User Manual

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第16章 オートミックス
02R96 Version 2―取扱説明書
SOURCEパラメーターは、コピー元となるオートミックスを選択します。選択肢は、
CURRENT(現在のオートミックス)MEM(メモリー内のオートミックス1〜16)です。
TIMEパラメーターは、指定データがコピーされる先のポイントを指定します。右側のカッコ
内の数字は、コピーの終了位置を示しています。[TIME]ボタンを選択して[ENTER]キーを
押すと、走行中にリアルタイムで設定できます。そのときキャプチャーされたタイムコード
値を、パラメーターホイールまたは[INC]/[DEC]キーを使ってエディットします。
[ENTER]キーを押すと、選択中の桁が00にリセットされます。
CHパラメーターは、指定データをコピーする先のチャンネルを指定します。このチャンネル
の数は、コピー元となるソースチャンネルの数によって異なります。たとえば、インプット
チャンネル1〜8をソースチャンネルとして指定すると、コピー先チャンネルの数は8チャン
ネルとなります。コピー先チャンネルは連続番号での指定となり、その最初のチャンネルの
番号のみを指定することになります。右側のカッコ内の番号は、コピー先の最後のチャンネ
ルを示しています。
インプットチャンネルからアウトプットチャンネルへのコピーは実行できません。また、
ウトプットチャンネルの中でも、AUXからBUSへのコピーなども実行できません。
TRIM 指定したオートミックスデータをトリムします。このジョブを選択した場合は、
TIME SETTINGの下にTRIM EDITが表示されます。
INパラメーターはフェーダーレベルが指定トリム量に到達するまでの時間を設定し、OUTパ
ラメーターはフェーダーレベルが以前のレベルに戻るまでの時間を設定します。LEVELパラ
メーターはフェーダーのトリミング量を−96dB〜+96dBの範囲で設定します。
MOVE/MERGE このジョブを選択した場合は、TIME SETTINGの下にSOURCE欄と
MOVE TO(MERGE TO)欄が表示されます。このボタンの機能は、SOURCEの選択に応じ
て変わります。SOURCEでCURRENT(現在のオートミックス)が選択されているときは、
[MOVE]ボタンになり、指定範囲のオートミックスデータを別の位置に移動します。
SOURCEでMEM(メモリー内のオートミックス1〜16)が選択されているときは、
[MERGE]ボタンになり、指定範囲のオートミックスデータを現在のオートミックスにマー
ジします。
SOURCEパラメーターは、ムーブ/マージ元となるオートミックスを選択します。選択肢
は、CURRENT(現在のオートミックス)MEM(メモリー内のオートミックス1〜16)です。
TIMEパラメーターは、指定データがムーブ/マージされる先のポイントを指定します。右側
のカッコ内の数字は、ムーブ/マージの終了位置を示しています。[TIME]ボタンが選択され
ている間に[ENTER]キーを押すと、走行中にリアルタイムで設定できます。そのときキャプ
Time
Trim:
x
dB
TRIM IN
TRIM OUT
IN OUT
トリムされた
データ
現存データ