User Manual and Operating Guide

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接続は、必ずすべての機器の電源を切った状態で行ってください。
接続のしかた
■コンピュータとの接続
CBX-K1XGとコンピュータを接続する場合、次の2種類の接続方法があります。
 1.コンピュータのシリアルポートとCBX-K1XGのTOHOST端子とを直接接続する。
 2.MIDIインターフェースを通じてコンピュータのシリアルポートとCBX-K1XGのMIDI端子とを接続する。
1.シリアルポートとTOHOST端子とを直接接続
コンピュータとCBX-K1XGの接続および信号の流れは、どのコンピュータでも基本的に同じです。(下図)
コンピュータのシリアルポートおよびクロックの違いにより、使用ケーブル、ホストセレクトスイッチの設
定位置が異なります。
CBX-K1XG
内蔵音源
CBX-K1XG
コントローラー
コンピュータ
(シーケンスソフト)
ここで発音する
シリアルポート
TOHOST
マージ
ローカル
MIDIスルー
(エコーバック)
ON
CBX-K1XGのTOHOST端子から出力された信号
が、コンピュータを通り再びCBX-K1XGのTO
HOST端子に戻ってくるようなループができると、
MIDIバッファーフルエラーなどの原因となります。
マージとローカルをオフにして(→28,30ページ)
ループを切ってお使いください。(電源オン時:
マージ=off、ローカル=on)
●マージオン/オフ
MIDIIN端子からの情報をMIDIOUT端子へ出力す
(オン)か、しない(オフ)かの設定です。オンに
設定すると、CBX-K1XGの鍵盤やホイール操作
のコントロール情報と共にMIDIIN端子からの情
報がMIDIOUT端子へ送信されます。電源オン時
はオフに設定されます。
●ローカルオン/オフ
CBX-K1XGの鍵盤やホイール操作のコントロー
ル情報をCBX-K1XGの内蔵音源へ送信する(オ
ン)か、しない(オフ)かの設定です。オンに設定
すると、CBX-K1XGのコントロール情報は、外
MIDI機器と内蔵音源の両方へ送信されます。電
源オン時はオンに設定されます。
* コンピュータ側のアクティブセンシング<<FE>>が
MIDI規格の規定値を越えると、鳴っている音が消さ
れることがあります。
バンクセレクト時のご注意
・CBX-K1XG本体鍵盤によりバンクセレクトを設定(送信)した場
合、バンクセレクト操作前に選ばれていたボイスのプログラム
チェンジナンバーを、バンクセレクトと同時に送信します。
CBX-K1XGがバンクセレクトメッセージをコンピューター(外部
機器)より(MIDIINまたはTOHOST端子を経て)受信した場合、
プログラムチェンジを受けるまでバンクは切り替わりません。