Owners Manual
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4-5.Toyota Safety Sense C
■ 機能が正常に作動しないおそれのある状況
次の状況では、前方センサーが白(黄)線を正しく検知できず、車線逸脱警報機
能が正しく作動しないことがありますが、故障ではありません。
● 料金所や検札所の手前や交差点などを走行するとき
● 急カーブを走行するとき
● 車線の幅が極端に狭いときや広いとき
● 重い荷物の積載やタイヤ空気圧の調整不良などで、車両が著しく傾いていると
き
● 先行車との車間距離が極端に短くなったとき
● 車線が黄色のとき(白線にくらべて認識率が低下することがあります)
● 白(黄)線がかすれていたり、道路鋲や置き石などのとき
● 白(黄)線が縁石等の上に引かれているとき
● 白(黄)線が砂ぼこりなどで見えない、または見えにくくなっているとき
● 白(黄)線と平行に近い影があったり、白(黄)線が影の中にあるとき
● コンクリート路のような明るい路面を走行するとき
● 照り返しなどにより明るくなった路面を走行するとき
● トンネルの出入口など明るさが急変する場所を走行するとき
● 対向車のヘッドランプ光・太陽光などがカメラに入射するとき
● 分岐・合流路などを走行するとき
● 雨天・雨上がり・水たまりなどぬれた路面を走行するとき
● 悪路や道路の継ぎ目などを走行時に、車両に大きな上下動が発生するとき
● 夜間にヘッドランプのレンズが汚れて照射が弱いときや、光軸がずれていると
き
● 左右に傾いた道路やうねった道路を走行するとき
● 舗装されていない道路や荒れた道路を走行するとき
■ タイヤを交換したとき
冬用タイヤなど、タイヤによっては十分な性能が確保できない場合があります。
■ LDA の警告メッセージ
走行操作に関して注意が必要な場合や、システムに異常が発生したときには、警
告メッセージで注意をうながします。(→ P. 353)表示された画面の指示に従っ
てください。
また、警告メッセージは表示されても通常の走行に支障はありません。
■ 車線逸脱警報ブザーの感度調整について
マルチインフォメーションディスプレイの設定(→ P. 91)により、LDA 警報
感度を変更することができます。