User Manual

CVP-809/CVP-805取扱説明書
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NOTE
ペダルを踏むとペダルボックスがガタガタする場合は、アジャスターを回して床にぴったりつけてください(111、114ページ)。
■ダンパーペダル(右のペダル)
このペダルを踏むと、鍵盤から指を離しても音を長く響かせることができます
(サステイン機能)。VRMボイス(49ページ)を選択して踏んだ場合は、よりリア
ルな共鳴音が響きます。このペダルはハーフペダル機能に対応しています。
NOTE
ストリングスやブラスなどの持続音系のボイスでは、ダンパーペダルやソステヌートペダルを踏むと、音が減衰
せずに、持続して鳴り続けることがあります。
ダンパーペダル/ソステヌートペダルは、ドラムキットなどの打楽器系ボイスには機能しません。
ハーフペダル機能
ペダルの踏み加減で音の伸び具合が調節できる機能です。ペダルを踏みこむほど音が長く伸びます。ペダルを踏
んで音が響きすぎたとき、踏み込んだ状態からペダルを少し戻して音の響きを抑える(音の濁りを減らす)ことが
できます。楽器の設置場所など状況によって、踏み心地が異なる場合があるので、必要に応じてハーフペダルポ
イント(ペダルをどの程度踏んだらハーフペダル効果がかかるか)を好みの状態に設定してください([メニュー ]
→[アサイナブル]→[ペダル])。詳しくはウェブサイト(2ページ)上のリファレンスマニュアルをご覧ください。
■ソステヌートペダル(中央のペダル)
ピアノボイスを選んでいるときにこのペダルを踏むと、ペダルを踏んだときに
押さえていた鍵盤の音だけを、鍵盤から指を離しても長く響かせることができま
す。ペダルを踏んだあとに弾いた音には効果はかかりません。ピアノボイス以外
を選んだときには、その音色にふさわしい機能が割り当てられます。
■ソフトペダル(左のペダル)
ピアノボイスを選んでいるときにこのペダルを踏むと、音量がわずかに下がり、音の響きが柔らかくなります。
ピアノボイス以外を選んだときには、その音色にふさわしい機能が割り当てられます。ソフトペダルの効果の
かかり具合は、調節できます([メニュー ]→[アサイナブル]→[ペダル])。詳しくはウェブサイト(2ページ)上の
リファレンスマニュアルをご覧ください。
ペダルを使う
GPレスポンスダンパーペダル(CVP-809のみ)
CVP-809のダンパーペダルは、ペダルを踏んだときの感覚をよりグランドピアノに近づけたGPレスポンスダ
パーペダルです。ハーフペダルポイントを体感しやすく、ハーフペダル効果をかけやすいのが特長です。
NOTE
ペダルには工場出荷時に袋をかぶせてあります。GPレスポンスダンパーペダルの効果を最大にするため、袋を外してください。
ペダルにいろいろな機能を割り当てる
クラビノーバの3本のペダルと別売のフットコントローラー /フットスイッチには、ソングを再生/一時停止した
り、スーパーアーティキュレーションボイスのコントロールとして使ったりなど、いろいろな機能を割り当てて使
うこともできます([メニュ ]→[アサイナブル]→[ペダル])。詳しくはウェブサイト(2ページ)上のリファレンス
マニュアルをご覧ください。
ソフトペダル
ソステヌートペダル
ダンパーペダル
ここでダンパーペダルを踏むと、
このとき押さえていた鍵盤と、その
あと弾いた音すべてが長く響く。
ここでソステヌートペダルを踏むと、
このとき押さえていた鍵盤の音だけ
が長く響く。