User Manual

CVP-809/CVP-805取扱説明書
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演奏を録音する
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6 演奏を録音する
この楽器では、下記2通りの方式で録音できます。用途に合った方式で演奏を録音してみましょう。
•MIDI録音
録音した演奏をSMF(フォーマット0)のMIDIソング(62ページ)として、楽器のユーザーメモリーまたはUSBフ
ラッシュメモリーに保存します。オーディオソングよりデータ容量が小さく、編集しやすいのが特長です。鍵盤
パートごとに録音したり、録音後に部分的に録音し直したりできます。MIDI録音で作られたソングは、あとで
オーディオファイルに変換(78ページ)できるので、難しい曲をオーディオ録音したい場合などは、まずMIDI録音
でパートごとに録音すると便利です。この楽器で録音できるMIDIデータのサイズは、1曲につき約3MBまでです
•オーディオ録音
録音した演奏をオーディオソング(62ページ)として楽器のユーザーメモリーまたはUSBフラッシュメモリーに保
存します。初期設定では、一般的なCD音質(44.1kHz/16bit)のステレオWAV形式で保存され、コンピューター
を使って携帯音楽プレーヤーなどに転送して再生できます。[MIC/LINEIN]端子や[AUXIN]端子などからの入力
音も録音されるので、マイクを接続して歌声も一緒に録音したり、オーディオ機器を接続してその再生音も録音し
たりできます。保存するファイル形式は、[メニュー ]→[ソング設定]→[録音]→2/2ページ→[オーディオ録
音フォーマット]でMP3に変更できます。この楽器で録音できる時間は、1曲につき80分までです。
NOTE
ウェブサイト(2ページ)で、MIDIについての基礎知識を説明した「MIDI入門」を入手できます。
録音を始める前に、ボイスやスタイルなどのパネル設定をしたり(MIDI録音/オーディオ録音とも)、歌声を録音
したい場合はマイクを接続するなど(オーディオ録音のみ)、必要な準備をしておきましょう。また、必要に応じ
てUSBフラッシュメモリーを[USBTODEVICE]端子に接続しておきましょう。
NOTE
USBフラッシュメモリーを使う前に、必ず「USB機器を接続する」(95ページ)をお読みください。
1 ボイスやスタイルを選ぶなど、演奏に必要な設定を行ないます。
2 ホーム画面のソングエリアで右上の[▶]をタッチして拡張表示させ、[I](録音)をタッチし
て、ソング録音画面を表示させます。
基本的な録音方法(MIDI録音/オーディオ録音)
オーディオ録音をする場合は
オーディオ録音では、録音と同時にデータが自動的にUSBフラッシュメモリーまたはユーザーメモリーに保存され
ます。USBフラッシュメモリーに保存したい場合は、[USBTODEVICE]端子にUSBフラッシュメモリーを接続
しておいてください。接続していない場合は、録音データはユーザーメモリーに保存されます。
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