User Manual

Yamaha Sound System Simulator Y-S
3
取扱説明書 V3.1
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波数特性グラフ
受音面上の受音点は+Position(プラスカーソル)で表され、受音点での計算結果が、 としグラフ表
示されます。表示されるグラフの帯域幅はリストボックスで変更することができます。Array Mode および Single Mode
では、Speaker List で選択されているスピーカーの単体での応答を表示します。ただし、チェックボックスのオン/
オフによる、スピーカーのオン/オフも反映されます。SPL Mode では、Speaker List でチェックボックスがオンにな
っているすべてのスピーカーの応答を加算した結果を表示します。受音点を移動する場合は、Aspect View 上の黒も
しくは灰色の受音点をマウスでドラッグします。選択中の受音点は黒のプラスカーソルで表され、その座標は、Aspect
View の右下に表示されます。受音点は階をまたいで移動させることはできません。対象となる階の受音面に存在する
黒または灰色の受音点を操作してください。詳細情報はカーソル位置で右クリックすることで開く Information ウィ
ンドウに表示されます。
グラフ(1/6 Oct Band)表示
受音点をマウスでドラッグして移動させると、受音面上の任意の位置の計算結果をグラフで見ることができます。
意の受音点でグラフナンバー(例: )を選択して ボタンをクリックすると、受音点のプラス
カーソルとグラフの色が変わり、選択したグラフナンバーに の結果が保存されます。保存した受音点
のプラスカーソルは移動できません。グラフには 8 箇所までの受音点での計算結果を保存することができます。グラ
フナンバーを右クリックすると開くメニューから、名前の変更、保存、削除、Information ウィンドウの表示が実行
できます。グラフナンバーを選ぶと対応するグラフが Graph 上の最前面に表示されます。また、各チェックボックス
のオン/オフによって、グラフの表示/非表示を切換えることができます。グラフの表示レンジはリストボックスから、
グラフ表示の最大値とレンジ幅を選択することにより変更することができます。