Form No. 3449-654 Rev A TimeCutter® 4200 乗 用 芝 刈 り 機 シリ ア ル 番 号 410900000 以 上 モ デ ル 番 号 75740—シ 製品の登録は www.Toro.com.
ト ル ク 値 グ ロ ス 値 、 ネ ッ ト 値 に つ い て この製品に使用 しているエンジンのグロス出力やネット出力は、SAE の J1940 または J2723 規格に則ってエンジンメーカー が実験室にて測定した数値です。安全性、排ガス規 制、機能上の要求などに合わせて調整されるため、こ のクラスの芝刈り機のエンジンの出力トルクは、グロ ス値よりも大幅に下げてあるのが普通です。詳細な内 容については、マシンに同梱されているエンジンメー カーからの情報をご参照ください。 警告 カリフォルニア州 号決 議 に よ る 警 告 第 65号 カリフォルニア州では、この製品に使用 されているエンジンの排気には発癌性や 先天性異常などの原因となる物質が含ま れているとされております。 バッテリーやバッテリー関連製品には鉛が含 まれており、カリフォルニア州では発ガン性 や先天性異常を引き起こす物質とされていま す。取り扱い後は手をよく洗ってください。 米国カリフォルニア州では、この製品を使用し た場合、ガンや先天性異常などを誘発する物 質に触れる可能性があるとされております。 お手元の機械の主な仕様は、www
目次 安全について ............................................................. 4 安全に関する一般的な注意 .............................. 4 傾斜確認方法 ..................................................... 5 安全ラベルと指示ラベル ...................................... 6 製品の概要 ............................................................... 9 各部の名称と操作 ............................................ 10 運転の前に ...........................................................11 運転前の安全確認 ........................................11 燃料を補給する ...................
安全について タイヤ空気圧を点検する .................................35 電動ブレーキの解除方法 ................................35 トラッキングの調整 ........................................36 ベルトの整備 ........................................................ 37 ベルトの点検 ................................................37 刈り込みベルトの交換 ....................................... 37 刈り込みデッキの保守 .......................................38 刈り込みブレードについての安全事 項............................................................38 ブレードの整備 ...................................
傾斜確認方法 g011841 図4 このページはコピーして個人的に利用していただくことができます。 1. この機械を使用できる斜度の上限は 15 度 で す 。法面で作業する場合には、まずその法面の傾斜角度をこのスロープチャートで確認 傾斜 が 15度 度を 超 え る 斜 面 で は 本 機 を 使 用 し な い で く だ さ い 。 推奨されている角度にあわせて折る。 してください。傾 2. この縁を垂線 立ち木、建物、フェンスなど に合わせる。 3.
安全ラベルと指示ラベル 危険な部分の近くには、見やすい位置に安全ラベルや指示ラベルを貼付しています。破損し たりはがれたりした場合は新しいラベルを貼付してください。 decalbatterysymbols バッテリーに関する注意標識 全てがついていない場合もあります。 1. 爆発の危険 2. 火気厳禁、禁煙厳守のこと 7. 3. 劇薬につき火傷の危険あり 8. バッテリー液で失明や火傷 の危険あり。 4. 保護メガネ等着用のこと。 液が目に入ったら直ちに真 水で洗眼し医師の手当てを 受けること。 5. 6. 9. バッテリーに人を近づけな いこと。 保護メガネ等着用のこと爆 発性ガスにつき失明等の 危険あり。 decal105-7015 105-7015 1. ベルトの掛け方 オペレーターズマニュアル 10. 鉛含有普通ゴミとして投棄 禁止。 を読むこと。 decaloemmarkt メーカー純正マーク 1.
decal132-0872 132-0872 3. 異物が飛び出して人にあ たる危険 人を近づけない こと。 2. 開いたデフレクタから異物 4. が飛び出して人にあたる危 険排出口を開いたままで運 転しないこと必ずデフレクタ または集草装置を取り付け て使用すること。 1. 手足や指の切断の危険 可 動部に近づかないこと。 巻き込まれる危険 可動部 に近づかないこと。すべて のガード類を正しく取り付け て使用すること。 デカル 138-6074 は燃料タンクに成形されています。 decal139-2388 139-2388 1. 低速 2. 搬送する場合 3. 高速 decal138-2456 138-2456 1. オペレーターズマニュアル 3. 燃料を入れすぎないこと。 を読むこと。 2.
decal139-2394 139-2394 ニュートラル 1. 走行コントロール 4. 2. 高速 5. 後退 3. 低速 6. 駐車ブレーキ decal144-5288 144-5288 注 この機械は、業界で推奨される最大傾斜角度を用いた前後方 向および左右方向の標準安定試験に合格しており、使用を認めら れる法面の最大角度がデカルに記載されています。斜面で運転す る場合の条件や注意点について、また、特殊な天候や場所条件の もとでこの機械を使用することができるかどうかを判断する方法につ いて、 オペレーターズマニュアル で確認してください。同じ斜面上で あっても、地表面の条件が変われば運転条件が変わります。 decal139-2395 139-2395 ニュートラル 1. 駐車ブレーキ 4. 2. 高速 5. 後退 3. 低速 6. 走行コントロール decal140-2716 140-2716 1. チョーク 2. 高速 3. 低速 decal142-5864 142-5864 8 1.
製品の概要 g295991 図5 1. エンジン 4. 走行コントロールレバー 7. 2. 運転席 5. 後輪 駆動輪 8. Smart Speed™ レバー 3. 燃料タンクのキャップ 6. 前キャスタホイール 9. 9 デフレクタ 刈高レバー 10.
各部の名称と操作 走行コントロールレバー 実際にエンジンを始動して作業を始める前に、各部分 の操作方法をよく知っておいてください。 コントロールレバーを使って、前進・後退・左旋回・右旋 回を行うことができます図 6。 コントロールパネル 駐車位置 マシンから降りる時には、走行コントロールレバーを 外側に開いて PARK 位置にして電気ブレーキを作動さ せてください図 20。マシンを駐車させておく時やマシ ンから離れる時は必ず、走行コントロールレバーを PARK 位置にしてください。 Smart Speed™ コ ン ト ロ ー ル シ ス テ ムレバー The Smart Speed™ コントロールシステムレバーは、 運転席の下にあり、走行速度を「トリミング」、「牽 引」、「刈り込み」に切り替えるレバーです図 5。 g296034 図6 1. スロットル/チョークコント ロール 2. 始動キー 3.
運転操作 刈高レバー 運転席に座ったままでデッキの高さを変更することが できます。レバーを引き上げるとデッキが上がって刈 高が上がり、押し下げるとデッキが下がって刈高が下 がります。この昇降操作は、必ず車両を停止させて 行ってください 図 5 。 注 前後左右は運転位置からみた方向です。 運転の前に 運転前の安全確認 アタッチメントとアクセサリ トロが認定した各種のアタッチメントやアクセサリがそ ろっており、マシンの機能をさらに広げることができ ます。 詳細は弊社の正規サービスディーラ、または 代理店へお問い合わせください 弊社のウェブサイト www.Toro.
– 静電気による燃料着火を防止するために、燃料 の補給はトラックやトレーラに積載したままで行 うのでなく、必ず地表面に降ろした状態で他の 車両から十分に離して行うこと。これが不可能 な場合には、携帯式の燃料容器を他の車両か ら十分に離して地面に置き、まずこの容器に燃 料を入れ、次にこの容器から燃料燃料タンクに 燃料を補給すること。 きれいで新しい購入後30日以内燃料を使ってください。 – 燃料補給は必ず屋外の平らな場所で、エンジ ンが冷えた状態で行う。こぼれた燃料はふき取 る。 コン デ ィ シ ョ ナ ー ス タ ビ ラ イ ザ ー /コ – 喫煙しながらや、周囲に火気がある状態で燃料 を取り扱わない。 – 燃料蒸気を長時間吸わないようにする。 – ノズルや燃料タンクの注入口には手や顔を近づ けないこと。 – 燃料蒸気が目や肌に触れないようにする 必ず適切な排気システムが取り付けられていてそれ が正常に作動する状態で使用してください。 • 給油は、給油ノズルを燃料タンクの口に接触させた 状態を維持して行ってください。ノズルを開いたまま にする器具などを使わないでください。 • もし燃料を
毎日の整備作業を実施する 置にロックする。エンジンを掛ける。エンジンが 作動している状態で、ブレードコントロールスイッ チを「入」にセットし、運転席からすこし立ち上 がるエンジンが停止すれば正常。 毎日の運転前に、保守 (ページ 25)に記載されている 「使用ごと/毎日の典型整備」を行ってください。 4.
運転中に 運転中の安全確認 安全に関する一般的な注意 • • g333847 図 10 • • 角度の調整 走行コントロールレバーの前後位置を調整することが できます。 1. コントロールレバーをアームシャフトに固定してい る上ボルトをゆるめる。 2. レバーを前後に動かせる程度に、下ボルトをゆ るめる。 • • • • • • • g333846 図 11 3. 適当な角度にして両方のボルトを締め付けてレ バーを固定する。 4.
エンジンは換気の十分確保された場所で運転してく ださい。排気ガスには致死性ガスである一酸化炭 素が含まれています。 マシンを作動させたままで絶対に機体から離れな いでください。 牽引する場合は、ヒッチポイント以外の部分は連結 しないでください。 デフレクタやグラスキャッチャーなどのガード類や安 全確保のための機器がすべて確実に取り付けられ て適切に動作していない場合には運転しないでくだ さい。摩耗・劣化した部品は適宜交換してください。 トロ社が認めた以外のアクセサリやアタッチメントを 使用しないでください。 この機械の運転音は、オペレータの耳の位置で 85 dBA となり、長時間使用しつづけると聴覚に障 害を起こす可能性があります。 • • • • • • けがをする恐れがあり、そもそも安全に運転でき ません。以前に刈り込み機械に乗せてもらったこ とのある子供が突然目の前に飛び出したり、知ら ぬ間に機械の後ろに立っていて轢かれるなどの可 能性があります。 斜面での安全確保 • 斜面はスリップや転倒などを起こしやすく、これらは 重大な人身事故につながります。斜面での安全運 転はオペレータの責任です。ど
制御 ス イ ッ チ を 入 れ る ブ レ ー ド PTO制 g008945 図 14 注 ブレードを駆動する場合には、必ずスロットルを高 速にセットしてください図 15。 g229111 図 13 1. 安全ゾーン傾斜角度が15° 未満の平坦な場所で使用 する。 2. 危険ゾーン傾斜が15° を超 5. 障害物からの安全距離マ シンの幅の 2 倍を維持して える法面や、水際などでは 運転してください。 歩行型モアまたはハンドト リマーを使う。 3. 池 4.
g296056 図 17 チョークの操作 冷えているエンジンを始動する時に使用します。 1. スロットル/チョークコントロールを高速位置のさら に先にあるチョーク位置にセットしてからキース イッチ操作を行う。 g369267 図 19 g369269 エンジンの停止手順 図 18 1. ブレードコントロールスイッチをOFF位置にする 図 19 。 2. 走行コントロールレバーを PARK 位置外側に動 かす。 エンジンの始動手順 3. スロットルコントロールをFAST位置とする。 重要 スタータは 1 度に 5 秒間以上連続で使用しないで 4. 始動キーを OFF 位置にして抜き取る。 2.
走行コントロールレバーの使 用方法 警告 この車両は急激な旋回が可能である。確実にコン トロールしないと人身事故や機械を破損するなど の事故を起こす。 • 旋回動作は十分に注意して行うこと。 • 小さな旋回を行う前には速度を十分に落とし てください。 前進走行 注 旋回は十分に注意深く行ってください。 1. レバーを中央位置ロック解除位置にする。 2. 前進するには、左右の走行コントロールレバーを ゆっくりと前へ押し出す図 21。 g004532 図 20 1. 走行コントロールレバー — PARK 位置 4. 後退 2. センター、ロック解除位置 5. 機体正面 3.
推奨用途 トリミング 駐車 X 濡れた重い芝 草 X トレーニング X トリミング X 牽引 集草 X マルチング X 牽引式アタッ チメント X 刈り込み 通常の刈り込 み X 移動走行 X トリミング g008953 最も遅い速度となります。この速度は以下のような条 件で使うのに適しています 図 22 Smart SpeedTM コ ン ト ロ ー ル システムの使い方 The Smart SpeedTM コントロールシステムレバーは、 運転席図 23の下にあり、走行速度を「トリミング」、 「牽引」、「刈り込み」に切り替えるレバーです。 • 駐車 • 湿った重い芝草の刈り込み • トレーニング • トリミング 牽引 中間の速度となります。この速度は以下のような条件 で使うのに適しています • 集草 • マルチング • 牽引式アタッチメント 刈り込み 最も速い速度となります。この速度は以下のような条 件で使うのに適しています g293338 スマートスピードレバー 走行コントロールレバーをニュートラルにして外 側に開いて
危険 デフレクタ、排出口カバー、あるいは集草アセン ブリ一式を取り付けずに刈り込み作業を行うこと は、自分自身や周囲の人間を回転刃やそれに飛 ばされてくる異物の危険にさらす危険行為であ る。回転中のブレードに触れたり、跳ね飛ばさ れた物に当たると、けがをするばかりでなく場合 によっては死亡する。 • デフレクタは排出方向を下向きにする重要な部 材であるから、絶対に取り外したままで刈り込 みを行ってはならない。デフレクタが破損して いる場合には直ちに交換すること。 • 刈り込みデッキの下には絶対に手足を差し入 れないこと。 • 刈り込みデッキの排出部や刈り込みブレード を解 除 の 近 く を 清 掃 す る 時 に は 、 必 ず PTOを し、 エ ン ジ ン の キ ー を OFFに にし て 抜 き 取 OFFし る。 • デフレクタが降りた位置になっているのを必ず 確認しておくこと。 刈り高の調整 注 図 24に示すように、移動走行時には、刈り込みデッ キを一番高い位置、刈高 114 mmにセットしてください。 g296586 図 24 刈高は、38-114 mm の範囲で、13
適切な日数間隔で刈り込む 芝草の生長速度は色々な条件によって左右され、一定 ではありません。ですから、草丈をいつもほぼ一定に 維持するためには成長が早い時期にはひんぱんな刈り 込みが必要になります。芝生の成長速度が遅くなって きたら、刈り込み間隔を長くするようにします。何かの 事情で長期間刈り込みを休んでしまった場合には、ま ず高めの刈高で一度刈り込みを行い、2日ほど経って から刈高を低くしてもう一度刈り込みます。 g019929 図 25 1. 芝削り防止ローラ 4. 上の穴刈高が 63 mm 以 下の場合に使用 2. 下の穴刈高が 76 mm 以 上の場合に使用 5. ボルト 3.
運転終了後に 警告 高温部に触れると非常に危険である。 運転終了後の安全確認 手足や顔や衣服をエンジンやマフラなどの高 温部に近づけないよう十分注意すること。 安全に関する一般的な注意 警告 エンジンを停止させ、キーを抜き取り、各部が完全 に停止したのを確認してから運転位置を離れる。整 備、調整、給油、洗浄、格納などは、機体が十 分に冷えてから行ってください。 • • 火災防止のため、カッティングユニット、マフラー、 駆動部、グラスキャッチャーの周囲に、草や木の 葉、ほこりなどが溜まらないようご注意ください。オ イルや燃料がこぼれた場合はふき取ってください。 • 格納保管中やトレーラで輸送中は、キーを抜き取っ ておいてください。 バイパスレバーがスロット前方にロックされた 状態では、マシンが不意に動き出す可能性 があり、人身事故となる恐れがある。 移動が終了した後は必ずバイパスレバーを 後方にロックしておくこと。 機体の清掃 整 備 間 隔 : 使用後毎回 重要 機体は中性洗剤と水で洗うことができます。た だし高圧洗浄器は使用しないでください。また、コント ロールパネル、運転席の下、
9.
2. トレーラにブレーキとライトが付いている場合に は、それらも接続します。 3. 歩み板を降ろす板と地面との角度が15°以下と なるにすること図 27。 4. 登りはバックで図 28。 g027995 図 28 1. 登りはバックで。 2. 下りは前進で。 5. エンジンを停止してキーを抜き取り、走行コント ロールレバーを開いて駐車位置にする。 6. 前キャスタホイールおよび後部フレームを利用し て機体をロープやチェーンなどで固定する図 29。 ロープ掛けや積荷固定については各地域の法令 などに従ってください。 g027708 図 29 1. ロープ掛けポイント マシンを降ろす 1. 歩み板を降ろす板と地面との角度が15°以下と なるにすること図 27。 2.
保守 注 前後左右は運転位置からみた方向です。 保守作業時の安全確保 • 始動スイッチにキーをつけたままにしておくと、誰 でもいつでもエンジンを始動させることができ、危 険である。整備作業の前には必ずキーを抜いてお くこと。 • 運転席を離れる前に – 平らな場所に駐車する。 – 駆動系統をOFFにする。 – 駐車ブレーキを掛ける。 – エンジンを止め、キーを抜き取る。 – 保守作業は、各部が十分冷えてから行う。 • 適切な訓練を受けていない人には機械の整備をさ せないでください。 • 可動部や高温部に手足を近づけないよう意してくだ さい。エンジンを駆動させたままで調整を行うのは 可能な限り避けてください。 • 機器類を取り外すとき、スプリングなどの力が掛 かっている場合があります。取り外しには十分注意 してください。 • 駐車ブレーキは、頻繁に動作点検を行ってくださ い。必要に応じて調整や整備を行ってください。 • 絶対に安全装置にいたずらをしないでください。安 全装置が適切に作動するかを定期的に点検して ください。 • 火災防止のため、カッティングユニット、マフラー、 駆動
推奨される定期整備作業 整備間隔 使用開始後最初の 5 時間 使用するごとまたは毎日 使用後毎回 整備手順 • エンジンオイルとフィルタの交換を行う。 • • • • • 安全インタロックシステムの動作を確認します。 スポンジエレメントを洗浄・点検する。 エンジンオイルの量を点検する。 ブレードを点検する。 デフレクタが破損していないか点検する。 • カッティングユニット、マフラー、駆動部、グラスキャッチャーやエンジン周囲に、草や 木の葉、ほこりなどが溜まらないようご注意ください。 • デッキのハウジングを洗浄する。 25運転時間ごと • キャスタホイールのベアリングをグリスアップする(砂地で使用している場合には より頻繁に)。 • タイヤ空気圧を点検する。 • ベルトに磨耗や割れが発生していないか点検する。 50運転時間ごと • ペーパーエレメントを交換する。 • 点火プラグを点検する。 100運転時間ごと • エンジンオイルを交換する (高負荷条件や高温下での使用の場合は交換間隔を短 くする)。 • エンジンオイルフィルタの交換を行う。 (ほこりの多い環境で使用するときは整備間 隔を
整備前に行う作業 潤滑 車体をジャッキで持ち上げる 場合 ベアリングのグリスアップ 整 備 間 隔 : 25運転時間ごと—キャスタホイールのベアリ ングをグリスアップする砂地で使用し ている場合にはより頻繁に。 車体をジャッキで持ち上げたら必ずスタンドで支えてく ださい。 グ リ ス の 種 類 No. 2 汎用リチウム系グリス 警告 1. 平らな場所に停車し、ブレードコントロールスイッ チを切り、走行コントロールレバーを開いて駐車 位置にする。 2. エンジンを停止させ、キーを抜き取り、各部が 完全に停止したのを確認してから運転位置を離 れる。 3. グリスフィッティング図 31をウェスできれいに拭く。 下 側 マ フ ラ ー シ ー ル ド 図 30で でマシンを支えると、 マシンが落下して人身事故となる恐れがある。 下側マフラーシールドでマシンを吊り上げたり支 えたりしないこと。 注 フィッティング前部にペイントなどが付着して いる場合は完全に除去する。 g032432 図 31 g299647 図 30 1. 1.
エンジンの整備 エンジンの安全事項 • 手足や顔その他の身体各部や衣服をマフラなどの 高温部に近づけないよう十分注意すること。保守作 業は、エンジンの各部が十分冷えてから行う。 • エンジンのガバナの設定を変えたり、エンジンの回 転数を上げすぎたりしないでください。 エアクリーナの整備 g015016 図 33 注 ほこりのひどい場所で使用する場合は、より頻繁に 数時間ごとにエアクリーナの整備を行ってください。 1. スポンジエレメントとペーパーエレメ ントの取り外し 1. 平らな場所に停車し、ブレードコントロールスイッ チを切り、走行コントロールレバーを開いて駐車 位置にする。 2. エンジンを停止させ、キーを抜き取り、各部が 完全に停止したのを確認してから運転位置を離 れる。 3. エンジン内部に汚れが落ちないように、まず、エ アクリーナ周囲をきれいに清掃する。 4. エアクリーナカバーを固定している 2 つのノブを ゆるめてカバーを外す図 32。 6. スポンジ 2.
スポンジエレメントとペーパーエレメン トの取り付け 重要 エンジンを保護するため、エンジンは必ずペー パーエレメントとスポンジエレメントの両方を取り付け て使ってください。 1. ペーパフィルタにスポンジを取り付ける図 33。 2. スポンジとペーパーフィルタをエアクリーナのハウ ジングに取り付ける。 3. エアクリーナカバーを取り付けて 2 つのノブを締 め付ける 図 32 。 エンジンオイルについて エンジンオイルの仕様 オ イ ル の 種 類 洗浄性オイルAPI規格 SF, SG, SH, SJ またはそれ以上 オ イ ル 容 量 1.
g027477 図 37 6. g029369 図 36 5.
g027478 図 39 点火プラグの点検 重要 点火プラグは清掃しないでください。黒い汚れ、 電極の磨耗、油膜、亀裂などがあれば新しいものと 交換してください。 絶縁体部がうす茶色や灰色なら適正、碍子が黒くなっ ているのは不完全燃焼であるエアクリーナの汚れが 原因であることが多い。 すきまを 0.75 mm に調整する。 g235264 図 38 7. 廃油はリサイクルセンターに持ち込むなど適切な 方法で処分してください。 点火プラグの整備 g206628 図 40 整 備 間 隔 : 50運転時間ごと—点火プラグを点検する。 100運転時間ごと—点火プラグを交換する。 点火プラグの取り付け 取り付ける時には電極間のエアギャップを正しく調整し ておいてください。取り付け、取り外しには必ず専用 のレンチを使い、エア・ギャップの点検調整にはすきま ゲージやギャップ調整工具などを使ってください。必要 に応じて新しい点火プラグと交換してください。 タ イ プ Champion® RC12YC または Autolite® 3924 エ ア ギ ャ ッ プ 0.
燃料系統の整備 ブロアハウジングの清掃 整 備 間 隔 : 100運転時間ごと/1年ごと いずれか早く到 達した方 危険 燃料は非常に引火 爆発しやすい物質である。発 火したり爆発したりすると、やけどや火災などを 引き起こす。 冷却性能を十分に確保するため、刈りかす除けスク リーン、エンジンの冷却フィンや外面の清掃を欠かさな いでください。 燃料に関する注意事項の説明は 燃料についての ペー ジ 11) を 参 照 し て く だ さ い 。 安 全 事 項 (ペ エンジンの冷却フィンや外面を適宜清掃してください。 冷却用シュラウドを忘れずに取り付けてください。ブロ アハウジングのねじは 7.5 N·m0.76 kg.m = 5.
電気系統の整備 電気系統に関する安全確保 g027506 • 修理を行う時は、バッテリーから、マイナスケーブ ルを外しておいてください。 • バッテリーの充電は、火花や火気のない換気の良 い場所で行ってください。バッテリーと充電器の接続 や切り離しを行うときは、充電器をコンセントから抜 いておいてください。また、安全な服装を心がけ、 工具は確実に絶縁されたものを使ってください。 バッテリーの整備 バッテリーの取り外し 警告 バッテリーの端子に金属製品や車体の金属部分 が触れるとショートを起こして火花が発生する。 それによって水素ガスが爆発を起こし人身事故に 至る恐れがある。 g333995 図 42 • バッテリーの取り外しや取り付けを行うときに は、端子と金属を接触させないように注意す る。 • バッテリーの端子と金属を接触させない。 1. 平らな場所に停車し、ブレードコントロールスイッ チを切り、走行コントロールレバーを開いて駐車 位置にする。 2. エンジンを停止させ、キーを抜き取り、各部が 完全に停止したのを確認してから運転位置を離 れる。 3.
5. プラス赤ケーブルのゴムカバーを外す。 6. バッテリー端子からプラスケーブル赤を外す図 43 。 注 ねじ類はすべて保管しておく。 7. バッテリー押さえ図 43を外して、バッテリートレイ からバッテリーを取り出す。 g000538 図 44 1. バッテリーのプラス端子 3. 充電器からの赤色+コード 2. マイナス-端子 4. 充電器からの黒色-コード バッテリーの取り付け 1. バッテリーをトレイに載せる図 43。 2. 先ほど取り外したねじ類を再使用して、プラス ケーブル赤いケーブルをバッテリーのプラス 端 子に取り付ける。 3. 先ほど取り外したねじ類を再使用して、マイナ スケーブルをバッテリーのマイナス-端子に取り 付ける。 4. プラス端子赤色に赤いゴムカバーを取り付ける。 5. バッテリー押さえを使ってバッテリーを固定する 図 43 。 6. 座席をもとに戻す。 g293472 図 43 1. バッテリー 5. マイナス-端子 2. バッテリーのプラス端子 6. 蝶ナット、ワッシャ、ボルト 3.
走行系統の整備 タイヤ空気圧を点検する 整備間隔: 25運転時間ごと—タイヤ空気圧を点検する。 前後のタイヤとも規定値に調整して運転してください。 空気圧そろっていないと均一な刈高になりません。空 気圧は空気バルブ図 46で測定してください。測定はタ イヤが冷えている状態で行うのがベストです。 前キャスタホイールのタイヤ空気圧は 2.06 bar (2.1 kg/cm2 = 30 psi) またはタイヤ側壁に表示されている値 のうち低い方の圧力に調整してください。 g293931 図 45 1. 5. チャージ回路用15 A 2. メイン 25 A 後輪駆動輪の空気圧は、0.90 bar (0.9 kg/cm2 = 13 psi としてください。 座席をもとに戻す。 g000554 図 46 1. 空気バルブ 電動ブレーキの解除方法 リンクアームを前方に回転させると、手動で電気ブレー キを解除することができます。電動ブレーキに通電する と、ブレーキはリセットされます。 35 1. 始動キーを OFF 位置にして抜き取る。 2. バッテリーの接続を外します。 3.
g294417 図 47 1. 電動ブレーキのコントロールモジュールに付いているリン クアーム 2. 左後タイヤ トラッキングの調整 平坦な場所を全速で前進走行したときにマシンが左右 どちらかに寄っていく場合には、トラッキングの調整 を行ってください。 マシンが左側に寄る場合は、右側の走行コントロール レバーを調整します。右側に寄る場合は左側の走行 コントロールレバーを調整します。 g294926 図 48 1. ボルト 注 トラッキング調整は前進方向のみ可能です。 1. 平らな場所に停車し、ブレードコントロールスイッ チを切り、走行コントロールレバーを開いて駐車 位置にする。 2. エンジンを停止させ、キーを抜き取り、各部が 完全に停止したのを確認してから運転位置を離 れる。 3. 調整が必要な側の走行コントロールレバーの近く にあるトラッキング調整ボルトを探し出す図 48。 5. 注 運転席を倒すと調整ボルトにアクセスしやすく なります。 4.
ベルトの整備 ベルトの点検 整 備 間 隔: 25運転時間ごと—ベルトに磨耗や割れが発 生していないか点検する。 ベルトが破損している場合には交換する。磨耗の兆 候としてベルトが回転するときにきしみ音がする、刈 り込み中にベルトが滑ってブレードが回らない、ベル トの縁がほつれている、焼けた跡がある、割れてい るなどがあります。 g336421 図 50 刈り込みベルトの交換 1. 2. 磨耗の兆候としてベルトが回転するときにきしみ音がす る、刈り込み中にベルトが滑ってブレードが回らない、 ベルトの縁がほつれている、焼けた跡がある、割れ ているなどがあります。これらの兆候を発見したらベ ルトを交換してください。 6. 金具 ナット 3. アイドラプーリ スプリング取り外し工具Toro P/N 92-5771を用い て、デッキのフックからアイドラスプリングを取り 外してスプリングのテンションをなくし、プーリから ベルトを取り外す図 51。 1. 平らな場所に停車し、ブレードコントロールスイッ チを切り、走行コントロールレバーを開いて駐車 位置にする。 2.
7. エンジンプーリとデッキプーリに新しいベルトを 掛け回す 図 51 。 刈り込みデッキの保守 8. スプリング取り外し工具Toro P/N 92-5771を用い て、デッキのフックにアイドラスプリングを取り付 けてスプリングにテンションを掛ける。これにより アイドラプーリとベルトが強く張る図 51。 刈り込みブレードについての 安全事項 9. 金具をアイドラプーリに固定しているナットを締 め付ける。 • ブレードが磨耗や破損していないか定期的に点検 すること。 注 金具をアイドラアームに対して図 50のように セットする。 • ブレードを点検する時には安全に十分注意してくだ さい。ブレードをウェスでくるむか、安全手袋をは め、十分に注意して取り扱ってください。ブレードは 研磨または交換のみ行い、たたいて修復したり溶 接したりしないでください。 • 複数のブレードを持つ機械では、つのブレードを 回転させると他も回転する場合がありますから注意 してください。 • バランスを狂わせないようにするため、ブレードを交 換するときにはボルトもセットで交換してください。 10.
g006530 図 52 1. 刃先 3. 磨耗や割れの発生 2. 立ち上がり部分 4. ひび g014973 図 54 ブレードの変形を調べる 注 以下の点検は、平らな床面にマシンを駐車した状態 で行う必要があります。 1. 刈り込みデッキを、一番低い刈高にセットする。 2. 厚手の丈夫な手袋をはめるなどして確実に保護し た手で、ブレードをゆっくり回転させ、適当な位置 で、刃先から床面までの距離を測定する図 53。 1. ブレード測定位置に回したところ 2. 平らな床面 3. 刃先から床面までの距離を測定するA 4. 同じブレードを180度回転させる。すなわち、ブ レードのもう一方の刃先が、先ほど測定した場所 と同じ位置にくるようにする図 55。 g014974 図 55 g014972 図 53 1. デッキ 2. スピンドルハウジング 3. 3. 枚刃 1. ブレード先ほど測定した側 2. 測定先ほど測定を行った位置 3. 先ほどと反対側の刃先が、測定位置に来る 5.
g014973 図 56 g027833 1. 反対側の刃先測定位置に回したところ 2. 平らな床面 3. 刃先から床面までの距離を測定するB A. B. 6. 図 57 A と B との差が 3 mm よりも大きい場合に は、そのブレードは曲がっていて危険である から新しい刃に交換する ブレードの取り外 し (ページ 40)と ブレードの取り付け (ペー ジ 40)を参照。 1. ブレードの立ち上がりセイ ル部 3. 湾曲ワッシャ 2. 枚刃 4. ブレードボルト ブレードの研磨 1. ブレードは、左右の刃先をやすりで磨く図 58。 注 新しい刃に交換しても差が 3 mm よりも 注 刃先の角度を変えないように注意すること。 大きい場合には、スピンドルが曲がってい る可能性があります。弊社代理店に連絡し てください。 注 左右を同じだけ削るようにすればバランスが 狂わない。 測定値の差が適正範囲内であれば次のブ レードの測定を行う。 各ブレードについて上記の検査を行う。 g000552 図 58 ブレードの取り外し 1.
重要 ブレードの立っている側 セイル部 がカッティ ングデッキの天井を向くのが正しい取り付け方で す。 2. 湾曲ワッシャ、ブレードボルトを、スピンドルシャ フトに取り付ける図 57。 3. 各ブレードボルトを 81-108 N·m4.9-9.0 kg.m = 60-80 ft-lb にトルク締めする。 デッキの水平調整 デッキを取り付けたときや、刈り上がりが揃っていな いときには、デッキが水平に取り付けられているかど うかを点検してください。 g294044 図 60 デッキの水平調整の前に、ブレードが曲がっていない か点検し不良ブレードは交換してください ブレードの整 備 (ページ 38)を参照してから作業を続けてください。 1. 2. ブレードを左右方向に向け る 外側の刃先 3.
g294046 図 61 1. 2. ブレードを前後方向に向け る 外側の刃先 3. 刃の先端から平らな床面ま での距離を測る。 g294197 図 63 左右の水平調整 1. 車両の左側に移動して、 2. 芝削り防止ローラを一番上の穴にセットするか、 全部取り外すかする 芝削り防止ローラを調整す る (ページ 20)を参照。 3. 刈高レバーを 76 mm に設定する 刈り高の調整 (ページ 20)を参照。 4. デッキの左右前部に角材厚さ 6.6 cmを入れる。 芝削り防止ローラの下には入れないこと図 62。 5. 刈り込みデッキのスカートの後ろの左右のエッジ 部の下にブロック厚さ 7.3 cmをそれぞれ 1 個 ずつセットする図 62。 1. 刈高プレート 2. ヘアピンコッター 7. 3. ワッシャ 刈高プレートを取り付けた時にプレートがデッキイ の重量を支えるように、プレート別の穴にセット する 図 64 。 g294195 図 64 8. ワッシャとヘアピンコッターを取り付ける図 64。 9.
g294471 g366001 図 65 1. 調整ロッド 2. 調整ブロック 2. 3. 図 66 調整ナット 1. 刈り込みデッキ前部を高くするには、調整ナッ トを締める。 3. 刈り込みデッキ前部を低くするには、調整ナット をゆるめる。 4. 調整ができたら、もう一度前後の傾きをチェック し、傾きが適正になるまで前端での刃先の高さが 後端での高さよりも 1.6-7.9 mm 低い前部ロック ナットでの調整を続ける デッキの前後の傾きの点 検 (ページ 41)を参照。 5. 前後の傾きを正しく調整できたら、もう一度水 平調整を点検する 左右の水平の点検 (ページ 41)を参照。 前サポートロッド 2. デッキブラケット 5. 刈り込みデッキの前部を、注意深く、床面に降ろ す。 6. 機体の左右どちらかで、デッキピンからヘアピン コッターとワッシャを外す図 67。 刈り込みデッキの取り外し 1. 平らな場所に停車し、ブレードコントロールスイッ チPTOを切り、走行コントロールレバーを開いて 駐車位置にする。 2.
10. 機体下から刈り込みデッキを引き出す。 注 外した部材やねじ類は今後のために保管す る。 刈り込みデッキの取り付け 1. 平らな場所に停車し、ブレードコントロールスイッ チPTOを切り、走行コントロールレバーを開いて 駐車位置にする。 2. エンジンを停止させ、キーを抜き取り、各部が 完全に停止したのを確認してから運転位置を離 れる。 3. 機体下に刈り込みデッキを押し入れる。 4. 刈高レバーを一番低い刈高にセットする。 5. 機体の左右どちらかで、デッキ後部を持ち上げて 昇降アームをデッキピンに取り付ける図 67。 6. g298207 図 68 ワッシャとヘアピンコッターで昇降アームを取り付 ける 図 67 。 1. デッキ 5. ロッド 2. 短い突起 6. 7. スプリング ナット ⅜" 7. 機体の反対側でも、ステップ5 と 6 を行う。 3. デフレクタピボット 8. 前部のサポートロッドをデッキに取り付け、クレビ スピンとヘアピンコッターで固定する図 66。 4. デフレクタ 9.
洗浄 8. 注 一回の洗浄でデッキ内部が十分にきれいにな らない場合には、水にぬらしたままで30分程度 放置し、そしてその後にもう一度、洗浄を行って ください。 デッキ内側の清掃 整 備 間 隔 : 使用後毎回 9. 重要 機体は中性洗剤と水で洗うことができます。た だし高圧洗浄器は使用しないでください。また、コント ロールパネル、運転席の下、エンジンのまわり、油 圧ポンプ、モータに大量の水が掛からないように注意 してください。 洗浄用フィッティングが破損していたり、外れ てなくなっていたりすると、そこから異物が飛 び出してきたり、ブレードに直接接触するなど の危険が出てくる。ブレードに触れたり、飛 び出してくる異物に当たると大けがをする。 最悪の場合は死亡事故になる。 平らな場所に停車し、ブレードコントロールスイッ チPTOを切り、走行コントロールレバーを開いて 駐車位置にする。 2. エンジンを停止させ、キーを抜き取り、各部が 完全に停止したのを確認してから運転位置を離 れる。 3.
保管 12. ブレードの状態を点検する ブレードの整備 (ペー ジ 38)を参照。 格納保管時の安全確保 13. 格納期間が30日間を超える場合には以下の作 業を行う • エンジンを停止させ、キーを抜き取り、各部が完全 に停止したのを確認してから運転位置を離れる。調 整、整備、洗浄、格納などは、機体が十分に冷え てから行ってください。 • 裸火の近くに機械や燃料を保管したり、屋内や箱 型トレーラ内で燃料の抜き取りをしたりしない。 ガス湯沸かし器のパイロット火やストーブなど裸火 や火花を発するものがある近くでは、機械や燃料容 器を保管格納しないでください。 • 洗浄と格納保管 1. 2. 3. 平らな場所に停車し、ブレードコントロールスイッ チPTOを切り、走行コントロールレバーを開いて 駐車位置にする。 エンジンを停止させ、キーを抜き取り、各部が 完全に停止したのを確認してから運転位置を離 れる。 駐車ブレーキの動作点検を行う 駐車位置 (ペー ジ 10)を参照。 エアクリーナの整備を行う エアクリーナの整備 (ページ 28)を参照。 6.
バッテリーの保管 1. バッテリーをフル充電する。 2. 24 時間後にバッテリーの電圧を測定する。 注 電圧が 12.6 V 未満であった場合には、ステッ プ1と2をもう一度行ってください。 3. バッテリー端子からケーブルを外す。 4. 定期的に電圧を測定し、12.4 V 以上であること を確認しておく。 注 電圧が 12.
故障探究 問題 考えられる原因 対策 燃料タンクが凹みそうになったり、燃料切 れ表示が頻繁に出る。 1. エアクリーナのペーパーエレメントが目 詰まりしている。 1. ペーパーエレメントを清掃する。 エンジンがオーバーヒートしている。 1. エンジンの負荷が大きすぎる。 1. 走行速度を遅くする。 2. エンジンオイルの量が不足している。 2. クランクケースにオイルを入れる 3. 清掃して空気の流れを良くする。 3. 冷却フィン付近およびエンジンのブロ アハウジングの下付近が目詰まりして いる。 4. エアクリーナが汚れている。 スタータがクランキングしない。 エンジンが始動しない、始動しにくい、すぐ 止まる。 5. 燃料に水が混入または燃料が粗悪。 4. エレメントを清掃または交換する。 5. 代理店に連絡する。 1. ブレードスイッチが解除されていない。 1. ブレード制御スイッチを切る 2. 走行コントロールレバーが PARK 位置 にない。 3. バッテリーが上がっている。 2. 走行コントロールレバーを PARK 位置外 側 に動かす。 3.
問題 機体が異常に振動する。 刈高が不均一になる。 ブレードが回転しない。 考えられる原因 対策 1. ブレードが曲がっているバランスが悪 い。 1. 新しいブレードを取り付ける。 2. ブレード取り付けボルトがゆるい。 2. 取り付けボルトを締め付ける。 3. エンジン固定ボルトがゆるんでいる。 3. エンジン取り付けボルトを締め付ける。 4. エンジンプーリ、アイドラプーリ、また はブレードプーリがゆるんでいる。 4. プーリを締め付ける。 5. エンジンプーリの破損。 5. 代理店に連絡する。 6. ブレードスピンドルが曲がっている。 7. モータのマウントが磨耗、またはゆる い。 7. 代理店に連絡する。 1. ブレードが鋭利でない。 1. ブレードを研磨する。 6. 代理店に連絡する。 2. ブレードが曲がっている。 2. 新しいブレードを取り付ける。 3. 刈り込みデッキの水平調整が悪い。 4. 芝削り防止ローラ搭載機の場合の設 定が悪い。 5. デッキの内側が汚れている。 3. デッキの前後左右の調整を行う。 4.
図面 g307974 電 気 回 路 図 139-2356 (Rev.
号決 議 に よ る 警 告 カ リ フ ォ ル ニ ア 州 第 65号 この警告は何? 以下のような警告ラベルが張られた製品を見かけることがあるでしょう 警 告 ガンおよび先天性障害の恐れ —www.p65Warnings.ca.gov.