Owners Manual
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4-6. 運転支援装置について
■ TRC や VSC の自動復帰について
TRC や VSC を作動停止にしたあと、次のときは作動可能状態にもどります。
● エンジンスイッチ
★
を “LOCK”、またはパワースイッチ
★
を OFF にしたとき
●(TRC のみを作動停止にしている場合)車速が高くなったとき
ただし、TRC と VSC の作動を停止している場合は、車速による自動復帰はあ
りません。
■ EPS の効果が下がるとき
停車中か極低速走行中に長時間ハンドルをまわし続けると、EPS システムのオー
バーヒートを避けるため、EPS の効果が下がりハンドル操作が重く感じられる
ようになります。
その場合は、ハンドル操作を控えるか、停車し、ハイブリッドシステムを停止し
てください。10 分程度でもとの状態にもどります。
■ ヒルスタートアシストコントロールの作動条件
次のときシステムが作動します。
● シフトレバーの位置が P または、N 以外(前進または後退での上り坂発進時)
● 車両停止状態
● アクセルを踏んでいない
● パーキングブレーキがかかっていない
■ ヒルスタートアシストコントロールの自動解除
次のいずれかのときシステムが解除されます。
● シフトレバーを P または、N の位置にした
● アクセルを踏んだ
● パーキングブレーキをかけた
● ブレーキペダルから足を離して約 2 秒経過した
■ 緊急ブレーキシグナルの作動条件
次のときシステムが作動します。
● 非常点滅灯が点滅していないこと
● 車速 55km/h 以上
● ブレーキペダルが踏み込まれ、車両の減速度から急ブレーキだと判断された
★
:グレード、オプションなどにより、装備の有無があります。