User Manual and Operating Guide

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MIDIデータフォーマット
■送信データ
●ブロック図
MIDIIN <SW1> <SW2> <Filter>
Noteon/off <<9n>> MIDI
Polyphonickeypressure*
1
<<An>> OUT
Controlchange <<Bn>>
Allsoundoff <<Bn7800>>
Resetallcontroller <<Bn7900>>
Allnoteoff*
2
<<Bn7B00>>
Programchange <<Cn>>
Channelpressure <<Dn>>
Pitchbend <<En>>
Systemexclusive <<F0....F7>>
Songpositionpointer <<F2>>
Songselect <<F3>>
Timingclock <<F8>> <SW1>
Start <<FA>>
Continue <<FB>>
Stop <<FC>>
Activesensing <<FE>>
Arbitrary1bytedata <<xx>>
 *1 押されている鍵盤の中で一番高いノート1つについてのみ出力
される。
 *2 MIDIバッファーフルエラー時のみ出力
<SW1> CBX-K1XGで<<F8>>出力設定オンの時:CBX-K1XGの<<F8>>
を出力する。MIDIIN入力の<<F8>>は無視。
CBX-K1XGで<<F8>>出力設定オフの時:CBX-K1XGの<<F8>>
は出力しない。MIDIIN入力の<<F8>>をマージする。
<SW2> マージ機能オンの時マージする。
<Filter>チャンネルごとにマージオン/オフ設定可能。
1. チャンネルボイスメッセージ
1.1 ノートオン/ノートオフ
1001nnnn 9n ステータス n=チャンネル番号
0kkkkkkk kk* ノートナンバー k=0(C-2)...127(G8):C3=60
0vvvvvvv vv ベロシティ v=0:ノートオフ,
v=1...127:ノートオン
*kkは0kkkkkkkの16進数表現。以下も同様
鍵盤の演奏情報を伝えるメッセージ。
 ノートオン:鍵盤を押さえたというメッセージ
 ノートオフ:鍵盤を離したというメッセージ
各メッセージには、どの鍵盤を演奏したかを示す「ノートナンバー」と、どれくら
いの強さで演奏したかを示す「ベロシティ」という2種類のデータが含まれる。
1.2 ポリフォニックアフタータッチ
1010nnnn An ステータス n=チャンネル番号
0kkkkkkk kk ノートナンバー k=0(C-2)...127(G8):C3=60
0vvvvvvv vv 設定値 v=0...127
鍵盤を弾いた後、更に押し込む強さを伝えるメッセージ。押されている鍵盤のう
ちで一番大きいノートナンバー1つについてのみ送信する。
CBX-K1XGの鍵盤にはアフタータッチ機能はないが、ホイールにこの機能をアサ
インした場合、出力する。
1.3 コントロールチェンジ
1011nnnn Bn ステータス n=チャンネル番号
0ccccccc cc
コントローラー番号
c=0...119
0vvvvvvv vv 設定値 v=0...127
ボリュームやパンなどをコントロールするメッセージ。機能によってコントロー
ラー番号が異なる。
アサイナブルホイールにRPNをアサインした場合、RPN-LSB,RPN-MSB,データ
エントリーMSBの3つのコントロールメッセージを毎回ペアで送信する。
アサイナブルホイールにNRPNをアサインした場合、NRPN-LSB,NRPN-MSB,
データエントリーMSBの3つのコントロールメッセージを毎回ペアで送信する。
1.4 プログラムチェンジ
1100nnnn Cn ステータス n=チャンネル番号
0ppppppp pp
プログラムナンバー
p=0...127
ボイスを選択するためのメッセージ。
バンクセレクトと組み合わせて使用すると、基本ボイスバンクだけでなく拡張ボ
イスバンクのボイスを選択できるようになる。
1.5 チャンネルアフタータッチ
1101nnnn Dn ステータス n=チャンネル番号
0vvvvvvv vv 設定値 v=0...127
鍵盤を弾いた後、更に押し込む強さを伝えて、音に変化を付けるメッセージ。
CBX-K1XGの鍵盤にはアフタータッチ機能はないが、ホイールにこの機能をアサ
インした場合、出力する。
1.6 ピッチベンドチェンジ
1110nnnn En ステータス n=チャンネル番号
0lllllll ll LSB設定値
0mmmmmmm mm MSB設定値
ピッチベンドホイールの演奏を伝えて、ピッチを変化させるメッセージ。
分解能7bit。送信データは次のようになる。
MSB LSB
00000000(00) 00000000(00) 最小値
01000000(40) 00000000(00) 中心値
01111111(7F) 01111110(7E) 最大値