User Manual

Colors」参照)。
波形表示部の任意の位置を左右にドラッグすると、その範囲が選択された状態になります。選択範
囲がロックされていない場合、波形表示部内でクリックすると、それまで選択されていた範囲は選
択を解除されます。
複数のチャンネルから成るサウンドデータ(ステレオなど)で、隣り合うチャンネルを同時に範囲選
択するには、各チャンネルの境界線を横切るようにマウスをドラッグします。[Edit]メニューの
[Cut]コマンドなど、波形の長さが変わるような操作の中には、すべてのチャンネルを同時に選択し
なければ実行できないものがあります。
波形表示部の中にマウスカーソルがある状態でoptionキーを押すと、キーを押している間、十字
カーソルが表示されます。時間軸目盛(TimeRuler)や振幅軸目盛(LevelRuler)を用いて、マウ
の正確な位置が知りたいときに使用すると便利です。
波形表示部の上にある時間軸目盛(TimeRuler)を、optionキーを押しながらドラッグすること
で、ループ範囲を設定することができます。また、時間軸目盛上に示されたループ範囲の左端(また
は右端)付近にマウスを移動すると、マウスポインタの形が変化し、この状態で左右にドラッグする
と、ループ範囲の始点/終点を変更することができます。時間軸目盛上のループ範囲内(初期設定で
は茶色の部分)でマウスをドラッグすると、ループ範囲の長さは変化せずに、位置だけを変更するこ
とができます。さらに、optionキーとshiftキーの両方を押しながら時間軸目盛上のループの範囲
外をクリックすると、ループ範囲をそこまで広げることができます。
時間軸目盛上の、その他の部分をクリックすると、再生開始位置をそこに変更することができま
す。
4.8.全体波形表示部(Overview)
全体波形表示部は、現在TWEで開いているサウンドデータの波形全体のイメージを表示します。全
体波形表示のうち、波形表示部に拡大表示されている部分は、長方形の枠(初期設定では黄緑色)で
表示されます。
全体波形表示部の任意の位置をクリックすることで、波形表示部にどの部分の波形を表示させるか
を指定することができます。また、optionキーを押しながらドラッグすることによって、波形表示
部に表示する波形の範囲を指定することができます。
4.9.ステータスバー
WaveWindow下部にあるステータスバーには、左から順に、以下の情報が表示されます。
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