Form No. 3373-459 Rev C イン チ 、 52イ イン チ 、 60イ イン チ E-Z 48イ Vac™ ツ イ ン ソ フ ト バ ガ ー Z Master® 2000 シ リ ー ズ 芝 刈 り 機 モ デ ル 番 号78569—シ シ リ ア ル 番 号 312000001 以 上 G018353 製品の登録は www.Toro.com.
はじめに この説明書を読んで製品の運転方法や整備方法を十 分に理解し、他人に迷惑の掛からないまた適切な方 法でご使用ください。この製品を適切かつ安全に 使用するのはお客様の責任です。 弊社のウェブサイト www.Toro.com で製品やアクセ サリ情報の閲覧、代理店についての情報閲覧、お 買い上げ製品の登録などを行っていただくことが できます。 整備について、また純正部品についてなど、分から ないことはお気軽に弊社代理店またはカスタマー サービスにおたずねください。お問い合わせの際に は、必ず製品のモデル番号とシリアル番号をお知 らせください。図 1と 図 2 にモデル番号とシリアル 番号を刻印した銘板の取り付け位置を示します。 いまのうちにモデル番号とシリアル番号をメモし ておきましょう。 1 g018357 図2 1. バガーの銘板取り付け位置 モデル番号 シリアル番号 1 G018356 図1 1.
安全について 安全ラベルと指示ラベル .................................... 4 組み立て ..................................................................... 6 1 デッキの準備を行う .......................................... 7 2 サイドバンパーとサポートブラケットを 取り付ける ....................................................... 7 3 テールパイプ延長部を取り付け る ...................................................................... 8 4 排気シールド取り付け穴を開け る .....................................................................10 5 排気シールドを取り付ける ..............................
• 集草装置の中に、長期間にわたって刈かすを放 置しないでください。 • 集草装置の各部が消耗や劣化してくると、内部 の可動部が露出したり、内部に吸い込まれたも のが飛び出してくる危険があります。各部を頻 繁に点検し、必要に応じてメーカーが推奨する 交換部品と交換するようにしてください。 安全ラベルと指示ラベル 危険な部分の近くには、見やすい位置に安全ラベルや指示ラベルを貼付しています。破損 したりはがれたりした場合は新しいラベルを貼付してください。 1-653558 103–2076 121–3212 1. 警告 オペレーターズマニュ 4. インペラによる手足や指 の切断の危険PTOを解除 アル を読むこと。 し、エンジンを止めてキー を抜き取り、各部が完全に 停止するまで待つこと。 2. 警告 聴覚保護具を着用の こと。 5. 異物が飛び出す危険ブロ アを作動させる前に必ず集 草装置を取り付け、ラッチ を確認すること。 3. インペラによる切傷や手足 の切断の危険手を近づけ ないこと すべての安全カ バー類を正しく取り付けて おくこと。 6.
109–6809 1. 手を押しつぶされる危険バガー全体を機体から取り外さないこと1バガー上部を開く。2. バガーからバッグを取り外す。3.
組み立て 付属部品 すべての部品がそろっているか、下の表で確認してください。 手順 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 数量 内容 必要なパーツはありません。 – 左バンパー 左側フレームサポートブラケット 右バンパー 右側フレームサポートブラケット キャリッジボルト3/8 x 1-1/4 インチ フランジナット3/8 インチ テールパイプ延長部 ワッシャヘッドねじ#8 x 1/2 インチ, タッ プねじ 排気シールド フランジ付き六角ヘッドボルト3/8 x 1 イ ンチ ナット(3/8 インチ 排気シールド フランジ付き六角ヘッドボルト3/8 x 1 イ ンチ ナット(3/8 インチ ホッパーサポートフレーム ヘアピン フード押さえ棒 バガーフード バッフル ヘアピン 小 フードアセンブリ バッグ ブロアブロアドライブキットより ブロアベルトブロアドライブキットより ブロアアセンブリブロアドライブキットより スプリングブロアドライブキットより ベルトカバーブロアドライブキットより カバーのノブ 上排出チューブ ねじ1/4 x 3/4 インチ ロックナット1/4 インチ 下排出チュ
手順 数量 内容 用途 13 ウェイト取り付けブラケット キャリッジボルト 5/16 x 3/4 インチ フランジナット5/16 インチ 前ウェイト ボルト3/8 x 1インチ ロックワッシャ 平ワッシャ フランジナット3/8 インチ 1 2 2 3 6 6 6 3 ウェイトを取り付けます。 14 必要なパーツはありません。 – タイヤ空気圧を点検する。 注 前後左右は運転位置からみた方向です。 1 2 デッキの準備を行う サイドバンパーとサポートブラケッ トを取り付ける 必要なパーツはありません。 この作業に必要なパーツ 手順 ブロアとバガーキットを取り付ける準備として、以 下の作業を行ってください。 1. PTO を解除し、走行コントロールレバーを ニュートラルロック位置にセットし、駐車ブ レーキを掛ける。 2. エンジンを停止させ、キーを抜き取り、各部 が完全に停止したのを確認してから運転位置 を離れる。 3. 刈り込みデッキに曲がりや凹みが発生してい る場合には、これらをすべて修復し、欠損し ているパーツはすべて取り付ける。 4.
4 7 7 8 1 5 8 E. マフラーのヒートシールド ブラケット 付きを左側バンパーの内側にセットする 図 4。 F. 左側サポートブラケット、左バンパー、 マフラーガード用の穴を、中央エンジン ガードの上側の穴に合わせる図 4。 G. ブラケットとバンパーとマフラーガード を、中央エンジンガードにある上側の穴 に仮止めするキャリッジボルト3/8 x 1-1/4 インチ1本とフランジナット3/8 インチ1 個を使用する図 4。 H. 左側バンパーの前穴とマフラーガードの 前穴とを、シャーシの前方取り付け位置 に合わせる 図 4 。 I. バンパーとガードを、取り付け位置に固 定するキャリッジボルト3/8 x 1-1/4 イン チ1本とフランジナット3/8 インチ1個を 使用する 図 4 。 J. ブラケット、バンパー、マフラーガード を中央エンジンガードに固定しているボ ルト・ナットを本締めする。 6 2 G018358 3 8 図4 サイドバンパーとブラケットの取り付け 1. 左側バンパー 5. 右側バンパー 2. 中央エンジンガード 6.
4 3 テールパイプ延長部を取り付ける この作業に必要なパーツ 1 テールパイプ延長部 1 ワッシャヘッドねじ#8 x 1/2 インチ, タップねじ 5 3 3 手順 以下の手順でテールパイプ延長部を取り付ける 1. 1 エンジンの左下側にあるマフラーのテールパ イプを探し出す。 6 4 注 もし、テールパイプ延長部を取り付けるた めの空間が不足しているようであれば、以下 の方法で場所を確保する A. 左下エンジンガードを機体に固定してい るフランジナット3個を取り外す図 5。 注 外した部品は捨てないこと。 5 3 3 2 6 G018372 図5 左下エンジンガード 1. 左下エンジンガード米国内 仕様 4. フランジナット 2. 左下エンジンガード米国外 仕様 5. キャリッジボルト中央エン ジンガード 3. キャリッジボルト前取り付 けポイント 6. マフラーのテールパイプ B.
注 ステップ1でエンジンガードを外した場合に は、以下の手順で再取り付けしてください A. ガードについている穴を、前取り付けポ イントの後ろ側と中央エンジンガードに 合わせる 図 5 。 B. 下側エンジンガードを中央エンジンガー ドのキャリッジボルトに仮止めする先ほ ど外したフランジナットのうちの1個を 利用する 図 5 。 C. 下側エンジンガードを前取り付けポイン トに固定する先ほど外したキャリッジボ ルトとフランジナットを利用する図 5。 D. 全部のボルト・ナットを本締めして左下 側エンジンガードを固定する。 2 1 4 3 1 排気シールド取り付け穴を開ける 4 この作業に必要なパーツ 3 2 フランジ付き六角ヘッドボルト3/8 x 1 インチ 2 ナット(3/8 インチ 注 排気シールド取り付け用の穴がすでに左下エン ジンガードについている場合には、セクション5 排 気シールドを取り付ける (ページ 11)の説明へ飛ん でください。 G018366 図6 テールパイプ延長部の取り付け 3. 排気シールド 手順 4 1.
1 G018638 図8 米国外仕様のマシンTEへの熱シールドの取り付け G018637 図7 米国内仕様のマシンへの熱シールドの取り付け ii. 排気シールドの右側のフランジ の下側のエッジを、エンジン ガードの下側のエッジに揃える 図 7。 iii. 排気シールドの左フランジ穴が 1つ付いている)を左下エンジン ガードの小さい角部に合わせる 図 7。 1. 排気シールドの右側のフランジ の下側のエッジを、エンジン ガードの下側のエッジに揃える 図 8。 iii. 排気シールドの右フランジを、 エンジンガードに仮止めするフ ランジ付き六角ヘッドボルト3/8 x 1 インチを2本とナット3/8 イ ンチ2個を使用する。 iv. 排気シールドの左フランジ穴が 1つ付いている)を左下エンジン ガードの角部に合わせる図 8。 ii. 注 排気シールドの左側フランジ 穴が1つの方が、エンジンガード の表面と同じ高さ面一になるよ うにしてください。 • iv. 排気シールドの左フランジの上 部エッジを、左下エンジンガー ドの上部エッジに合わせる図 7。 v.
3 5 排気シールドを取り付ける この作業に必要なパーツ 1 排気シールド 3 フランジ付き六角ヘッドボルト3/8 x 1 インチ 3 ナット(3/8 インチ 5 手順 1. 2 4 以下の手順で、左下バンパーに排気ガードを取り 付ける 4 1 排気ガードの左フランジを、エンジンガード の小さい角部に取り付ける図 9 は 米 国 内 仕 様 米国 外 仕 様 TEの の場 合 。 の 場 合 、図 10 は米 1 2 6 G018364 図9 米国内仕様のマシンへの熱シールドの取り付け 12 1. 左下エンジンガード 4. ナット(3/8 インチ 2. 排気シールド 5. フランジナット左下エンジン ガード、後部の取り付けポ イント 3. フランジ付き六角ヘッドボ ルト3/8 x 1 インチ 6.
3 6 ホッパーサポートフレームとフード ロッドの取り付け この作業に必要なパーツ 5 2 4 1 4 1 ホッパーサポートフレーム 2 ヘアピン 1 フード押さえ棒 手順 以下の手順でホッパーサポートのフレームを取り 付ける 1. ホッパーサポートのフレームの位置決めを行 うフレーム上部についているキー付きフード ピンが右側を向き、フレーム下部にある取り 付けピンが左を向くように図 11のように取 り付ける。 2 1 2 6 G018365 図 10 米国外仕様のマシンTEへの熱シールドの取り付け 1. 左下エンジンガード 4. ナット(3/8 インチ 2. 排気シールド 5. フランジナット左下エンジン ガード、後部の取り付けポ イント 3. フランジ付き六角ヘッドボ ルト3/8 x 1 インチ 6. 5 3 テールパイプ延長部 6 2.
3. 右側フレームサポートブラケットの右側に、 取り付けピンを合わせる図 11。 4. フレームを、右側ブラケットのU字タブの間 に降ろす 図 11 。 5. ホッパーサポートフレームを左にスライドさ せて、右側フレームサポートブラケットに取 り付けピンが通るようにする図 11。 7 フードバッフルを取り付ける この作業に必要なパーツ 注 ホッパーサポートフレームとフレームサ ポートブラケットとは精密嵌め合い設計と なっている。必要に応じ、木槌などを使用し てホッパーフレームサポートの位置をフレー ムブラケット内で調整してください。 6. 取り付けピンの穴にヘアピンを通して、フレー ムをブラケットに固定する図 11。 バガーフード 1 バッフル 2 ヘアピン 小 バッフルをバガーフードに取り付ける 以下の要領でフードロッドを取り付ける 1. 1 フードロッドの位置決めを行うストップフラ ンジがホッパーのサポートフレームを向くよ うにする 図 12 。 1. バッフルに付いているヘアピンを外す捨てな いこと 。 2.
6. バッフル取り付けタブを、フードのバッフル 取り付けスロットに合わせ、取り付けタブを 上向きにスロットに押し込む図 13。 7. バッフル取り付けタブの穴にヘアピンを 図 14 のように通してフードにバッフルを固定する。 2 3 1 5 1 G018608 図 15 エアクリーナカバーを取り外す 6 2 3 2. バガーフード 5. バッフル 3. バッフル取り付けタブ 6. ダクトシール 8 フードアセンブリとバッグの取り 付け この作業に必要なパーツ 2 バッグ 手順 以下の手順でエアクリーナのカバーを取り外す 1. ブリーザバルブ 3. エアクリーナのラッチ エアフィルタのカバーを後ろに引いてエアフィ ルタのカバーを外す。 以下の要領でフードアセンブリを取り付ける バッフルのスロット 4. フードアセンブリ 2. g018354 ヘアピン 1 エアクリーナのカバー 2. 4 図 14 バガーフードアセンブリ 1. 1.
重要 フィルタの真ん中 柔らかい部分 を持たない でください。 1 1. エアクリーナのカバーのブリーザバルブが時 計の5時の位置にくるようにエアクリーナカ バーを取り付ける図 17。 3 3 1 2 3 4 5 2 G018610 図 17 エアクリーナのカバー G018361 図 16 フードを取り付ける 1. フード 4. ピボットブラケット キーピ ボットピン付き 2. フードブラケット キー穴ス ロット付き 5. フードを取り付けた状態 3. ホッパーサポートフレーム 3. キー穴のスロットが上になるようにフードを 回転させ、フードをキー付きピボットピンの 右側に合わせる図 16。 4. フードをホッパーフレームに組み付けるキー 穴付きブラケットをキー付きピンに被せるよ うに差し込む 図 16。 5. フードを下に下ろし、図 16のようにホッパー サポートフレームに固定する。 1. エアクリーナのカバー 2. ブリーザバルブ 2. 3.
1 2 1 2 3 g018363 図 19 9 ブロアアセンブリにブロアベルト を取り付ける 3 4 この作業に必要なパーツ 5 G018362 図 18 バッグを取り付ける 1. フード 4. 取り付けタブ 2. ノッチ付きバッグブラケット 5. バッグ 3. ホッパーサポートフレーム 2. バッグアセンブリの取り付けタブをノッチ付 きバッグブラケットに合わせる図 18。 3. バッグアセンブリのタブがノッチ付きブラケッ トに完全に着座するまでバッグを下げる図 18。 4. もう1個のバッグについても同様にステップ 1 と 2 を行う 図 18 。 5. バガーフードを下ろす図 18。 6. フードラッチについている穴を、フード押さ え棒に合わせる図 19。 7. 1 ブロアブロアドライブキットより 1 ブロアベルトブロアドライブキットより 手順 1.
4 10 1 5 ブロアアセンブリを取り付ける 3 この作業に必要なパーツ 2 7 1 ブロアアセンブリブロアドライブキットより 1 スプリングブロアドライブキットより 手順 警告 排出口がデフレクタなどで覆われていないと、 刈り込みデッキから異物が飛び出して人に当た る恐れがあり、このようなことが実際におこる と深刻な人身事故になりかねない。また、ブ レードに触れて大怪我をする可能性もある。 6 • モアを使用するときには、必ず、カバープ レート、マルチプレートまたは集草装置を 取り付けておくこと。 • 集草シュートと集草装置を外したら、必ず デフレクタを取り付けること。 2 7 G018367 図 21 ブロアベルトの経路 1. 駆動プーリ 5. ブロア都合上、ハウジング の位置が実際と異なる 2. ブロアベルト 6. ブロアの位置説明の都合 上、ハウジングを表示して いない 3. ブロアプーリ 7. 刈り込みデッキ 4. アイドラ/テンションプーリ 2.
6 2 4 ラッチピンをロック位置から開放位置にする 図 24 。 4. 3 7 2 4 3 1 1 5 3 g015594 図 22 1. ボルト 5. スプリングを取り付けた状 態 2. スペーサ 6. デフレクタ 3. ロックナット 7. スプリングの J 字形フック 4. スプリング 5 6 4 以下の要領でブロアアセンブリを取り付ける 1. 7 G018370 図 24 ブロアとシュートブラケットに固定する 刈り込みデッキについている右側ベルトカ バーを取り外す。 注 取り外したベルトカバーは、側方排出用 シュートを取り付けて使用する場合に必要と なるので廃棄せずに保管してください。 1. ブロアアセンブリ 2. ラッチピンロック位置 6. アイドラプーリ 3. ラッチピン開放位置 7. ベルトアイドラプーリの下 2. ブロアのピボットピンを、刈り込みデッキの ピボットピン穴に合わせる図 23。 4. シュートブラケット 3. ブロアを降ろしてピボットピンを穴に通す図 23 。 5.
7 11 1 3 ベルトカバーの取り付け 2 この作業に必要なパーツ 4 9 図 25 テンションスプリングを取り付けてベルトを整列させる 1. ブロアアセンブリ 6. スプリング ラッチピンロック位置 7. アイドラスプリングポスト 3. シュートブラケット 8. スプリングのフックの端部 4. アイドラピボットブラケット 9. ベルトアイドラプーリに整列 させた状態 5. 固定スプリングポスト 1 カバーのノブ 1. 刈り込みデッキを、一番低い刈高に降下させ る。 2. 新しい右側ベルトカバーを、ベルトカバーブ ラケットに合わせると共に、デッキブラケッ トのノッチに合わせる。 3. 新しいベルトカバーを取り付けるカバーについ ている左右のノッチがベルトカバーサポートを 越えるように取り付け、ラッチをかける図 26。 g018371 2.
12 2 排出チューブを取り付ける この作業に必要なパーツ 1 上排出チューブ 3 ねじ 1/4 x 3/4 インチ 3 ロックナット 1/4 インチ 1 下排出チューブ 手順 1 重要 排出チューブを取り付ける前に、刈り込み デッキの刈高設定が一番低い設定であることを確 認してください。 注 マシンからバガーを取り外した場合には、必ずデ フレクタを取り付けてください デフレクタの交換 (ページ 32)を参照。 G018640 図 27 上排出チューブ 1. PTOを解除し、駐車ブレーキを掛ける。 2. エンジンを停止させ、キーを抜き取り、各部 が完全に停止したのを確認してから運転位置 を離れる。 3. 刈り込みデッキを、一番低い刈高に降下させ る。 4. フードの下からチューブが見えるようにする ためにバッグを取り外す。 5. フードを下げてラッチをかけてホッパーを固 定する。 1. 6. 52 インチデッキまたは 60 インチデッキにバ ガーキットを取り付ける場合には、ステップ 8 までの手順を飛ばす。 7. 8.
9. F. 上排出チューブの下端部にある残りの穴 に合わせて、下排出チューブの上部にあ と2つの穴を開ける図 28。 G. 上下の排出チューブを仮止めしていたね じを外す。。 以下の要領で上下の排出チューブを取り付ける 注 刈り込みデッキの刈高が一番低い設定に なっていること、およびホッパーバッグが取 り外されていることを確認してください。 4 A. 1 3 上排出チューブの上端部穴がついていない 方をフードのチューブシールに挿入チュー ブを差し込んでフード内部に当たるまで押 し込み、そこからわずかに引き戻してシー ルが外向きにめくれるようにする図 29。 1 2 3 2 5 6 G018440 3 図 29 上排出チューブとバガーフード G018439 図 28 下排出チューブに穴を開ける 1. 白い点 4. 上排出チューブ 2. 下排出チューブ 5. ねじ1/4 x 3/4 インチ 3. 直径 6.5mm の穴 6. 上排出チューブの穴 C.
5 5 1 3 4 4 3 3 2 2 4 1 G01861 1 図 31 上排出チューブとバガーフード G018442 図 30 穴をそろえてテープでマーキング 1. 上排出チューブ 4. 穴直径 6 mm 2. 下排出チューブ 5. ねじ1/4 x 3/4 インチ 3. テープマーキング用 F. 1. 下排出チューブ 4. 出口部のチューブがほぼ 水平 2. 上排出チューブ 5. 上排出チューブの突き出し 側端部 3. バガーフード フードの端部がフードの中心部を向くよ うに上チューブを回して調整する図 30。 G. 上排出チューブを適切な姿勢に保持しなが ら、上下のダクトの穴を合わせる図 30。 注 これにより、フードシール部分での チューブがほぼ水平となります図 31。 H. 合わせた穴にねじ1/4 x 3/4 インチを差し 込んで2本のチューブを相互に仮止めす る 図 30 。 I.
2 3 1 3 G018443 図 32 上排出チューブの測定 1. 7.6 cm 2. 3. チューブシール 余分な部分 2 必要に応じ、以下の手順で上排出チュー ブを短くする i. チューブがシールと接触している 部分からチューブに沿って 7.6 cm を測り、この位置にマーキングす る 図 32 。 ii. 上下の排出チューブ同士を揃えて いるねじを外して上排出チューブ をフードおよび下排出チューブか ら抜き出す。 i. ii. 1 G018444 図 33 下排出チューブ用ラッチ ステップ iで付けたマークに合わせ て上排出チューブの周囲にマスキン グテープを巻きつける図 32。 10. テープを目印として、チューブを 慎重に切断する切捨てた部分は廃 棄する。 K. ステップIでつけた上下排出チューブの穴 のマークを探し出す。 L. 上下のチューブをつなぎ、テープのマーキ ングに合わせて穴どうしを揃える図 30。 M.
1 inch 6本、ロックワッシャ6枚、平ワッシャ6 枚、フランジナット3/8 インチ 3枚を使用す る 図 35 。 13 ウェイトを取り付ける この作業に必要なパーツ 1 ウェイト取り付けブラケット 2 キャリッジボルト 5/16 x 3/4 インチ 2 フランジナット5/16 インチ 3 前ウェイト 6 ボルト 3/8 x 1インチ 6 ロックワッシャ 6 平ワッシャ 3 フランジナット3/8 インチ 手順 ウェイトを取り付ける これで ANSI/OPEI B71.4-2012 規格適合となる。 図 35 注意 1. 2. 3. バガーを取り付けると車両後部が重くなり、条 件によっては車体が不安定となって制御できな くなる可能性がある。 1. 2. 4. 5. ボルト3/8 x 1インチ フットレストの穴 6. フランジナット3/8 インチ フットレストの下に、ウェイト取り付けブラ ケットを取り付けるキャリッジボルト5/16 x 3/4 インチ 2本とフランジナット5/16 インチ 2 個 を使用する。 図 36 図 34 1.
運転操作 14 注 前後左右は運転位置からみた方向です。 タイヤ空気圧を点検する 重要 マシンから離れる時には、たとえ数分間であっ ても必ず駐車ブレーキを掛けてください。 必要なパーツはありません。 警告 手順 人身事故や電気系統の破損を防止するために以 下の注意を厳守すること 注 ウェイト搭載分を補填するためにタイヤ空気圧を 大きくする必要があります。 • このアタッチメントを使用する前に、必ず 刈り込み装置のオペレーターズマニュアル をよく読み、操作方法と安全上の注意を十 分に理解する。 後タイヤの適正空気圧1.4 kg/cm21,38 bar • 前キャスタホイールの適正空気圧1.
バガーが詰まった場合の対処 注意 置きっぱなしの機械を子供などがいたずらで運 転すると大きな事故になる恐れがある。 警告 バガーが作動中はブロアが回転するので、これ に手が触れると大けがをする可能性がある。 • ブロアの調整、清掃、修理、点検、および シュートの詰まりを取り除く前には、必ず エンジンを停止させ、機械の可動部がすべ て完全に停止してから作業に掛かること。 キーを抜き取る。 • シュートやブロアチューブの詰まりの除去 には必ず棒などを使用し、決して素手で行 わない。 • 手足や頭や衣服を可動部に近づけないよう に十分注意し、カバーなどが付いていても 過信しない。 機械から離れる時には、たとえ数分間であって も必ず駐車ブレーキを掛け、キーを抜き取る。 集草バッグにたまった刈かすを 捨てる 刈かすが入った集草バッグは非常に重い。刈かす が入った集草バッグの取り扱いには十分注意する こと。 1. PTOを解除し、駐車ブレーキを掛け、もし法 面に駐車している場合にはタイヤに輪止めを かける。 2. バガーのラッチを外す。 3. バガーフードを開ける。 1.
2. 3. エンジンを停止させ、キーを抜き取り、各部 が完全に停止したのを確認してから運転位置 を離れる。 危険 バガーに刈かすを入れたままで走行すると機体 を破損させる恐れがあります。 下側排出チューブのラッチを外し、このチュー ブをブロアアセンブリから抜き出す。 4. バガーのフードからチューブを外す。 移動走行時には必ずバガーを空にしておいて ください。 5. 刈り込みデッキを、一番低い刈高に降下させ る。 ヒント 6. デッキベルトカバーのノブを外してベルトカ バーを、プーリアセンブリから外す。 マシンのサイズ 7. 刈り込みデッキのプーリアセンブリからバガー ベルトを取り外す。 8. ブロアアセンブリを開ける。 9. ピボット穴からブロアアセンブリを取り外す。 10. 側方排出モードに変更する場合には、必ずデ フレクタを取り付け、デフレクタを排出モー ドにセットしてからマシンを使用すること。 11.
レードを使うとほこりの舞い上がりを抑制しながら うまく集草することができます。 注意 バガーに刈かすがたまるにつれてマシンの後部 が重くなってきます。法面で 上向きに 停止した あとに急発進すると、機体の前部が浮き上がっ てハンドルが効かなくなる危険があります。 どのブレードを使うのが最も適切かについては、弊 社代理店にご相談ください。 縁石の乗り越えとトラックなどへの積み込み • 法面では急停止・急発進しないでください。 登り発進を避けるようにしましょう。 • 上 り 坂 で 停 止 し て し ま っ た 場 合 に は 、 PTO を解除してください。そしてそのまま、ゆっ くりと、バックで法面を下がってください。 • 法面では速度を変えたり停止したりしない でください。 縁石の乗り越えやトラックなどへの積み込みを行う 場合には、必ずデッキを一番高い位置にセットして ください。デッキを低い位置にセットしたままで 縁石の乗り越え等を行うと、デッキを破損する恐 れがあります。縁石の高さが 15 cm を越える場合に は、デッキを最高位置にした状態で縁石に対して 90度の角度で乗り越えを行ってく
保守 推奨される定期整備作業 整備間隔 使用開始後最初の 8 時間 使用するごとまたは毎日 整備手順 • ブロアベルトを点検する。 • バガーの点検を行う。 • フードのスクリーンを清掃する。 • バガーを清掃する。 25運転時間ごと • ブロアベルトを点検する。 50運転時間ごと • アイドラアームのグリスアップを行う 100運転時間ごと • バガーの点検を行う。 整備作業にかかる前に 注 全部の部品を元通りに取り付けたら、マシンを数 分間運転して機体を完全に乾燥させます。 整備作業にかかる前に、以下の準備を行ってくだ さい 1. 平らな場所に駐車する。 2. PTO を解除し、走行コントロールレバーを ニュートラルロック位置にセットし、駐車ブ レーキを掛ける。 3. エンジンを停止させ、キーを抜き取り、各部 が完全に停止したのを確認してから運転位置 を離れる。 4.
図 39 1. アイドラプーリ 刈り込みデッキのプーリ 4. 5. スプリングペグ ベルト 2. 3. スプリング 6. ブロアプーリ 4. 刈り込みデッキのプーリから古くなったベルト を取り外し、次にブロアプーリからも外す。 5. 新しいベルトをブロアプーリとデッキプーリ に掛け回す 図 39 。 6. スプリングを 図 40 のように取り付ける。 G018446 図 41 バガーの点検 整 備 間 隔 : 100運転時間ごと 使用開始後最初の 8 時間 1. PTO を解除し、走行コントロールレバーを ニュートラルロック位置にセットし、駐車ブ レーキを掛ける。 2. エンジンを停止させ、キーを抜き取り、各部 が完全に停止したのを確認してから運転位置 を離れる。 3. 上チューブ、下チューブ、バガーフード、ブ ロアアセンブリを点検する。 注 これらが破れていたり破損していたりした ら交換してください。 4. バッグ、バガーフレーム、スクリーンを点検 する。 注 これらが破れていたり破損していたりした ら交換してください。 5. 図 40 1.
注 必ず、スプリングのJフック端の1つをデッ キエッジの後ろに引っ掛け、それからボルト を 図 42のように取り付けてください。 乾いた状態での集草には、トロのアトミックブレー ドをお使いください。乾燥してほこりっぽい条件の 場合には、ミディアムリフトまたはローリフトのブ レードを使うとほこりの舞い上がりを抑制しながら うまく集草することができます。 3.
保管 1. バガーアタッチメントを洗浄する バガーと バッグの清掃 (ページ 30)を参照。 2. バガーアタッチメントを点検する バガーの点 検 (ページ 31)を参照。 3. バッグが空であること、また完全に乾いてい ることを確認する。 4. ベルトに磨耗や割れが発生していないか点検 する。 5.
故障探究 問題 異常に振動する 集草性能が悪い。 ブロアやチューブが何度も詰まる。 考えられる原因 1. ブレードが曲がっているバランスが悪 い。 1. ブレードを交換する。 2. ブレード取り付けボルトがゆるい。 2. 取り付けボルトを締め付ける。 3. ブロアのプーリまたはプーリアセンブリ がゆるい。 3. プーリを締めつける 4. バガーベルトが磨耗している。 4. ベルトを交換する。 5. ブロアのファンブレードが曲がっている バランスが悪い。 5. 代理店に連絡する。 1. エンジン速度が遅い。 1. エンジンは常に全開で使用する。 2. バガーフードのスクリーンが目詰まり している。 2. スクリーンを清掃して汚れを除去する。 3. バガーベルトがゆるい。 4. チューブまたはブロアが詰まっている。 3. バガーベルトを交換する。 4. 詰まりを除去する。 5. バッグが一杯になっている。 5. バッグを空にする。 1. バッグが一杯になりすぎるまで使って いる。 1. まめにバッグを空にする。 2. エンジン速度が遅い。 3.
メモ 35