User Manual

7章 DetailViewウィンドウ
AmpEditor 取扱説明書
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e インピーダンスメーター (TXn/Tn/PC-Nのみ)
各チャンネルのスピーカー出力端子のインピーダンスを表示します。DevicePropertiesウィン
ドウの[OutputAlert]タブインピーダンスの上限と下限のしきい値の設定を変更することができ
ます。
インピーダンスはアンプがスピーカーに流す電流から算出しています。スピーカーからある程
度の音量が出力されるまではメーターが振れません。
r パワーメーター (TXn/Tn/PC-Nのみ)
各チャンネルの出力電力を表示します。DevicePropertiesウィンドウの[OutputAlert]タブの
出力電力の上限しきい値の設定で、アラートを表示させる出力電力の値を変更することができ
す。
ACD1に接続されているアンプの場合、消費電力が以下条件のときはメーターが振れません。
PC9500N/PC9501N:0.50W以下、PC4800N/PC4801N:0.24W以下、
PC3300N/PC3301N:0.17W以下、PC6501N:0.35W以下、PC2001N:0.12W以下
T5n/T4n:0.99W以下、T3n:0.70W以下
t SignalChainCheck(TXnのみ)
各チャンネルの出力が切れたかどうかを表示します。
DevicePropertiesウィンドウの[OutputSignalChainCheck]タブで設定した出力レベルの
しきい値を上回る(HIGH)か下回る(LOW)OutputSignalインジケーターの色が赤に変化しま
す。
「DetectedLevel」では指定した周波数のパイロットトーンでスピーカー出力端子のインピーダ
ンスを検出して、出力レベルが下限しきい値を下回っているかどうかを判断します。
「Impedance」では指定した周波数のパイロットトーンでスピーカー出力端子のインピーダンス
を検出して、インピーダンス値が上限しきい値を上回っているか下限しきい値を下回っている
どうかを判断します。
「AlertSetup」ダイアログボックスでアラートに設定してある場合、アラートインジケーターも
点灯してログが記録されます。
「Impedance」の上限しきい値を上回っている場合、断線などで線が開放状態になっているこ
とを意味します。
「Impedance」の下限しきい値を下回っている場合、コイルの短絡などで抵抗が小さくなって
いることを意味します。
OutputSignalインジケーター アラートインジケーター
上限しきい値超過 赤
上限しきい値以内 緑
下限しきい値以上 緑
下限しきい値未満 赤
設定が無効 灰
設定値以内 消灯
設定値超過 点灯
NOTE
NOTE
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