User Manual
Acoustic Electric Guitar
System65
Owner’s Manual
(
取扱説明書
)
このたびは、ヤマハ エレクトリック アコースティック ギターをお買い上げいただきま
して、誠にありがとうございました。製品の性能を十分に引き出し、上手にお使いい
ただくため、ご使用の前にこの取扱説明書をよくお読みください。
なお、本マニュアルでは本製品の電装部のみを説明します。電装部以外の製品本体に
関する説明については、別紙「アコースティックギター取扱説明書」をご覧ください。
各部の名称 / コントロールの説明
安全上のご注意
ご使用の前に、必ずこの「安全上のご注意」をよくお読みください。
警告
この表示内容を無視した取り扱いをすると、
死亡や重症を負う可能性が想定されます。
分解禁止
この製品の内部を開けたり、内
部の部品を分解したり改造した
りしない。
水に注意
本体の上に花瓶や薬品など液体
の入ったものを置かない。また、
浴室や雨天時の屋外など湿気の
多いところで使用しない。
異常に気づいたら
下記のような異常が発生した場
合、すぐに電源スイッチを切り、
電池を本体から抜く。
・
製品から異常なにおいや煙が出た
・
製品の内部に異物が入った
・
使用中に音が出なくなった
注意
この表示内容を無視した取り扱いをすると、
障害を負う可能性または物的損害が発生する
可能性が想定されます。
設置
不安定な場所に置かない。
接続
すべての機器の電源を切った上
で、ほかの機器と接続する。また、
電源を入れたり切ったりする前に、
機器のボリュームを最小にする。
取り扱い
本体の上に乗ったり重いものを
のせたりしない。また、ボタン
やスイッチ、入出力端子などに
無理な力を加えない。
大きな音量で長時間イヤホン
( ヘッドフォン ) を使用しない。
ここに示した注意事項は、製品を安全に正しくご使用いただき、お客様やほかの方々へ
の危害や財産への損害を未然に防止するためのものです。必ずお守りください。
■ 記号表示について
この製品や取扱説明書に表示されている記号には、次のような意味があります。
「ご注意ください」という注意喚起を示します。
~しないでくださいという「禁止」を示します。
「必ず実行」してくださいという強制を示します。
※ 不適切な使用や改造により故障した場合の保証はいたしかねます。
※ 電池に関する注意事項は本紙末尾をご覧ください。
※ 接続するギターアンプなど外部機器の取扱説明書もよくお読みください。
JA
仕様
●システム:System65 ●ピックアップ:バーセンサー(ピエゾタイプ)
●コントロール:VOL、3 バンド EQ(HIGH, MID, LOW)、AMF コントロール、
TUNER ●出力ジャック:エンドピン / 電源スイッチ兼用 ●出力インピーダンス:
1 k Ω ●電源:アルカリ単三電池 (LR6) × 2 本使用 ●電源寿命:約 180 時間
( チューナー不使用時、アルカリ電池使用時 )
* 使用条件により異なります。
●チューナー:
クロマチックタイプ (12 平均律 )、ジャストチューン範囲± 3 セント、
A4=440Hz 固定
●付属品:ネック調整用六角レンチ×1
* 本書は、発行時点での最新仕様で説明しています。最新版は、ヤマハウェブサイトからダウン
ロード でき ま す。
ギター本体に内蔵されたプリアンプは、出力ジャックにプラグを差し込むと電源
が ON となります。これとは関係なくチューナーはいつでも ON/OFF できます。
q VO L コントロール
音量を調節します。反時計方向にまわしきると音量がゼロになります。
* プラグの抜き差しは、音量をゼロにしてから行なってください。
w バッテリーチェックランプ
電池が消耗すると点灯します。新しい電池と交換してください。
* TUNER スイッチを押した時に、一瞬バッテリーチェックランプが点灯す
ることがありますが、電池切れではありません。
e 3 バンド イコライザー
それぞれの音域レベルを、図のツマミ位置でフラット、時計回りで増幅、
反時計回りで減衰に調整します。
LOW: 低音域のレベルを調整します。
MID: 中 音 域 のレベル を 調整しま す。
中音域の周波数帯は r の A M F コントロールで 設 定します。
HIGH: 高音 域 のレベルを 調 整しま す。
r AMF (Adjustable Mid Frequency) コントロール
MID イコライザーで調整する中音域の中心周波数を 80 Hz ~ 10 kHz
の間で設定します。
t ディスプレイ
チューニングの状態を表示します。
y T U N E R スイッチ
チューナ- ON/OFF スイッチです。
ツメ
バッテリー
ホルダー
アルカリ単三
電池× 2 本
電池の交換について
電池の寿命が近づくとバッテリーチェックランプが点灯しますので、お早
めに電池を交換してください。
q
バッテリーケースのツメを
表示の方向
に押してロックを解除し、バッテリーホル
ダーを 引 き抜 き ま す。
w
バッテリーホルダーから古い電池を外し、
新しいアルカリ単三電池 2 本と交換します。
その際、ホルダー内部の表示に従い極性を
正しくセットしてください。
e
バッテリーホルダーをバッテリーケースへ
はめ込みます。ロックされるまで、しっか
りと押し込んでください。
チューナー の使 用方法
q
が点灯するまで TUNER スイッチを押して、チューナーを ON に
しま す。
w
合わせたい音名がディスプレイに表示されるように、ギターをチューニ
ングします。
e
中央の だけが点灯するようチューニングできたら OK(ジャスト
チューン ) で す。
r
TUNER スイッチを再度押してチューナーを OFF にします。またはディ
スプレイに音名表示しない状態が約 1 分続くと、自動的にチューナーは
O F F に なりま す。( が消灯 )
* T UN E R スイッチを押した後、判別した音名を表示するまでに数秒かかるこ
とが あります。
* チューニングを連続的に変化させると、音名や
マークの表示が音の変
化に追随できないことがあります。チューニングの際は、段階的に音を調整、
確 認しな がら 行 なってください 。
*
倍音を多く含んだ音や減衰の速い音については、音名表示できない場合があります。
* チューナー使 用時も出 力はミュートされません。
チューニングが低い → → ジャストチューン ← ← チューニングが高い
WW33981
版次
R4
バッテリーホルダー
コントロール部
電源スイッチ兼用
出力ジャック
ピックアップ部
System65_WW33981_R4.indd 1 2021/05/14 16:30