User Manual
23 Viscount Cantorum VI Plus 取扱説明書
5.MIDI
本機は以下の MIDI 設定ができます。
• 各セクション(MANUAL Ⅰ、MANUAL Ⅱ、BASS)ごとにすべての MIDI メッセージの送信をオン/オフ
• 各セクション(MANUAL Ⅰ、MANUAL Ⅱ、BASS)ごとに受信/送信用の MIDI チャンネルを割り当て
• プログラムチェンジメッセージの各コンビネーションへの保存と送信
MIDIプロトコルと、本機が送受信するすべてのメッセージの詳細については、第7.3 章と「MIDIインプリメンテーショ
ン」をご参照ください。
工場出荷時の設定では、3つのセクションに割り当てられた3系統のMIDIチャンネルでMIDIメッセージを送信できる
ようになっています。
必要に応じて 1 つまたは複数のセクションの送信をオフにすることができます。
以下の手順にしたがって設定します。
1.[TRANSPOSER]ボタンを長押しして、パネル上のすべてのインジケーターを 2 回点滅させます。
その後、[TRANSPOSER]ボタン上のインジケーターが続けて点滅します。
2. 対象のセクションのストップ上部または下部を押して、MIDI 送信の状態を変更します。
3.[TRANSPOSER]ボタンを押して設定を終了し保存します。
工場出荷時の設定では、MIDI 送受信チャンネルは以下のように設定されています。
• BASS セクション:MIDI チャンネル 4
• MANUAL Ⅰセクション:MIDI チャンネル 1
• MANUAL Ⅱセクション:MIDI チャンネル 2
以下の手順にしたがって、セクションに割り当てられたチャンネル番号を変更します。
1.[TRANSPOSER]ボタンを長押しして、パネル上のすべてのインジケーターを 2 回点滅させます。
その後、[TRANSPOSER]ボタン上のインジケーターが続けて点滅します。
2. BASS セクションの 3 つのストップの下にはセクション名(Bass、Man. Ⅰ、Man. Ⅱ)がラベル表示されています。
この3つのストップの中から、変更したいMIDI チャンネルが割り当てられているセクションに対応するストップを
数秒押したままにすると、MANUAL Ⅰのストップの点滅で、現在設定されているチャンネル番号が表示されます。
ラベルからわかるように、これらのストップは数字キーとしても使用でき、現在選択されているチャンネル番号のス
トップが1回点滅します。たとえば左から2つ目(ラベルは「0」)と4つ目(ラベルは「2」)のストップが点滅すれば、
MIDIチャンネルは2に設定されているということです。数字は必ず、上記の「0」と「2」の例のように2桁で表示され
ます。
3. チャンネルの 2 桁目を入力すると、MANUAL Ⅰセクションの一番左のストップが数秒点滅して、データが正しく入
力されたことを表示します。
5.1MIDI メッセージ送信のオン/オフ
メモ:
[BASS]セクションの3つのストップは、そのラベルからわかるように、3 つのセクションでのMIDIデータの送信状
態を次のように表示します。
• ストップがオン:送信は有効
• ストップがオフ:送信は無効
5.2MIDI チャンネルの選択