User Manual

CVP-809/CVP-805取扱説明書
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基本操作
1
ユーザーメモリーに保存されたデータ(プロテクトソングを除く)と楽器の設定(システム設定、MIDI設定、ユー
ザーエフェクト)を、まとめて1つのバックファイルとしてUSBフラッシュメモリーに保存できます。楽器に保
存したデータの万一の事故に備えて、大切なデータはUSBフラッシュメモリーにバックアップとして保存する
ことをおすすめします。
NOTE
バックアップできる設定については、ウェブサイト(2ページ)上のデータリスト「パラメーターチャート」の「バックアップ/リストア」の欄をご覧くださ
い。
USBフラッシュメモリーを使う前に、必ず「USB機器を接続する」(95ページ)をお読みください。
ボイス、ソング、スタイル、レジストレーションメモリー、プレイリストは、ファイルごとにUSBフラッシュメモリーにコピーすることで、個別に保存で
きます(30ページ)。
システム設定、MIDI設定、ユーザーエフェクトは、個別のファイルで保存することもできます。詳しくはウェブサイト(2ページ)上のリファレンスマニュア
ルの「ユーティリティー」をご覧ください。
1 バックアップ先のUSBフラッシュメモリーを、[USBTODEVICE]端子に接続します。
2 設定画面を表示させます:[メニュー ]→[ユーティリティー ]→[ファクトリーリセット/バッ
クアップ]→2/2ページ
ユーザーメモリーに保存したオーディオソング(WAV/MP3)も一緒にバックアップしたい場合は、
「オーディオファイルを含める」にチェックマークを付けます。オーディオファイルは容量が大きい
ため、保存したくない場合は、チェックマークを外します。
3 [バックアップ]をタッチし、メッセージに従ってUSBフラッシュメモリーにバックアップ
ファイルを保存します。
バックアップファイルを読み込む(リストア)
バックアップしたファイルを楽器に再読み込み(リストア)するには、上記手順3で[リストア]をタッチします。
操作が終わると、楽器が再起動します。
注記
楽器のユーザーメモリーにあるデータ(ソングやスタイルなど)に、バックアップファイルに含まれるデータと同名のものがある場合、
バックアップファイルを楽器に読み込むと新しいデータで上書きされ、消去されます。大切なデータは、リストアの前にUSBフラッ
シュメモリーにコピーまたは移動させてください(30ページ)。
バックアップ/リストアは完了するのに数分かかることがあります。実行中は電源を切らないでください。電源を切ると、データが壊
れたりするおそれがあります。
データのバックアップ
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