decal139-5556 139-5556 1. 警告オペレーターズマニュアルを読むこと。 5. 異物が飛び出す危険人を近づけないこと。 2. 警告適切な講習を受けてから運転すること。 6. 警告車両を離れる時や整備を行う時は駐車ブレーキを掛け、エンジンを停止し、キーを抜くこと。 3. 警告聴覚保護具を着用のこと。 7. 転倒の危険トレーラなどに積み込む時に歩み板を 2 枚使用しないこと必ず 1 枚ものの幅の広い板を使用すること。搭載時登りはバックで、降りる時下りは前進で運転する。 4. 手や足のけがや切断の危険可動部に近づかないことすべての 8. 転倒の危険落ち込みや池などの傍で運転しないこと段差から十分に離れること。ガード類を正しく取り付けて使用すること。 decal140-4258 140-4258 1. 駐車ブレーキ切 4. OFF 2.
PAGE 8
製品の概要コントロールパネル g301785 図4 g273599 図3 1. 2. 燃料キャップチョークコントロール 7. 8. 始動キースロットルコントロール 3. 駐車ブレーキレバー 9. 刈高レバー刈高ピン 6. オペレーター用クッションエンジン 7. 燃料タンク 4. 油圧オイルタンクのキャップ 10. コントロールパネル 8. プラットホーム下げた位置 5. アワーメータ 11. 走行コントロールレバーバッテリー 6. PTOスイッチ 12. 基準バー 1. 前キャスタホイール 2. 3. 4. 走行コントロールレバー 5. 油圧タンク 9. 10.
PAGE 9
アワーメータ燃料バルブエンジンの積算運転時間を表示します。エンジンが作動中に作動します。表示時間を目安にして定期整備の計画を立ててください図 5。マシンを移送や保管する場合は、燃料バルブを閉じてください燃料バルブの使い方 (ページ 19)を参照。仕様注仕様および設計は予告なく変更される場合があります。 g216020 図5 1. 安全インタロックのアイコン 2. バッテリーランプ 3. アワーメータ安全インタロック表示灯刈幅 122 cm 幅 127 cm 長さプラットホームを下げた状態長さプラットホームを上げた状態高さ 191 cm ウェイト 415 kg 155 cm 122 cm アタッチメントとアクセサリアワーメータに黒色三角形が表示されている機器のインタロックは正しい位置にセットされています図 5。トロが認定した各種のアタッチメントやアクセサリがそろっており、マシンの機能をさらに広げることができます。詳細は弊社の正規サービスディーラ、または代理店へお問い合わせください弊社のウェブサイト www.
PAGE 10
運転操作 – 燃料は安全で汚れのない認可された容器に入れ、子供の手の届かない場所で保管する。 • 運転の前に – 燃料蒸気を長時間吸わないようにする。運転前の安全確認 – ノズルや燃料タンクの注入口には手や顔を近づけないこと。安全に関する一般的な注意 • – 燃料蒸気が目や肌に触れないようにする子供やトレーニングを受けていない大人には、絶対に運転をさせないでください地域によっては機械のオペレータに年齢制限を設けていることがありますのでご注意ください。オーナーは、オペレータ全員にトレーニングを受講させる責任があります。 • 安全な運転操作、各部の操作方法や安全標識などに十分慣れておきましょう • エンジンを停止させ、キーを抜き取り、各部が完全に停止したのを確認してから運転位置を離れる。整備、調整、給油、洗浄、格納などは、機体が十分に冷えてから行ってください。 • • エンジンの緊急停止方法に慣れておきましょう。燃料を飲み込むと非常に危険で生命に関わる。また気化した燃料に長期間ふれると身体に重篤な症状や疾病を引き起こす。オペレータコントロールやイ
PAGE 11
• 使用できません。メタノールを含有するガソリンは使 • 冬越しさせない燃料タンクや保管容器でガソリンを冬でください。冬越しさせる場合には必ずスタビライザ品質安定剤を添加してください。 • オイルを混合しないでください。ガソリンにオ毎日の整備作業を実施する毎日の運転前に、保守 (ページ 22)に記載されている「使用ごと/毎日の典型整備」を行ってください。新車の慣らし運転エンジンが設計通りの性能を発揮するまでにはある程度の時間が必要です。刈り込みデッキや駆動系統も、機械が新しいうちは摩擦抵抗などが大きいため、エンジンにはやや大きな負担がかかります。これを考慮して、新しい機械については、使用開始後40-50 時間を慣らし運転期間としてください。コンディショナースタビライザー /コ燃料の品指示保持のため、燃料のスタビライザー/コンディショナーを添加してください。スタビライザー/コンディショナーのメーカーの指示を守ってお使いください。重要エタノール、メタノールを含んだ添加剤は絶対に使用しない
PAGE 12
インタロックシステムのテスト整備間隔 : 使用するごとまたは毎日機械を使用する前には、必ずインタロックシステムのテストをしてください。 • 注安全装置が正しく動作しない場合には直ちに修理が必要です。弊社代理店に連絡してください。 1. エンジンを始動するエンジンの始動手順 (ページ 15)を参照。 2. 走行うコントロールレバーをセンターロック解除位置にする。 3. 4. 5. 6. • • • 注ブレードアタッチメントが停止し、エンジンも停止すれば正常です。エンジンを始動し駐車ブレーキを解除する。どちらかのコントロールレバーをセンターロック解除位置にする。走行コントロールレバーをロック解除位置に保持したまま、PTO スイッチを ON 位置にする。 • • 注クラッチが入り、ブレードアタッチメントが動作を開始すれば正常です。左右の走行コントロールレバーをニュートラルロック位置に動かす。 • • 注ブレードアタッチメントが停止し、エンジンは作 7. 8. 9.
PAGE 13
こしたりブレーキや舵取りができなくなる恐れがあります。駆動輪をロックしてもマシンが滑り続ける場合があります。 – 駐車ブレーキを掛ける。 – エンジンを止め、キーを抜き取る。 – すべての動作が停止するのを待つ。 • 以下の場合は、カッティングユニットの駆動を止め、エンジンを止めてください • 隠れた穴、わだち、盛り上がり、石などの見えない障害は、取り除く、目印を付けるなどして警戒してください。深い芝生に隠れて障害物が見えないことがあります。不整地では機体が転倒する可能性があります。 • アクセサリやアタッチメントを取り付けて作業する場合には安全にさらに注意してください。アタッチメントによってマシンの安定性が変わり、安全限界が変わる場合がありますからご注意ください。カウンタウェイトについての説明を守ってください。 • 車両をコントロールすることができなくなったら、マシンの走行方向と反対側に飛び降りてください。 – 燃料を補給するとき – 詰まりを取り除くとき – カッティングユニットの点検・清掃・整備作業などを行うとき – 異物をはね飛ばしたときや機体に異常な振動
PAGE 14
スロットルの操作を回刈り込みデッキのブレード PTOを転させるスロットルを FAST と SLOW の中間位置にセットする図 12 。 PTO を駆動する場合には、必ずスロットルを高速にする。 g008946 図 12 g301277 チョークの操作図9 冷えているエンジンを始動する時に使用します。を解刈り込みデッキのブレード PTOを除する図 10 と図 11 に刈り込み刃を停止させる 2 通りの方法を示します。 1. チョークのノブを引き出すとチョークがセットされるのでその後にエンジンを始動する(図 13)。 2. エンジンが始動したらチョークのつまみを押し込んでチョークを解除する図 13。 g301401 図 10 g008959 図 13 1. ON 位置 g031593 図 11 2.
PAGE 15
秒間待ってから再度始動を試みてください。合は、 15秒この手順を守らないとスタータモータを焼損する恐れがあります。注燃料タンクが完全に空になっていた状態から給油してエンジンを始動する場合には、1回の始動動作で始動できない場合があります。 g031239 図 14 g031281 図 15 g339443 図 16 エンジンの始動手順重要スタータは 1 度に 5 秒間以上連続で使用しない秒間以内にエンジンが始動しなかった場でください。 5秒秒間待ってから再度始動を試みてください。合は、 15秒この手順を守らないとスタータモータを焼損する恐れがあります。エンジンの停止手順注燃料タンクが完全に空になっていた状態から給油してエンジンを始動する場合には、1回の始動動作で始動できない場合があります。置きっぱなしの機械を子供などがいたずらで運転すると大きな事故になる恐れがある。注意運転位置から離れる時には、必ず駐車ブレーキを掛け
PAGE 16
プラットホームを上げた状態で運転する以下のような場合には、プラットフォームを上げて運転してください段差の近く • • • • • 取り回しに不自由を感じるような狭い場所低く垂れ下がった枝などの障害物がある場所移送に際してトレーラなどへ積み込み法面を登るときプラットホームを上位置にセットするには、プラットホームの後部を持ち上げ、ラッチピンとノブでロックします。ラッチピンが掛かるように、クッションにしっかりと押し付けてください。プラットホームを下げた状態で運転する以下のような場合には、プラットフォームを下げて運転してくださいほとんどの場所 • • • g301288 図 17 法面を横断するとき法面を下るときプラットフォームを下げるには、プラットフォームをクッションに押し付けるように前方に押してラッチピンに掛かっている圧力を解除し、ノブを引き出します図 18。重要移送や保管をする場合は、燃料もれを確実に防止するために必ず燃料バルブを閉じてください。保管を行なう場合には、安全のために点火プラグのコードを抜いておいてください。プラットホームの使
PAGE 17
前進走行前進と後退エンジンの速度1分間の回転数はスロットルコントロールによって制御されています。スロットルコントロールを FAST位置にすると最も良い性能が得られます。 1. 駐車ブレーキを掛ける駐車ブレーキの操作 (ページ 13)を参照。 2. 走行コントロールレバーをセンターロック解除位置にする。重要縁石を乗り越えるときは、バックで、車輪を 1 つずつ登らせてください前進で乗り越えると機械を破損させる恐れがあります。注意手荒な旋回操作をすると、機械をコントロールできなくなって人身事故や物損事故を起こす危険があります。小さな旋回を行う前には速度を十分に落としてください。 g030983 図 19 1. フロントバー 4. 右コントロールレバー 2. 左コントロールレバー 5. 右コントロールレバーのニュートラルロック位置 3. リアバー 6. 左コントロールレバーのニュートラルロック位置 3.
PAGE 18
g273674 図 20 後退走行 1. 2.
PAGE 19
警告ウェイトを大きく変更すると機械の動きや操作感覚が大きく変わることがありますからご注意ください。そのためにオペレータや周囲の人が重大な事故に巻き込まれる危険もある。 • ウェイトの重量変更はすこしずつ行うこと。 • ウェイトを変えるごとに試運転をして、マシンが安全に操作できるかどうか十分に検討すること。 g273676 運転終了後に運転終了後の安全確認安全に関する一般的な注意 • 各部の調整、整備、洗浄、格納などは、必ずマシンを停止させ、始動キーを抜き取り、各部が完全に停止し、機体が十分に冷えてから行ってください。 • 火災防止のため、カッティングユニット、マフラー、エンジンの周囲に、草や木の葉、ホコリなどが溜まらないようご注意ください。オイルや燃料がこぼれた場合はふき取ってください。 • 格納保管中やトレーラで輸送中は、燃料バルブを閉じておいてください。 • g031238 図 23 1.
PAGE 20
トレーラの選択警告マシンをトレーラなどに搭載する作業は、機体を転倒させる危険をはらんでおり、万一そのような事故が起こると死亡事故など重大な人身事故となる図 25 。 • 歩み板は幅の広いものを使用することマシンの左右それぞれに細い歩み板を使用しないこと。倍程度 • 必ず、トラックトレーラの荷台の高さの 4倍の長さの板を使用すること。 g229507 図 25 g301290 図 24 3. H= 地表から荷台床までの高さ 4. トレーラ 2. トラックトレーラの荷台の高さの少なくとも4倍程度の長さの板を使用する 1.
PAGE 21
2. トレーラにブレーキとライトが付いている場合には、それらも接続します。 3. ランプ板を下ろす図 25。 4. プラットホームを上げる。重要積み込み時および積み下ろし時にはプラットフォームを上げておいてください。 5. 登りはバックで図 26。 g031405 図 26 1. 登りはバックで。 2. 下りは前進で。 6. エンジンを停止し、キーを抜き取り、駐車ブレーキを掛ける。 7. 前キャスタホイールおよび後部バンパーを利用して機体をロープやチェーンなどで固定する図 27。ロープ掛けや積荷固定については各地域の法令などに従ってください。 g273707 図 27 1.
PAGE 22
保守注前後左右は運転位置からみた方向です。注意スイッチに始動キーをつけたままにしておくと、誰でもいつでもエンジンを始動させることができ、危険である。整備作業の前には必ず始動キーを抜いておくこと。保守作業時の安全確保 • • • • • 調整、清掃、整備、車両を離れる前などには以下を行ってください – 平らな場所に駐車する。 – 駆動系統をOFFにする。 – 駐車ブレーキを掛ける。 – エンジンを止め、キーを抜き取る。 – すべての動作が停止するのを待つ。 – 保守作業は、各部が十分冷えてから行う。適切な訓練を受けていない人には機械の整備をさせない。可動部に手足を近づけないよう注意してください。エンジンを駆動させたままで調整を行うのは可能な限り避けてください。機器類を取り外すとき、スプリングなどの力が掛かっている場合があります。取り外しには十分注意してください。駐車ブレーキは、頻繁に動作点検を行ってください。必要に応じてブレーキの調整と整備を行ってください。 • 絶対に安全装置にいたずらをしないでください。安全装置が適切に作動するかを定期的に点検してください
PAGE 23
整備間隔 100運転時間ごと整備手順 • • • • • エンジンオイルを交換する。点火プラグを点検・清掃・調整してください。バッテリーを点検する。クラッチを点検する。エンジン冷却フィンとシュラウド点検・清掃します（ほこりのひどい場所で使用する場合は、より頻繁に手入れを行ってください）。 • 刈り込みデッキのベルトの点検を行なう。 200運転時間ごと • エンジンオイルフィルタの交換を行う。 250運転時間ごと • 一次エアフィルタを交換する（悪条件下で使用しているときには交換間隔を短くする）。 • インナーエアフィルタを点検する（悪条件下で使用しているときには交換間隔を短くする）。 300運転時間ごと • エンジンバルブのクリアランスを点検調整します。代理店に連絡する。 500運転時間ごと • インナーエアフィルタを交換する（悪条件下で使用しているときには交換間隔を短くする）。 • キャスタピボットベアリングの調整を行う。 • 油圧オイルとフィルタを交換する。 800運転時間ごと • 燃料フィルタを清掃する。 1000運転時間ごと • トランスミッションベルトを
PAGE 24
整備前に行う作業クッションを外して後部へアクセスできるようにする整備や調整作業を行うためにアクセスが必要な場合には、クッションを取り外すことができます。 1. プラットホームを下げる。 2. 車両両側のツイストノブを外す図 28 g279539 図 29 1. ボルトとショルダナット 2. エンジンガード g032556 図 28 1. ツイストノブ 2. 2. クッション 3. クッションを外してプラットフォームに置く。 4. 必要な整備作業や調整作業を行う。 5. クッションを上げ、機体両側のピンに取り付ける。 6. ツイストノブを締め付ける。図 30のようにエンジンガードを前方に跳ね上げて倒す。エンジンガードとガードエクステンションを開ける 1. エンジンガードをガードエクステンションに固定しているボルトとショルダナットを外す図 29。 g279542 図 30 3.
PAGE 25
g279540 図 31 1. ボルト, 5/16 x 1"2本 2. ベルトガード g279543 4. 図 33 ガードエクステンションをキャリッジボルトに固定している六角ナット5/16"とナット5/16"を外す図 32。ガードエクステンションを外す。 4. 図 29のように、ボルトとショルダナットでエンジンガードをエクステンションガードに固定する。左側ベルトカバーの取り外し 1. テンショナカバーを左側ベルトカバーに固定しているフランジヘッドねじ2本を外してテンショナカバーを外す図 34 。 g279541 図 32 1. 六角ナット5/16" 3. ナット 5/16 2. ガードエクステンション 4. キャリッジボルト5/16 x 4" エンジンガードとガードエクステンションを閉じる 1. 2. 3. g270487 図 32のようにエクステンションガードを取り付ける。ナットを 20-25 N·m2.0-2.5 kg.
PAGE 26
g270486 図 35 1. 右側ベルトカバー 2. フランジ左側ベルトカバー 3. 3. フランジヘッドねじ左右のベルトカバー左側 CE カバーを左側ベルトカバーに固定しているキャリッジボルト2本とロックナット2個を外す図 36 。 g270488 図 37 1. ボルト 2. 左側ベルトカバー右側ベルトカバーの取り外し 1. 右側 CE カバーを右側ベルトカバーに固定しているキャリッジボルト2本とロックナット2個を外す図 38 。 g270474 図 36 1. キャリッジボルト 3. 左側ベルトカバー 2. 左側 CE カバー 4. フランジロックナット 4. 左側ベルトカバーをデッキに固定しているボルト3 本を外してカバーを外す図 37。 g270475 図 38 26 1. フランジロックナット 3. 右側 CE カバー 2. 右側ベルトカバー 4.
PAGE 27
2. 右側ベルトカバーをデッキに固定しているボルト 2本とフランジヘッドねじを外してカバーを外す図 39 。 g270504 図 40 g270489 図 39 1. 右側ベルトカバー 3. デッキ 2. ボルト 4. フランジヘッドねじ 1. 右側ベルトカバー 3. デッキ 2. ボルト 4. フランジヘッドねじ 2. 右側 CE カバーを右側ベルトカバーに取り付ける図 41 左側ベルトカバーの取り外し (ページ 25) で取り外したキャリッジボルト2本とロックナット 2個を使用する。右側ベルトカバーを取り付ける 1. 右側ベルトカバーをデッキに取り付ける図 40 左側ベルトカバーの取り外し (ページ 25)で取り外したボルト2本を使用する。 g270475 図 41 27 1. フランジロックナット 3. 右側 CE カバー 2. 右側ベルトカバー 4.
PAGE 28
左側ベルトカバーを取り付ける 1. 3. 左側ベルトカバーをデッキに取り付ける図 42 左側ベルトカバーの取り外し (ページ 25)で取り外したボルト3本を使用する。ベルトカバーのフランジをフランジヘッドねじで固定する図 44 左側ベルトカバーの取り外し (ページ 25)で外したねじを使用する。 g270486 図 44 1. 右側ベルトカバー 2. フランジ左側ベルトカバー 4. 3. フランジヘッドねじ左右のベルトカバーテンショナカバーを左側ベルトカバーに取り付ける左側ベルトカバーの取り外し (ページ 25)で外したフランジヘッドねじ2本を使用して図 45のように取り付ける。 g270503 図 42 1. 2. ボルト 2. 左側ベルトカバー左側 CE カバーを左側ベルトカバーに取り付ける図 43 左側ベルトカバーの取り外し (ページ 25) で取り外したキャリッジボルト2本とロックナット 2個を使用する。 g270487 図 45 g270474 図 43 1. キャリッジボルト 3. 左側ベルトカバー 2.
PAGE 29
潤滑 5. グリスアップを行う前キャスタのピボットのグリスアップリチウム系汎用2号グリスまたはモリブデン系のグリスを使用します。 1. PTOを解除し、駐車ブレーキを掛ける。 2. エンジンを停止させ、キーを抜き取り、各部が完全に停止したのを確認してから運転位置を離れる。 3. グリスニップルをウェスできれいに拭く。 4. 5. 6. エンジンガードを閉じるエンジンガードとガードエクステンションを閉じる (ページ 25)を参照。整備間隔 : 1年ごとグリスのタイプリチウム系またはモリブデン系グリス 1.
PAGE 30
5. 走行コントロールのグリスアップキャスターホイールのアクスルアセンブリについているスペーサナット1個を外す。注スペーサをアクスルに固定するためにロッキングコンパウンドを使用しています。ホイールアセンブリからアクスルを取り外すもう一個のスペーサナットは、まだついたままで。 6. 整備間隔 : 1年ごとオペレータプレゼンスコントローラのベイルのジョイント部と走行コントロールの両方のレバーのブッシュシールを外してベアリングの磨耗状態を点検し、必要に応じてベアリングを交換する。 7. ベアリングに汎用グリスを詰める。 8. ホイールにベアリング1個と新しいシール1枚を入れる。注レバーブラケットの間のピボットチューブにあるブッシュにはオイルを滴下させてください。注シールは必ず交換してください。 9.
PAGE 31
エンジンの整備 6. 次フィルタをゆっくり引き抜くようにしてエアクリーナのボディーから外す図 49。注ボディーの側面にフィルタをぶつけないように注意すること。エンジンの安全事項 • エンジンオイルの点検や補充はエンジンを止めて行ってください • 手足や顔や衣服をマフラなどの高温部に近づけないよう十分注意すること。 7. インナーフィルタは交換する時以外は外さないこと。フィルタの点検 1. エアクリーナの整備安全フィルタを点検する。汚れている場合は、安全フィルタと一次フィルタの両方を交換する。重要安全フィルタは清掃しないでください。安全フィルタが汚れている場合には、次フィルタが破損しています。 250運転時間ごと—一次エアフィルタを交換する悪条件下で使用しているときには交換間隔を短くする。 2.
PAGE 32
エンジンオイルについてエンジンオイルの仕様オイルのタイプ洗浄性オイルAPI 規格 SJ またはそれ以上エンジンオイルの容量 2.1 リットルフィルタを含む。フィルタ交換なしでは 1.8 リットル g273859 粘度下の表を参照のこと. g004216 図 50 エンジンオイルの量を点検する整備間隔 : 使用するごとまたは毎日注エンジンが冷えている状態で点検してください。警告高温部に触れると非常に危険である。手足や顔や衣服をマフラなどの高温部に近づけないよう十分注意すること。重要オイルを入れすぎないように注意してください。入れすぎは、かえってエンジンを傷めます。オイル不足の状態でエンジンを運転しないでくださいエンジンを破損する恐れがあります。 1. 平らな場所に駐車し、PTOを解除し、駐車ブレーキを掛ける。 2. エンジンを停止させ、キーを抜き取り、各部が完全に停止したのを確認してから運転位置を離れる。 3.
PAGE 33
エンジンオイルの交換整備間隔 : 使用開始後最初の 8 時間 100運転時間ごと注廃油はリサイクルセンターに持ち込むなど適切な方法で処分してください。 1. オイルが完全に抜けるように、排出口側がやや低くなるように駐車する。 2. PTO を解除し、走行コントロールレバーをニュートラルロック位置にセットし、駐車ブレーキを掛ける。 3. エンジンを停止させ、キーを抜き取り、各部が完全に停止したのを確認してから運転位置を離れる。 4. エンジンオイルを交換する図 52。 g027477 図 53 g273859 6. エンジンを始動し、平らな場所へ移動する。 7. オイルの量をもう一度点検する。エンジンオイルフィルタの交換整備間隔 : 200運転時間ごと注ほこりのひどい場所で使用する場合は、エンジンオイルのフィルタをより頻繁に交換することが必要になります。 g031447 図 52 5. 所定量の 80% 程度のオイルをゆっくり入れ、そこから、残りの量を注意深く足してFULLマークまで入れる図 53 。 33 1.
PAGE 34
点火プラグの取り外し g273859 1. 平らな場所に駐車し、PTOを解除し、駐車ブレーキを掛ける。 2. エンジンを停止させ、キーを抜き取り、各部が完全に停止したのを確認してから運転位置を離れる。 3. 図 55 のように、点火プラグを取り外す。 g273860 g027478 図 55 点火プラグの点検重要点火プラグは清掃しないでください。黒い汚れ、電極の磨耗、油膜、亀裂などがあれば新しいものと交換してください。 g027477 図 54 絶縁体部がうす茶色や灰色なら適正、碍子が黒くなっているのは不完全燃焼であるエアクリーナの汚れが原因であることが多い。注フィルタのガスケットがエンジンに当たるまで締め付け、そこからさらに3/4 回転締め付ける。 3. すきまを 0.
PAGE 35
燃料系統の整備点火プラグの取り付け燃料タンクの内部清掃燃料の抜き取りは燃料タンクを外して行うこともできます燃料タンクを取り外す (ページ 35)を参照。また、以下の方法でサイホンポンプで汲み出すこともできます。危険燃料は非常に引火爆発しやすい物質である。発火したり爆発したりすると、やけどや火災などを引き起こす。 • 燃料タンクからの燃料の抜き取りはエンジンが冷えてから行う。この作業は必ず屋外の広い場所で行う。こぼれた燃料はふき取る。 • 燃料取り扱い中は禁煙を厳守し、火花や炎を絶対に近づけない。 g027661 図 57 1. スパークアレスタの点検 2. スパークアレスタ付きマシンの場合整備間隔 : 50運転時間ごと 3. 警告 4. 5. 6. 排気系統が高温である間はエンジンを停止させた後でも燃料蒸気に着火する可能性がある。エンジンから排出された高温のチリが周囲のものを発火させて人身事故や物損事故を引き起こす可能性がある。 7.
PAGE 36
3. クロスブラケットを取り外す。 g031413 図 59 1. 4. 燃料タンク 2. クロスブラケット燃料タンクを外してプラットホームに降ろす。注燃料タンクを機体から完全に外す場合はタンク上面にある通気ラインを外してください。燃料フィルタの交換整備間隔 : 800運転時間ごと/1年ごといずれか早く到達した方汚れているフィルタを再取り付けしないでください。 g027518 図 60 注こぼれた燃料はふき取る。 1. 平らな場所に駐車し、PTOを解除し、駐車ブレーキを掛ける。 2. エンジンを停止させ、キーを抜き取り、各部が完全に停止したのを確認してから運転位置を離れる。 3. 燃料バルブを閉じる燃料バルブの使い方 (ページ 19)を参照。 4.
PAGE 37
電気系統の整備電気系統に関する安全確保 • 修理を行うときには必ずバッテリーの接続と点火プラグの接続を外しておいてください。バッテリーの接続を外すときにはマイナスケーブルを先に外し、次にプラスケーブルを外してください。接続するときにはプラス側を先に接続し、次にマイナス側を接続してください。 • バッテリーの充電は、火花や火気のない換気の良い場所で行ってください。バッテリーと充電器の接続や切り離しを行うときは、充電器をコンセントから抜いておいてください。また、安全な服装を心がけ、工具は確実に絶縁されたものを使ってください。バッテリーの整備整備間隔 : 100運転時間ごとバッテリーはいつもきれいに、またフル充電状態に保持してください。バッテリーやバッテリーボックスの清掃にはペーパータオルが便利です。端子部に腐食が発生した場合には、重曹水水 4重曹 1で清掃します。清掃後は、腐食防止のためにバッテリー端子にワセリンなどを塗布してください。電圧 12 V バッテリーの取り外し 1. 平らな場所に駐車し、PTOを解除し、駐車ブレーキを掛ける。 2.
PAGE 38
バッテリーを充電するバッテリーの取り付け図 63のようにバッテリーを取り付ける。警告充電中は爆発性のガスが発生する。充電中は絶対禁煙を厳守。バッテリーに火気を近づけない。重要バッテリーは常時フル充電状態に維持してくださいこのとき電解液の比重は 1.265 になりますとくに、氷点下になる場合はバッテリーの損傷を防ぐために重要です。 1. シャーシからバッテリーを取り外すバッテリーの取り外し (ページ 37)を参照。 2. バッテリー液の量を点検する。 3. セルキャップがきちんと取り付けられていることを確認する。 4. 25-30 Aで1時間、または 4-6 Aで 6 時間、充電する。 5. 充電が終わったら、チャージャのプラグをコンセントから抜いてから、チャージャのリード線をバッテリー端子から外す図 62。 6.
PAGE 39
ヒューズの整備走行系統の整備機械の電気回路を保護するためにヒューズを使用していますが、保守作業は特に必要ありません。万一ヒューズが飛んだ場合には、配線がショートしていないか点検してください。トラッキングの調整 1. 平らな場所に駐車し、PTOを解除し、駐車ブレーキを掛ける。 2. エンジンを停止させ、キーを抜き取り、各部が完全に停止したのを確認してから運転位置を離れる。 3. 機体後部についているオペレータ用クッションを外す。 4. チャージヒューズへのアクセスは、燃料タンクを外して行います燃料タンクを取り外す (ページ 35)を参照。 5. ヒューズを引き抜いて交換する図 64。左右の走行コントロールレバーを同じ量だけ前方に押しているのにマシンが直進しない場合には、以下の手順でトラッキングを調整してください。 1. 平らな場所に駐車し、PTOを解除し、駐車ブレーキを掛ける。 2. エンジンを停止させ、キーを抜き取り、各部が完全に停止したのを確認してから運転位置を離れる。 3.
PAGE 40
6. 走行系統をニュートラルにして駐車ブレーキを外したときにマシンが勝手に動き出さないかどうか調べる。 7. 燃料タンクを取り外した場合には元通りに取り付ける。 8. クッションを元通りに取り付ける。キャスタピボットベアリングの調整整備間隔 : 500運転時間ごと/1年ごといずれか早く到達した方 1. ブレードPTOコントロールスイッチを切り、走行コントロールレバーをニュートラルロック位置にセットし、駐車ブレーキを掛ける。 2. エンジンを停止させ、キーを抜き取り、各部が完全に停止したのを確認してから運転位置を離れる。後のタイヤの空気圧を 0.83-0.97 bar0.91-0.98 kg/cm² = 12-14 psiに調整して運転してください。 3. キャスタからダストキャップを外してロックナットを締め付ける図 67。重要タイヤ空気圧がそろっていないと、刈り上がりも 4.
PAGE 41
クラッチシムの外し方キャスタホイールとベアリングの整備整備間隔 : 100運転時間ごとクラッチブレーキの摩耗が進むとクラッチの接続が維持できなくなります。この場合、シムを交換するとクラッチをふたたび使用できるようになります。図 69 キャスタホイールはスパナブッシュに取り付けられたローラベアリングに支持されて回転します。ベアリングの潤滑を適正に行なえば磨耗を最小限に抑えることができます。ベアリングの潤滑を適正に行なわないとベアリングは急激に磨耗します。キャスタがガタつく場合にはベアリングの磨耗が疑われます。 1. キャスタホイールをキャスタフォークに保持しているボルトとロックナットを外す図 68。 g302539 図 69 g009453 1. アーマチャ 2. フィールド側シェル 5. 6. ブレーキのスペーサシム. 3. ロータ 7. ブレーキのポール 4. ブレーキ取り付けボルト 1. 平らな場所に駐車し、PTOを解除し、駐車ブレーキを掛ける。 2.
PAGE 42
A. 図 71に示すように、両方のブレーキ取り付けボルトを 1/2-1 回転ゆるめる。注フィールドシェル/アーマチャからブレーキポールを外さないでください。ブレーキポールはアーマチャに合わせて摩耗してきており、シムを外した後も適切なブレーキトルクを維持するために同じ状態でアーマチャに当たる必要があります。 g302536 図 73 1. すき間ゲージ g302537 図 71 1. ブレーキ取り付けボルト B. ラジオペンチまたは手で、シムを取り出す。 g302535 図 74 注クラッチが適切に作動することを確認できるまで、シムは廃棄しないでください。 1. すき間ゲージ • • F. すき間が 0.254 mm 未満の場合はシムを取り付けて故障探究 (ページ 56)を参照。すき間が適正であれば、ステップFへ進んで安全試験を行う。以下の安全点検を行う。 i. 運転位置に立ってエンジンを始動する。 ii. PTO スイッチがOFF位置では刈り込み刃が回転しないことを確認する。 g302538 図 72 1.
PAGE 43
冷却系統の整備ブレーキの整備吸気スクリーンの点検駐車ブレーキの確認整備間隔: 使用するごとまたは毎日整備間隔 : 使用するごとまたは毎日毎回、使用前に、エンジンのシリンダやシリンダヘッド、冷却フィン、空気取り入れ口、キャブレターガバナのレバーなどについている刈りかすやその他のごみを取り除いてください。これにより、十分なエンジン冷却効果と適正なエンジン回転数が確保でき、エンジンのオーバーヒートや損傷の発生を抑えることができます。毎日、運転前に平らな場所と法面の両方で駐車ブレーキの動作を点検してください。停止中や、誰も乗車していない時は、必ず駐車ブレーキを掛けてください。駐車ブレーキがスリップするようになったら調整してください。 1. PTO を解除し、駐車ブレーキを掛ける。冷却系統の清掃 2.
PAGE 44
ベルトの整備ベルトの点検整備間隔 : 100運転時間ごと—刈り込みデッキのベルトの点検を行なう。ベルトに割れ、縁のほつれ、焼け、磨耗、過熱症状などの損傷がないか点検してください。磨耗の兆候として、ベルト回転中にキシリ音が発生する、刈り込み中にブレードがスリップする、ベルトの縁がほつれている、焼けた跡がある、割れがある、などに注意してください。これらの兆候を発見したらベルトを交換してください。 g270502 図 78 2. 図 79に示すようにベルトを掛け回す。刈り込みデッキベルトの交換ベルトの取り外し 1. 2. 3. 4. 5. 6.
PAGE 45
トランスミッションベルトの交換 8. 新しいベルトを取り付ける。整備間隔 : 1000運転時間ごと—トランスミッションベルトを交換する。 1. 燃料タンクを取り外す燃料タンクを取り外す (ページ 35)を参照。 2. 油圧タンクのキャップを取り外す。 3. トランスミッションの底部にあるドレンプラグの下にオイルを受ける容器を置く図 80。 9. テンションスプリングと下側油圧ホースを取り付ける。 g267274 図 80 1. 4. 5. ドレンプラグタンクからオイルを容器に回収する。下側の油圧ホースを外す図 81。 g031345 図 81 1. 下側の油圧ホース 2. トランスミッションベルト 6. 3. テンションスプリングテンションスプリングを外す図 81。注意スプリングには強い張力がかかっており、不用意に取り外すと怪我をする。スプリングを外す時には、必ず安全ゴーグルを着用し、慎重に作業すること。 7. クラッチとクラッチストップからトランスミッションベルトを外す図 81 。 45 10.
PAGE 46
制御系統の整備 7. 走行コントロールレバーの調整注カムを右に回す縦にするとハンドルが下がり、左に回す縦にするとハンドルが上がります。左右のコントロールレバーが一直線にそろっていない場合には、コントロールレバーを調整します。 1. 平らな場所に駐車し、PTOを解除し、駐車ブレーキを掛ける。 2. エンジンを停止させ、キーを抜き取り、各部が完全に停止したのを確認してから運転位置を離れる。 3. 左右の走行コントロールレバーを、ニュートラルロック位置にセットする図 82。 4. 右側走行コントロールレバーと左側走行コントロールレバーの水平整列状態を見る図 82。重要カムの平たい部分が縦位置右または左を越えないようにしてください。越えるとスイッチを破損させる場合があります。 8. g009436 図 82 1. 左側走行コントロールレバー 2. 右側走行コントロールレ 4. 右側走行コントロールレバーニュートラルロック位置バー 3.
PAGE 47
油圧系統の整備油圧系統に関する安全確保 • 万一、油圧オイルが体内に入ったら、直ちに専門医の治療を受けてください。万一、油圧オイルが体内に入った場合には、この種の労働災害に経験のある施設で数時間以内に外科手術を受ける必要がある。 • 油圧装置を作動させる前に、全部のラインコネクタが適切に接続されていること、およびラインやホースの状態が良好であることを確認すること。 • 油圧のピンホールリークやノズルからは作動油が高圧で噴出しているので、絶対に手などを近づけない。 • リークの点検には新聞紙やボール紙を使う。 • 油圧関係の整備を行う時は、内部の圧力を確実に解放する。 g031401 図 84 1. 5. 油圧オイルのタイプ Toro® HYPR-OIL™ 500 油圧オイル油圧オイルの容量 4.7 リットル重要指定されたオイルをご使用ください。他のオイルを使用すると油圧システムを損傷する恐れがあります。 6. 不足している場合には、適正レベルマーク低温時用までオイルを補給する。 7.
PAGE 48
13. 通気プラグを締め付ける。 14. 油圧オイルタンクにキャップを取り付ける。 15. 燃料タンクを取り付けます。 16. エンジンを始動して 2 分間運転し、システム内のエアをパージする。 17. エンジンを停止させ、オイル漏れがないか点検する。注片側または両側の車輪が駆動しない場合には、油圧システムのエア抜き (ページ 48)を参照。 g268090 図 85 1. ドレンプラグ 2. 油圧システムのエア抜き油圧フィルタ 6. ドレンプラグを抜く。 7. タンクから全部のオイルを容器に回収する。 8. 各トランスミッションから油圧オイルフィルタのキャップとフィルタを取り出す。 9. 燃料系統からは自動的にエアが抜けるようになっていますが、油圧オイルを交換した後や油圧システムの整備を行った後には、エア抜きを実施しなければならない場合があります。スプリング側を外側に向けて油圧フィルタを取り付けキャップをはめる。 10. ドレンプラグを取り付け、22-27 N·m2.1-2.8 kg.
PAGE 49
芝刈りデッキの保守刈り込みブレードについての安全事項磨耗の進んだブレードや破損したブレードは、回転中にちぎれて飛び出す場合があり、これが起こるとオペレータや周囲の人間に多大の危険を及ぼし、最悪の場合には死亡事故となる。 g006530 図 87 ブレードが磨耗や破損していないか定期的に点検すること。 • ブレードを点検する時には安全に十分注意してください。ブレードをウェスでくるむか、安全手袋をはめ、十分に注意して取り扱ってください。ブレードは研磨または交換のみ行い、たたいて修復したり溶接したりしないでください。 • • 使用前に必ず、ブレードとブレードボルトの点検を行ってください。バランスを狂わせないようにするため、ブレードを交換するときにはボルトもセットで交換してください。 • 複数のブレードを持つ機械では、つのブレードを回転させると他も回転する場合がありますから注意してください。 1. 刃先 3. 磨耗や割れの発生 2. 立ち上がり部分 4. ひびブレードの変形を調べる 1. ブレードが前後方向を指すように回転させる。 2.
PAGE 50
警告曲がったり破損したりしたブレードは、回転中にちぎれて飛び出す場合があり、これが起こると最悪の場合には死亡事故となる。 • • g000552 図 90 曲がったり破損したりしたブレードは、必ず新しいものに交換する。 1. ブレードの表面や縁にヤスリなどで鋭利な溝を作ったりしないこと。 2. ブレードの取り外しスピンドルシャフトの平たい部分にレンチを当てるか、丈夫な手袋やウェスなどでブレードを握る。 2. スピンドルのシャフトからブレードボルト、ブッシュ、ブレードを取り外す図 89。ブレードバランサーを使ってバランスを調べる図 91 。注ブレードが水平に停止すればバランスがとれているからそのまま使用してよい。ブレードが堅いものに当たった、バランスが取れていない、磨耗した、曲がったなどの場合には新しいものと交換する必要があります。 1. この角度を変えないように研磨すること。注もし傾くようなら、重い方の裏面を少し削って調整する図 90 。 g000553 図 91 1. 3. 枚刃 2.
PAGE 51
2. ブレードに曲がりが発生していないことを確認するブレードの変形を調べる (ページ 49)を参照。 3. ブレードを左右方向に向ける。 4. B 位置およびC 位置で、平らな床面からブレードの刃先までの距離を測定する図 94。 g298850 図 93 1. 上側スピンドルナット 2. スピンドルシャフトの平たい部分 3. 4. 3. ブレードボルト g006888 図 94 1. ブレードボルトの固着防止のために、必要に応じ、銅系の潤滑剤またはグリスをねじ山に塗る。ブレードボルトを指締めする。スピンドルシャフトの平たい部分にレンチを当てて、ブレードボルトを 75-81 N∙m 7.7-8.3 kg.m 55-60 ft-lbにトルク締めする。 5. 2. ブレードの高さをB と Cで測定する B 位置での測定値とC 位置での測定値の差が 6 mm 以内であれば適正とする。注適正でない場合には刈り込みデッキの左右の高さ調整 (ページ 51)を参照。デッキの水平調整刈り込みデッキの左右の高さ調整マシンの準備を行う 1.
PAGE 52
g273882 図 95 1. 2. 3. 2. 上ボルトジャムナットヨーク 4. サイドナット 5. デッキの右側を調整したい場合はこれらのヨークを調整する。 6. g001041 図 96 1. デッキの左側を調整したい場合はこれらのヨークを調整する。 4. ヨーク上部にあるボルトを回して刈り込みデッキの高さを調整する図 95。 1. すと下降します。調整ができたらジャムナットとサイドボルトを締める。 4. 左右の高さを点検する刈り込みデッキの左右の高さ点検 (ページ 51)を参照。 2. 水平な床面から測る前後のピッチが規定どおりでない場合には刈り込みデッキの前後の高さ調整 (ページ 52)を参照。刈り込みデッキの前後の高さ調整注ボルトを右に回すとデッキが上昇し、左へ回 3. ブレードの高さをA 位置と B位置で測定する調整したいデッキのヨークのジャムナットとサイドナットをゆるめる図 97。刈り込みデッキの前後ピッチ 1. 後のタイヤの空気圧を適正圧に調整する。 2.
PAGE 53
3. 調整ができたらジャムナットとサイドボルトを締める。デッキ昇降スプリングの調整 4. 前後のピッチを点検する刈り込みデッキの前後ピッチ (ページ 52)を参照。注このスプリングの長さを調整することにより、刈高レバーを使用するときにデッキを持ち上げるのに必要となる力が変わります。刈高のマッチングを行う 1. 後タイヤの空気圧を点検する。 2. 刈高を 76 mm に設定する刈り高を調整する (ページ 18)を参照。 3. マシンを水平な床に置いた状態で、ブレードのうちの1枚を前後方向に向ける。 4. • スプリングを伸ばすと、持ち上げに必要な力が少なくて済むようになり、デッキのフローティングが大きくなります。 • スプリングの伸びを短くすると、持ち上げに必要な力が多く必要になり、デッキのフローティングが小さくなります。 1. 刈高レバーを上げて移動走行位置にロックする。 A位置で、平らな床面からブレードの刃先までの高さを測る図 98 。 2.
PAGE 54
洗浄保管刈り込みデッキの裏側の清掃格納保管時の安全確保エンジンを停止させ、キーを抜き取り、各部が完全に停止したのを確認してから運転位置を離れてください。整備、調整、給油、格納などは、機体が十分に冷えてから行ってください。格納はエンジンが十分に冷えてから行ってください。裸火の近くに機械や燃料を保管したり、屋内で燃料の抜き取りをしたりしない。 • 整備間隔 : 使用するごとまたは毎日デッキの裏側にたまった刈りかすは毎日取り除いてください。 1. 平らな場所に駐車し、PTO を解除し、走行コントロールレバーをニュートラルロック位置にセットし、駐車ブレーキを掛ける。 2. エンジンを停止させ、キーを抜き取り、各部が完全に停止したのを確認してから運転位置を離れる。 3. マシンの前端を持ち上げてジャッキスタンドで刈り込みデッキを支える。 • • 洗浄と格納保管整備間隔 : 長期保管前長期保管前後ホイールモータの清掃 1. PTO を解除し、駐車ブレーキを掛け、エンジンを停止し、キーを抜き取る。 2.
PAGE 55
E. 抜き取った燃料は法令などにしたがって適切に処分する。重要スタビライザ品質安定剤を添加した燃料であっても、スタビライザメーカーが推奨する保管期間を越えて保管しないでください。 10. 点火プラグを外し、点検を行う点火プラグの取り外し (ページ 34)を参照。 11. 各プラグの取り付け穴からエンジンオイルを 15 mlスプーン 2 杯程度入れ、スタータでエンジンをクランキングさせて、オイルをシリンダ内部に行き渡らせる。 12. 点火プラグを取り付けるただし点火プラグのコードは取り付けない。 13. 各ボルト類の締め付けを確認する。破損したり摩耗したりしたパーツを交換する。 14. 機体の塗装がはげていればタッチアップ修理をするペイントは代理店から入手することができる。 15.
PAGE 56
故障探究問題考えられる原因エンジンが始動しない、始動しにくい、すぐ止まる。 1. 燃料タンクが空、または燃料バルブが閉じている。 1. 燃料タンクにガソリンを補給し、燃料バルブを開く。 2. チョークが ON になっていない。 2. チョークを ON にする。 3. 点火プラグのコードがゆるんでいる、または外れている。 3. コードを正しく取り付ける。 4. 点火プラグの割れ、ギャップの狂いなど。 5. エアクリーナが汚れている。 4. 点火プラグを正しく調整して交換する。 6. 燃料フィルタが詰まっている 7. 燃料に水が混入または燃料が粗悪。 8. 安全インタロックスイッチのすき間が適切でない。エンジンのパワーが出ない。エンジンがオーバーヒートしている。異常に振動する。 5. エアクリーナのエレメントを整備する。 6. 燃料フィルタを清掃する。 7. 代理店に連絡する。 8. 代理店に連絡する。 1. エンジンの負荷が大きすぎる。 1. 走行速度を遅くする。 2. エアクリーナが汚れている。 3. エンジンオイルの量が不足している。 2.
PAGE 57
問題刈高が不均一になる。ブレードが回転しない。考えられる原因 1. 刃先が鋭利でない。 1. ブレードを研磨する。 2. ブレードが曲がっている。 2. 新しいブレードを取り付ける。 3. 刈り込みデッキの水平調整が悪い。 3. デッキの左右を水平に調整する。 4. 刈り込みデッキのピッチが適正でない。 5. デッキの内側が汚れている。 6. タイヤ空気圧の調整不良。 4. デッキの前後ピッチを調整する。 5. 清掃する。 6. タイヤ空気圧を調整します。 7. ブレードスピンドルが曲がっている。 7. 代理店に連絡する。 1. ポンプ駆動ベルトが磨耗、ゆるい、または破損。 1. ベルトの張りを点検する。 2. ポンプ駆動ベルトが外れている。 2. ベルトを取り付け、調整シャフトおよびベルトガイドの位置が適正か点検・修正する。 3. 新しいベルトを取り付ける。 3. 刈り込みデッキ駆動ベルトが磨耗、ゆるいまたは破損。 4. 刈り込みベルトが外れている。 5. アイドラスプリングが破損または欠損している。 6. 電気クラッチの調整が不適切。 7.
PAGE 58
図面 g269997 電気回路図 DWG 131-1199 (Rev.
PAGE 59
メモ
PAGE 60
EEA/UK におけるプライバシーに関するお知らせ Toro によるお客様の個人情報の利用について The Toro Company (“Toro”) は、お客様のプライバシーを尊重します。弊社の製品をお買い上げ頂いた際、弊社ではお客様に関する情報を、お客様から直接、あるいは弊社の支社や代理店を通じて入手いたします。入手した情報は、お客様との契約を履行するために使用されます。具体的には、お客様のための製品保証登録、保証請求の処理、万一製品をリコールする場合のご連絡、さらには弊社の事業を進めるため、たとえばお客様満足度を調査したり、製品の改良、またお客様にとって役に立ちそうな製品のご紹介などに使用します。また、トロが上記の業務を遂行するために必要となる活動のために、弊社の子会社、提携会社、代理店などのビジネスパートナーに情報を開示する場合があります。また、法律に基づく要請があった場合や、事業の売却、買収、合併などが発生した場合にはお客様の情報を開示する場合があります。ただし、マーケティングのためにお客様の個人情報を他社に売ることは絶対