User Manual

サラウンドパンの使い方
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02R96 Version 2―取扱説明書
サラウンドパンの使い方
02R96は3-1サラウンド、5.1サラウンドおよび6.1サラウンドモードに対応しています。
サラウンドパンは通常のパンとは独立しています。通常のパン設定は、インプットチャンネ
ル信号をステレオアウトの左右チャンネル間で振りますが、サラウンドパン設定は、イン
プットチャンネル信号をサラウンドチャンネル間(つまりバスアウト)で振ります。
各インプットチャンネルのフォローパンがオフの場合は、サラウンドパンの設定を無視して
該当するバスへ出力することができます。サラウンドソースやサラウンドエフェクトの戻り
などをバスにアサインする場合に便利です。
また、プリファレンス設定のNominal Pan(235ページ参照)をオンにした場合はいずれか
のチャンネルを一杯に振ったレベルがノミナルレベルに、オフの場合は+3dBになります。
下表はサラウンドチャンネルがバスアウトに振り分けられる設定を示しています。
SURROUND BUS SETUPページ(87ページ参照)の設定によっては、この表と異なる場合
もあります。
サラウンドパンモードの選択
以下の手順でサラウンドモードを選択します。
1 SELECTED CHANNELセクションのPAN/SURROUND[DISPLAY]キーで
SURROUND MODEページを表示します。
ノートファームウェアV2.0より前の02R96でフォローパン機能をオフにしてシーンを
セーブした場合は、サラウンドが正しく再現されないことがあります。
サラウンド
モード
バスアウト
12345 6 7
3-1
LRC S
――
フロント
フロント
センター サラウンド
5.1
LRLsRs C LFE
フロント
フロント
リア左 リア右 センター サブウーハー
6.1
LRLsRs C Bs LFE
フロント
フロント
リア左 リア右 センター リアセンター サブウーハー