User Manual

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安全のために必ずお守りください
設置上の注意
床を傷付けたり、汚したりしないように
注意してください
ピアノを直接、床に設置するとキャスターで床
を傷付けたり、汚したりすることがあります。
キャスターを受ける器具として「インシュ
レーター」(アップライト用、グランド用)「敷
板」(アップライト用)< 別売 > のご利用を
お薦めします。
取り扱い上の注意
ピアノの上に物を置かない
物が落ちて壊れたり、けがをしたりするおそ
れがあります。
ピアノの中や下に手や足を入れない
内部の機構部品などで手指や足にけがをする
おそれがあります。
移動の際は専門家に相談する
ピアノは重量物です移動の際に腰を痛めた
り床を傷つけたりするおそれがあります。
点検の際、ピアノから外した部品類に触
れない
点検の際にピアノ技術者が外した部品類やピ
アノの内部機構に触れるとけがをするおそれ
があります。
使用上の注意
鍵盤蓋を閉めるときは無理な力を加えない
鍵盤蓋は「ソフトランディング機構」により、
手を放してもゆっくりと閉まるようになって
います。
閉めるときに鍵盤蓋に無理な力を加えると
「ソフトランディング機構」が破損し、手指を
挟んでけがをするおそれがあります。
「ソフトランディング機構」の特性により、室
温が高いときには鍵盤蓋の閉まる速さがやや
速く、室温が低いときにはやや遅くなる傾向
があります。
ソフトランディング機構については
6 ページをご覧ください。
レバー式の「ソフトランディング機構」
遊んだり、無理に力を加えたりしない
一部の機種では、鍵盤蓋の左側にレバー式の
「ソフトランディング機構」が設置されていま
す。
レバー式の「ソフトランディング機構」で遊ん
だり、無理に力を加えたりすると、機構が破損
しけがをするおそれがあります。
鍵盤蓋を閉じる際、鍵盤蓋奥の隙間に手
指を挟まないよう注意してください
一部の機種では、鍵盤蓋を開いたとき、奥に隙
間が生じます。
鍵盤蓋を閉じる際、この隙間に手指を挟んで
けがをするおそれがあります。
グランドピアノの譜面台の取り扱いは操
作手順に沿ってゆっくりと行う
譜面台の手前側で手指を挟んでけがをするお
それがあります。
操作手順は 8 ページをご覧ください。
アップライトピアノ(一部の機種)のスラ
イド式譜面板・トップサポートの開閉は、
操作手順に沿ってゆっくりと行う
スライド式譜面板を開閉する際、両側と下側
は指を挟んでけがをするおそれがあります。
また、トップサポート(屋根)を開閉する際、
を挟んでけがをするおそれがあります。
操作手順は 9 ページをご覧ください。
誤った取り扱いをしたときに、軽傷を負う事故、
または物的損害などが想定される内容です。