Owners Manual
210
4-5.Toyota Safety Sense C
■ 作動条件
プリクラッシュセーフティシステムが ON で、前方車両(オートバイ・自転車は
除く)と衝突の可能性が高いと判断したときに作動します。各機能の作動速度は
次のとおりです。
● 衝突警報
・ 車速約 15 ∼ 140km/h
・ 自車から見た前方車両との相対速度約 15km/h 以上
● プリクラッシュブレーキアシスト
・ 車速約 30 ∼ 80km/h
・ 自車から見た前方車両との相対速度約 30km/h 以上
● プリクラッシュブレーキ
・ 車速約 10 ∼ 80km/h
・ 自車から見た前方車両との相対速度約 10km/h 以上
ブレーキペダルを踏んでいる場合は、ドライバーに回避操作の準備ができている
と判断し、プリクラッシュブレーキの開始タイミングを遅らせる場合がありま
す。
以下の操作中はドライバー操作を優先し、システムが作動しないことがありま
す。
● アクセルペダルを強く踏み込んでいるとき
● ハンドルを大きくきった、または素早く操作しているとき
以下の場合、システムは作動しません。
● 補機バッテリー端子を脱着したあと、しばらく走行するまでのあいだ
● VSC が OFF のとき(衝突警報のみ作動可能状態になります)
● PCS 警告灯が点滅または点灯しているとき
● シフトポジションが R のとき
■ プリクラッシュブレーキの作動解除
● プリクラッシュブレーキ作動中に次の操作をすると、プリクラッシュブレーキ
の作動が解除されます。
・ アクセルペダルを強く踏み込んだ
※
・ ハンドルを大きくきった、またはすばやく操作したりした
※
車速が約 15 km/h 以下でアクセルペダルを強く踏み込んだ場合、誤発進操
作とシステムが判断してプリクラッシュブレーキの作動が解除されないこと
があります。
● プリクラッシュブレーキの作動により車両が停止したときは、車両が停止して
から約 2 秒後にプリクラッシュブレーキの作動が解除されます。
知識