User Manual

サラウンドモニター
143
02R96 Version 2―取扱説明書
ベースマネージメントの各パラメーターの可変範囲は、次のとおりです。
HPF1/2/3、LPF1/2の設定値は、カットオフ周波数/カットオフ特性を表します。たとえば設定値
80-12はカットオフ周波数=80Hz、カットオフ特性=−12dB/octを意味します。
Lの付いた設定値はLinkwitzフィルター、それ以外の設定値はButterworthフィルターです。
MONITOR ALIGNMENT ATT & DLY ON/OFF
ラウンドスピーカーすべてのモニターアラインメント
のアッテネーター/ディレイパラメーターをオン/オ
フします。MONITOR ALIGNMENTの図とサラウンド
チャンネルのアッテネーター/ディレイパラメーター
は、どちらのボタンを選択しても表示され、必要に応じ
てサラウンドチャンネルをアッテネート、ディレイさせ
ることによって、サラウンドモニタースピーカーを調整
します。アッテネーターパラメーターは0.1dB単位で
−∞、−12dB〜+12dBの範囲で設定します。ディレイ
パラメーターは0.02ミリ秒ごとに0〜30ミリ秒の範囲
で設定します。
SLOT入力からサラウンドチャンネルへのパッチ
各SLOT入力を以下の手順でサラウンドモニターチャンネルにパッチできます。
1 MONITOR[DISPLAY]キーでSURROUND MONITOR PATCHページを表示します。
2 カーソルキーでパラメーターを選択し、パラメーターホイール、[INC]/[DEC]キー、
[ENTER]キーで設定します。
SLOT/CHこのパッチ用マトリックスは、4つのスロットのインプット1〜16をサラウン
ドモニターチャンネルにパッチします。各SLOT入力は、それぞれ1つのサランドモニター
チャンネルにのみパッチ可能です。
LEVEL各スロットのモニターレベルを設定します。
パラメーター 範囲
HPF1/2/3 THRU、80-12、80-12L、80-24、80-24L
LPF1 THRU、80-24、80-24L、120-42
LPF2 THRU、80-24、80-24L、MUTE
ATT1/2 0〜−12dB
AMP 0〜+12dB