User Manual
ステレオモードでもサラウンドモニターは使用できますが、モニターマトリックスは ST に固定
されます。
たとえば、サラウンドモード =6.1、モニターマトリクス =3-1 を選んだ場合は、以下のような画
面になります。
・ BASS MANAGEMENT(ベースマネージメント)
サラウンドモニターのチャンネルごとのフィルター/アッテネーターの設定を、用途や環境に応
じて 8 種類のプリセットから選びます。選択可能なプリセットは、次のとおりです。
ATT1:LRとLsRs間のレベル差を調整します。
ATT2:CとBs間のレベル差を調整します。
AMP:LFEチャンネルのレベルを補正します。
HPF1 〜 3:各スピーカーの再生可能な周波数帯域がサブウーハーの信号と干渉しないように、低音域の信号
をカットします。
LPF1〜2:サブウーハーの再生可能周波数帯域が他のスピーカーと干渉しないように、必要に応じて高音域の
信号をカットします。
ノート:モニターマトリクスモード =3-1 を選んだ場合は、次の 3 つのアッテネーション量を
同じ値に設定してください。
・ サラウンドモード =3-1 の ATT1
・ サラウンドモード =5.1 の ATT4
・ サラウンドモード =6.1 の ATT5
これらの ATT はダウンミックスのためのアッテネーターではなく、Ls、Rs、Ls2、Rs2 のスピー
カーの再生ボリュームを下げるためのモニター調整用のアッテネーターとして利用します。
プリセット パラメーター
No. タイトル HPF1/2/3 LPF1 LPF2 ATT1/2 AMP
1 DVD LFE80Hz 80-12 80-24 80-24 0 10
2 DVD LFE120Hz 80-12 120-42 80-24 0 10
3 Movie LFE80Hz 80-12 80-24 80-24 − 3 10
4 Movie LFE120Hz 80-12 120-42 80-24 − 3 10
5 Bypass THRU THRU MUTE 0 0
THXD THX DVD 80-12 120-42 80-24L 0 10
THXF THX Movie 80-12 120-42 80-24L − 3 10
THXM THX Music 80-12 120-42 80-24L 0 10
ノート:
・ プリセット THXD/THXF を選択した場合、各パラメーターは固定されていて変更できませ
ん。
・ プリセット THXM を選択した場合、AMP は 10dB と 0dB に切り替えられますが、その他の
パラメーターは固定されていて変更できません。