User Manual

リズムパターンをつくる:リズムパターンプログラム
ELS-02/ELS-02C/ELS-02X取扱説明書
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2 パートのボタンで、リズミックパターンを入力す
るパート(コード1またはコード2)を選びます。
ロワーリズミックは、コード1またはコード2のパート
に入力します。
既存のリズムからコピーしたデータが入っていた場合
は、「消去してよろしいですか?」というメッセージが
表示されます。消去してオリジナルのリズミックパ
ターンをつくる場合は[消去]ボタンを選びます。
3 リズミックパターンに使用する楽器音(ボイス)を
選びます。
ボイス名が表示されているボタンを押すと、ボイスメ
ニューが表示されます。ボイスメニューの中から使用
したいボイス名を選ぶと、一覧表示が閉じ、選んだボ
イスが上鍵盤と下鍵盤に呼び出されます。
NOTE
ここで選べるボイスは、各ボイスセクションで選べるボイス
とは異なります。
ボイスは、リズミックパターンを入力したあとでも、
この方法で変更できます。
ただし、ボイスは、コード1とコード2のそれぞれにつ
いて1種類ずつしか選べません。違うボイスを組み合
わせてリズミックパターンをつくりたい場合は、コー
ド1とコード2にそれぞれ別のボイスを割り当てること
で、2種類のボイスが混ざったリズミックパターンを
作成できます。
4 入力したいリズミックパターンに適したクオンタ
イズを設定します。
158ページをご覧ください。
5 ゲートタイムを設定します。
ゲートタイムの ボタンで操作するか、ゲー
トタイムが青枠で囲まれている状態でデータコント
ロールダイアルを操作することで、ゲートタイムを設
定します。 ボタンを使うと、大まかに値を変
更できます。データコントロールダイアルを回すと、
値を一つずつ増減できます。
6 リズミックパターンを入力します。
リズムパターンとまったく同じ方法で入力できます。
ただし、リズミックパターンの入力時は、鍵盤のどの
キーを押してもCの和音(ドミソ)が鳴ります。
ステップ入力の場合は155ページの手順7をご覧くだ
さい。リアルタイム入力の場合は159ページをご覧く
ださい。
入力した音符の音量を変更したり、入力した音をすべて消去
することもできます。155ページの「入力した音符を編集/
消去する」をご覧ください。また、次の手順でゲートタイム
を変更することもできます。
ゲートタイムというのは、実際に音が鳴っている時間で
す。たとえば、ひとくちに4分音符といっても、スタッ
カートで弾くこともあれば、テヌートで弾く場合もあり
ます。そのような「鍵盤を押したときから離したときま
での時間」がゲートタイムです
1拍は480クロックで構成されているので、4分音符を
テヌートで入力する場合は450〜470程度に、スタッ
カートで入力する場合は240前後に設定するとよいで
しょう。