User Manual

29 Viscount Cantorum VI Plus 取扱説明書
7.付録
本機には 6 曲のデモソングが内蔵されており、音色をデモ演奏で試聴できます。
以下の手順にしたがって、デモソングを再生します。
1.[BANK]ボタンを数秒押したままにします。
パネル上のすべてのインジケーターが2回点滅し、このボタンのインジケーターが続けて点滅します。
2. 各コンビネーションボタンに下記のデモソングが内蔵されています。該当のボタンを押すと再生できます。再生中に
他のソングを選択したり、好みのストップをオン/オフしたり、オルガンスタイルや好みのテンペラメントを選択す
ることもできます。
3. 再生を止めるには再生中のソングに該当するボタンを押すか[BANK]ボタンを押して、通常の演奏モードに戻りま
す。
MIDIインターフェース(MusicalInstrumentDigitalInterface)は、特殊なプロトコルを使用して、異なるスタイルや
種類の楽器間のコミュニケーションを可能にします。これにより、MIDI楽器のシステムが利用可能になり、単一の楽器に
比べてより多様性とコントロール性が向上します。この通信を可能にするため、すべての MIDI楽器には以下のような 2
または 3 つの 5 ピン DIN コネクタが装備されています。
MIDIIN他のユニットから送信された MIDI データを受信するコネクタ。
MIDIOUT楽器が生成した MIDI データを他のユニットに送信するコネクタ。
MIDITHRUこのコネクタはユニットを直列に接続する際に使用します。これにより、MIDIIN 受信ポートによって受
信された MIDI データがそのまま送信されます。楽器によっては、このコネクタが装備されない場合があります。
MIDI インターフェースを装備している楽器の多くは、MIDI メッセージを送信します。このメッセージでは、MIDIOUT
ネクタを使用してどの音符がどのような音で演奏されたのかなどを指定します。このコネクタを他のMIDI楽器のMIDIIN
に接続すると、受信した楽器が送信側の楽器で演奏された音を再現するように反応します。
MIDIシーケンサーへの記録の際も、同様の方法で情報が送信されます。コンピューターまたはシーケンサーを使用して、
送信側の楽器によって生成されたMIDIデータを記録することができます。これらの記録されたデータが楽器に返送され
た場合、記録されたパフォーマンスを自動的に繰り返します。
このMIDIチャンネルのおかげで、1のケーブルと1つのコネクタだけで多数のデジタルデータを送信することができ
ます。MIDI チャンネルは 16 チャンネルあります。同じ周波数(またはチャンネル)に合わせないと 2 つの通信局が通信で
きない無線通信と同様の方法です。接続された 2 つの MIDI楽器のみが通信でき、送信側の楽器のチャンネルが受信側の楽
器のチャンネルと同じである必要があります。
MIDIメッセージは、チャンネルメッセージとシステムメッセージに分けられますこれらのメッセージについて簡単に説
明します。
7.1デモソングの再生
7.2デモソングのリスト
曲番 作曲者 題名 参照元 時間 スタイル
1 A. ヘッセ
Allegretto in F major Leichte Präludien für Orgel n°17 1:08
バロック
2 C.H. リンク
Lobe den Herren Album n°94 0:51
北ドイツバロック
3 C.H. リンク
Fughetta in C major op.116 Präludien Album n°24 H. Bungart 1:18
ロマンティック
4 A. ヘッセ
Postlude in G major Leichte Präludien für Orgel n°23 1:04
シンフォニック
5 L.ボエルマン
Sortie in Bb “Heures Mystiques” 1er Volume op.29 2:06
シンフォニック
6 S.グアイアナ
Improvvisazioni “Orchestra time” 5:16
バロック
7.3MIDI とは