User Manual

操 作
9
パネルLED輝度の調整
フロントパネルのLEDおよびGAINディスプレイの明
るさを調整できます。
1
チャンネル8のチャンネル選択ボタンを押しながら、
GAINコントロールで輝度を調整します。
調整できる輝度は7段階です。
パネル操作のロック
誤操作によるトラブルを防ぐため、フロントパネルに
よる操作をロックできます。リモートコントロールに
よる操作はロックされません。
1
[WORD CLOCK]ボタン、[+48V]ボタン、[HPF]
タンを同時に押します。
パネルロック機能のオン/オフが切り替わります。パネル
ロックがオンのときは、フロントパネルを操作するとGAIN
ディスプレイが点滅しますが、設定を変更することができな
くなります。
メモリーの初期化
バックアップメモリーを初期化して、工場出荷時の状
態に戻します。
1
AD8HRの電源をオフにします。
2
チャンネル4のチャンネル選択ボタンと[+48V]ボタ
ンを押しながら、[POWER]スイッチをオンにします。
バックアップメモリーが初期化されます。
バックアップメモリーに記憶されている設定は以下のとおり
です。
リモートコントロール
専用のプロトコルを使って、[HA REMOTE]1端子に
接続したコンピューター、ヤマハPM5DやDM2000
などからAD8HRをリモートコントロールできます。
さらに、AD8HRを最高255台接続して、複数台の
AD8HRをまとめてリモートコントロールできます。
ただし、リモートコントロールできるAD8HRの台数
は、接続した機器によって異なります。
コントロール信号を受け取ると、GAINディスプレイ
にはAD8HRのID番号が表示されるので複数台の
AD8HRシステムでは機器の確認に便利です。
AD8HR本体でパネルを操作すると、ID番号は消えま
す。このID番号はデイジーチェーン接続の順番で自動
的に決まります。
AD8HRとヤマハADコンバーターAD824が混在し
たデイジーチェーン接続もできます。ただし、ホスト
(コンピューターなど)側から見てAD824以降にある
AD8HRはすべてAD824と認識されて、以下の機能
が制限されますので、できる限りAD8HRはホスト側
に接続することをおすすめします。
ハイパスフィルターのオン/オフ、カットオフ周波
数がコントロールできません
ゲイン調整が6dB単位になります
[+48V MASTER]スイッチのオン/オフがモニ
ターができません
[HA REMOTE]1端子をコンピューターに接続する
場合は、[PC RS422]スイッチを[PC]に設定しま
す。ヤマハPM5DやDM2000などに接続するときや、
複数台のAD8HRシステムで一台前のAD8HRと接続
するときは、このスイッチを[RS422]に設定します。
NOTE:
AD824にだけ対応している機器でリモートコントロール
する場合は、すべてのAD8HRがAD824と認識されます。
ヤマハDM2000/DM1000からリモートコントロールする
場合は、DM2000/DM1000のファームウェアがV2.0以上
でないと、すべてのAD8HRがAD824と認識されて、一部
の機能が制限されます。最新情報は、ウェブサイトをご参
照ください。
http://proaudio.yamaha.co.jp
[HA REMOTE]端子どうしを接続するときは、ループ接
続にならないように注意してください。
各チャンネルの設定 共通の設定
ファンタム電源オン/オフ
ゲイン
ゲイントリム
ハイパスフィルターのオン
/オフ
ハイパスフィルターのカッ
トオフ周波数
ワードクロック
AES/EBU フォーマッ
パネル LED の輝度
パネルロック