User Manual
一般設定
Viscount Cantorum VI Plus 取扱説明書 26
第4章でも述べたように、本機は内蔵メモリーに最大61個のソングを録音し保存できます。この内蔵メモリーからすべ
てのソングを、リアパネルの[]端子に挿入した USB メモリーに保存し、必要に応じて本機に取り込むことができま
す。このようにすればメモリー量をほぼ際限なく使えることになります。
USBメモリーと本機の間でソングファイルをやりとりするには、まず[USB]インジケーターが点灯していることを確認
し(点灯していない場合は[MEMORY]ボタンを押して点灯させ)、以下の手順にしたがいます。
1.[SET]ボタンを押しながら[REC]ボタンを押します。
パネル上のすべてのインジケーターが 2 回点滅します。
2.[SET]ボタンを押しながら、下記該当の数字ボタンを押します。
• すべてのソングを内蔵メモリーから USB メモリーにコピーする場合:[5]ボタンを数秒押します。ボタンのインジ
ケーターが点滅しソングがUSBメモリーにコピーされます。コピーが完了すると点滅が止まります。本機内蔵メモ
リーの61個のソングに対応して01〜61までの番号が付いた61個の.midファイルが、USBメモリー上の
「organ\songs」フォルダ内に作成されます。
• すべてのソングを USB メモリーから内蔵メモリーにコピーする場合:[6]ボタンを数秒押します。ボタンのインジ
ケーターが点滅しソングがUSBメモリーから内蔵メモリーにコピーされます。コピーが完了すると点滅が止まり
ます。
3.[REC]ボタンを押して通常の演奏モードに戻ります。
第2.1 章でも述べたように、本機には 12個のジェネラルコンビネーションがあります。各ファイルに 12個のコンビネー
ションを含んだ最大12個のファイルすべてを転送し、必要に応じて内蔵メモリーの指定バンクに取り込んだり、リアパネ
ルの[]端子に挿入したUSB メモリーに保存したりすることができます。これによってメモリーをほぼ際限なく使
うことができます。
以下の手順にしたがって、コンビネーションファイルを転送します。
1.[MEMORY]ボタンを押して、コンビネーションファイルの保存先または取り込み先のメモリー(内蔵または USB メ
モリー)を選択します。
メモリーの選択については第 2.1 章の⑯項をご参照ください。
2A.
現在のコンビネーションすべてを指定のメモリーに保存する場合:[REC]ボタンを押しながらコンビネーションボ
タンの 1 つを押します。
そのボタンのインジケーターが点滅し始め、保存が終了すると止まります。押したコンビネーションの番号の付いた
パッケージが作成されます。USB メモリー内ではこのパッケージは「organ\memories」フォルダ内に .mem ファイ
ルとして作成されます。コンビネーションの B バンクを選択すると、このパッケージには7〜 12 の番号が付きます。
2B.
すべてのコンビネーションが入ったパッケージを取り込む場合:[START/STOP]ボタンを押しながら、取り込みた
いパッケージと同じ番号のコンビネーションボタンを押します。
メモ:
• 内蔵メモリーから USB メモリーにコピーすると、「organ\songs」フォルダにすでに入っていた .mid ファイルは上書きされてし
まいますのでご注意ください。ただし、別名のフォルダを作成したり、ソングの.midファイル名を変更したりすることはできます。
しかし、本機へ.mid ファイルを取り込む場合は、ファイル名が必ず01.mid 〜61.mid の番号であること、またファイルが
「organ\songs」フォルダにあることが必要です。
• USB メモリーから内蔵メモリーにコピーすると、内蔵メモリー内にすでにあったソングは上書きされてしまいますのでご注意くだ
さい。
6.4コンビネーションファイルの管理
メモ:
USB メモリーに保存する場合は、先に USB メモリーを本体に差し込んでおく必要があります。
6.3ソングファイルの管理