User Manual

Table Of Contents
Viscount Cantorum VI Plus 取扱説明書 16
3.アドバンスト・ファンクション
本機の鍵盤をそのまま 1 段鍵盤として、または 2 段鍵盤のように左右別々の音色で演奏することができます。
2 段鍵盤のように使用し各ストップもそれに対応させるには、[SPLIT]ボタンでスプリットモードをオンにします。
スプリットモードをオフにすると、MANUALⅠとMANUALⅡのボイスを鍵盤全体で演奏できます。スプリットモード
をオンにすると、MANUAL Ⅰのボイスがスプリットポイントの左側で、MANUAL Ⅱのボイスは右側(スプリットキーを
含む)で演奏できます。
BASS は単音のみ常に演奏でき、複数のキーを押さえた場合、低い音が優先されます。
スプリットポイントは、初期設定では C4(C4 は右側で演奏)に設定されています。
以下の手順にしたがって設定します。
1.[SPLIT]ボタンを長押しします。
2.[SPLIT]ボタンのインジケーターが点滅を始めたら、そのボタンを押したまま、 スプリットポイントとして設定する
キーを押します。
そのキーが新しいスプリットポイントとなります。
本機は、パイプの経年変化や気温の変動で生じた調律の狂いによる、パイプ間の微妙で自然なピッチの差を再現します。
れは「アンサンブル効果」と呼ばれ、効果の程度を調整することができます。
以下の手順にしたがって設定します。
1.[SET]ボタンを押しながら[STYLE]ボタンを押します。
[STYLE]ボタンのインジケーターが 3 回点滅して調整ができることを知らせます。
2.[STYLE]ボタンを押して 4 段階のアンサンブル効果から選択します。
[STYLE]ボタンの 4 つのインジケーターで効果の程度が表示されます。
3.[SET]ボタンを離して設定を終了し保存します。
3.1スプリットモード
メモ:
スプリットポイントを 32 番目のキー(G4)より高く設定した場合、BASS のボイスを G4 から上のキーで演奏することはできま
せん。
移調設定 0以外の場合、スプリットポイントの変更はできません。
スプリットポイントは C2 より下には設定できません。
3.2アンサンブル効果の調整