User guide
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JP
削り始めがへこむ-カンナ刃の1枚あるいは両方
の刃先がリアベースの底面から十分に突き出てい
ない場合
削り終わりがへこむ-カンナ刃の1枚あるいは両
方の刃先がリアベースの底面から突き出すぎてい
る場合
切削深さの調整
注意 カンナ刃の調 整をおこなう時や、カンナ刃を
取り付けたり取り外したりする時は、必ず電気カンナ
のスイッチを切り、プラグを電源から抜いてください。
切削深さ調整ノブ(5)を時
計 回りにまわすと切 削 が
深くなり、反時計回りにま
わすと浅くなります。
切削深さ調整ノブの下の
リング に 書 か れ た 数 字 は 、
切削の深さを表していま
す。「1」を電気カンナ先端
のポインターに合 わせた
場合、切削の深さはおよそ
1mmになります。切削の深さを正確に設定する必
要がある場合は、不要な木材でテストカットをおこ
ない、切削の深さを測って、必要があれば微調整を
してください 。
スイッチのオン/オフ
注意 電気カンナを電源
に接続する前に、必ずオ
ン/オフスイッチ(1)とロッ
ク解除ボタン(7)が正しく
機能するかどうかを確か
めてください 。
1.電気カンナを電源に接
続 し 、親 指 を オ ン / オ フ
スイッチ(1)の位置にお
いてハンドル 部 をつか
んでください 。
2.ロック解除ボタン(7)を前に押し、電気カンナをつ
かんでいる手の親指でオン/オフスイッチ(1)を押
し込みます。スタートしたらロック解除ボタン(7)
を押している指を離します。
3.止めるには、オン/オフス
イッチ(1)を押している
親 指を離します。
4.再びスタートさせるに
は、ロック解 除 ボタン
(7)とオン/オフスイッ
チ(1)の両方を操作す
る 必 要 が あ り ま す 。こ れ
は、偶発的にスタート
する事故を防ぐために
重要な安全対策です。オン/オフスイッチ(1)を押し
込んでいる親指を離した時にだけ、カンナ刃の回
転が 止まります。
平削り
1.加工材の表面に可動フロントベース(4)をのせま
す。この時、カンナ刃が加工材にあたらないように
注 意してください 。
2.スイッチを入れ、カンナ
刃の 回 転 がフルスピー
ドに達するのを待ちま
す。
3.削り始めはフロント部
に圧力をかけながら、
補助ハンドル(6)を使
って ゆっくりと機 体 を
前 に 押 し ま す 。削 り 終
わ り は 、メ イ ン ハ ン ド ル
(2)でリア部に圧力を
かけるようにします。
4.機体が下向きに傾かないように注意しながら、加
工材の端を過ぎるように水平に押してください。
重要 平削りは、加工材を自分から離れるほど下が
るように少し傾けると作 業 がしやすくなります。
5.機体を動かす速度や切削の深さは、仕上がりの質
に大きく影響します。荒削りならば深く設定しても
かまいません。しかし、滑らかな美しい仕上がりを
求めるなら、切削深さを浅めに設定し機体をゆっ
くりと動かしてください。
注意 電気カンナを速く動かし過ぎると、仕上がり
の質が落ちたり、カンナ刃やモーターの損傷を引き
起こす可能性があります。
ゆっくり動かしすぎると、切削面が焦げたり傷ついた
りする可能性があります。最も適した速度は、加工材
の材質や切削の深さにより異なります。最適な速度
や深さを判断するために、不要な木材でテストカット
をおこなってください 。
注意 電気カンナは、いつも両方の手で保持して作
業してください 。
注意 可能な場合はいつでも、加工材をベンチにク
ランプ で 固 定 してください 。
セットアップ
773123_manual with Japanese.indd 50 26/08/2014 15:25