User Manual
操 作
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ワードクロックの選択
ワードクロックソースは、内部(44.1kHz、48kHz、
88.2kHz、96kHz)、WORD CLOCK IN、DIGITAL
OUT Aから選択できます。
1
[WORD CLOCK]ボタンを押して、ソースを選択しま
す。
選択したワードクロックのインジケーターが速く点滅しま
す。
2
インジケーターが速く点滅している間に、[WORD
CLOCK]ボタンをもう一度押します。
ワードクロックソースが変わり、選択したワードクロックの
インジケーターが点滅から点灯に変わります。その前に選択
されていたワードクロックのインジケーターは消灯します。
インジケーターの点滅が5秒続くと消灯し、元の設定に戻り
ます。
選択したワードクロックソースにAD8HRがロックしていな
い場合は、そのインジケーターが点滅します。
NOTE:
AES/EBU経由で選択できるワードクロックソースは、
DIGITAL OUT AのINのCH1/2だけです。
ファンタム電源の設定
各チャンネルのファンタム電源をオン/オフします。
NOTE:
各チャンネルのオン/オフとは別に、[+48V MASTER]ス
イッチではすべてのチャンネルのファンタム電源を一括
してオン/オフします。[+48V MASTER]スイッチがオフ
の場合は、各チャンネルをオンにしてもファンタム電源は
供給されません。
1
チャンネル選択ボタンを押して、チャンネルを選択し
ます。
選択したチャンネル選択ボタンのインジケーターが点灯しま
す。各チャンネルのファンタム電源のオン/オフ状態は、各
チャンネルの+48Vインジケーターで確認できます。
2
[+48V]ボタンを押します。
オフの場合は、[+48V]ボタンのインジケーターが速く点滅
します。オンの場合は、+48Vインジケーターが消灯し、選択
チャンネルのファンタム電源がオフになります。
3
インジケーターが速く点滅している間に、+48Vボタ
ンをもう一度押します。
選択チャンネルのファンタム電源がオンになり、+48Vイン
ジケーターと[+48V]ボタンのインジケーターが点灯しま
す。
インジケーターの点滅が5秒続くと消灯し、元の設定に戻り
ます。
ゲインの調整
各チャンネルのゲインを1dB単位で調整できます。
1
チャンネル選択ボタンを押して、チャンネルを選択し
ます。
選択したチャンネル選択ボタンのインジケーターが点灯し、
GAINディスプレイにゲインの値が表示されます。
2
GAINコントロールでゲインを調整します。
10dBから−62dBまで1dB単位で設定できます。
NOTE:
・ ゲイン調整時に一瞬音が途切れる場合がありますが、故
障ではありません。6dBごとに内部設定を切り替えてい
るので、切り替え時にノイズが発生しないように意図的
にミュートしています。
・ ゲインを-14dBと-13dBの間で変化させると、内部的に
PADのオン/オフが切り替わります。ファンタム電源を使
用中で、INPUT端子に接続されている機器のHotとCold
間の出力インピーダンスに差がある場合にはノイズが発
生することがあります。
ゲイントリムの調整(ゲインの補正)
各チャンネルのゲイン設定を0.1dB単位で補正でき
ます。工場出荷時に各チャンネルの出力レベルが揃う
ように設定されているので、通常は設定を変更する必
要ありません。
NOTE:
工場出荷時に最適な値に設定されているので、チャンネル
によって初期値は異なります。また、バックアップメモ
リーを初期化すると、工場出荷時の設定に戻ります。
1
チャンネル選択ボタンを押して、そのまま2秒以上押
さえます。
選択したチャンネル選択ボタンのインジケーターが点滅し、
GAINディスプレイにゲイントリムの値が表示されます。
2
GAINコントロールでゲイントリムを調整します。
ゲイントリムは、−1.5dBから+1.5dBまで0.1dB単位で調
整できます。
3
チャンネル選択ボタンをもう一度押します。
チャンネル選択ボタンのインジケーターが点灯し、GAIN
ディスプレイがゲインの表示に戻ります。
操 作