User Manual and Operating Guide

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1.4.8 Hold1(ホールド1)
Cntrl# parameter DataRange
64 Hold1 0...127
サステインペダルのオン/オフをコントロールする。
ペダルを踏んだ時に発音していた音を持続する。
0〜63の時サステインペダルがオフ(離した状態)、64〜127の時オン(踏んだ状
態)になる。
1.4.9 Portamento(ポルタメント)
Cntrl# parameter DataRange
65 Portamento 0...127
ポルタメントペダルのオン/オフをコントロールする。
ペダルを踏むと、ポルタメント効果がかかる。
0〜63の時ポルタメントがオフ(離した状態)、64〜127の時オン(踏んだ状態)
になる。1.4.3PortamentoTimeでかかり方を調節する。
1.4.10 Sostenuto(ソステヌートペダル)
Cntrl# parameter DataRange
66 Sostenuto 0...127
ソステヌートペダルのオン/オフをコントロールする。
ペダルを踏んだ時に押さえていた鍵盤の音の発音を持続する。
0〜63の時ソステヌートペダルがオフ(離した状態)、64〜127の時オン(踏んだ
状態)になる。
1.4.11 SoftPedal(ソフトペダル)
Cntrl# parameter DataRange
67 SoftPedal 0...127
ソフトペダルのオン/オフをコントロールする。
ペダルを踏んでいる間は、音が柔らかくなる。
データが0〜63の時ソフトペダルがオフ(離した状態)、64〜127の時オン(踏ん
だ状態)になる。
1.4.12 HarmonicContent(ハーモニックコンテント)
Cntrl# parameter DataRange
71 HarmonicContent 0...127(0:-64,64:+0,127:+63)
音色で設定されているレゾナンスを調節する。
0〜127の値を-64〜+63に置き換えて、オフセット値として元の音色データに
加算されレゾナンスが変更される。
値が大きくなるほどクセのある音になる。
音色により、効果のある範囲が設定できる範囲より狭い場合がある。
1.4.13 ReleaseTime(リリースタイム)
Cntrl# parameter DataRange
72 ReleaseTime 0...127(0:-64,64:+0,127:+63)
音色で設定されているエンベロープ・リリース・タイムを調節する。
0〜127の値を-64〜+63に置き換えて、オフセット値として元の音色データに
加算され、リリースタイムが変更される。
1.4.14 AttackTime(アタックタイム)
Cntrl# parameter DataRange
73 AttackTime 0...127(0:-64,64:+0,127:+63)
音色で設定されているエンベロープ・アタック・タイムを調節する。
0〜127の値を-64〜+63に置き換えて、オフセット値として元の音色データに
加算され、アタックタイムが変更される。
1.4.15 Brightness(ブライトネス)
Cntrl# parameter DataRange
74 Brightness 0...127(0:-64,64:+0,127:+63)
音色で設定されているフィルターのカットオフ周波数を調節する。
0〜127の値を-64〜+63に置き換えて、オフセット値として元の音色データに
加算され、カットオフフリケンシーが変更される。
値が小さくなるほど柔らかな音になる。
音色により、効果のある範囲が設定できる範囲より狭い場合がある。
1.4.16 PortamentoControl(ポルタメントコントロール)
Cntrl# parameter DataRange
84 PortamentoControl 0...127
ポルタメントのソースキーナンバー(ポルタメントを開始するキーナンバー)
を指定する。0〜127のデータでノートナンバーを設定する。
たとえばC3からC4に向かってポルタメントをかけたい場合は、以下のように
設定する。
90 3C 7F……… C3をノートオン
B0 54 3C……… ソースキーナンバーをC3に指定
90 48 7F C4をノートオン(ノートオンと同時にC3は消え、C4
ポルタメントがかかる)
ポルタメントコントロールを受信すると発音中の音程は、次に受信する同じ
チャンネルのノートオンのキーに、ポルタメントタイム0の速度で変化す
る。
マルチパートパラメーター(45ページ)のRcvPORTAMENTO=OFFであって
も受信する。
1.4.17 Effect1Depth(リバーブセンドレベル)
Cntrl# parameter DataRange
91 Effect1Depth 0...127
リバーブエフェクトに対するセンドレベルを設定する。
1.4.18 Effect3Depth(コーラスセンドレベル)
Cntrl# parameter DataRange
93 Effect3Depth 0...127
コーラスエフェクトに対するセンドレベルを設定する。
1.4.19 Effect4Depth
(バリエーションエフェクトセンドレベル)
Cntrl# parameter DataRange
94 Effect4Depth 0...127
エフェクトパラメーター44ページ)のVARIATIONCONNECTION=1
(SYSTEM)の時、バリエーションエフェクトに対するセンドレベルを設定す
る。VARIATIONCONNECTION=0(INSERTION)の時は効果なし。
1.4.20 DataIncrement/Decrement(RPN用)
(データインクリメント/デクリメント)
Cntrl# parameter DataRange
96 RPNIncrement 0...127
97 RPNDecrement 0...127
データバイトは無視される。
RPNでピッチベンドセンシティビティ、ファインチューン、コースチューン
を指定した後、それぞれのパラメーターの値を1ずつ増減する。
インクリメント/デクリメントさせて最大値/最小値に達したら、それ以上
の値の増減はしない。(ファインチューンをインクリメントしたらコース
チューンが繰りあがるような動作もしない)
1.4.21 NRPN(ノンレジスタードパラメーターナンバー)
Cntrl# parameter DataRange
98 NRPNLSB 0...127
99 NRPNMSB 0...127
ビブラートやフィルター、EG、ドラムセットアップなど、音色の設定をオフ
セット値で変更するためのMIDIメッセージ。
NRPNMSB、NRPNLSBで変更したいパラメーターを指定した後、データエ
ントリーでパラメーターの値を設定する。
* 一旦NRPNが設定されると、その後同じチャンネルで受信するデータエン
トリーは、設定したNRPNの値として処理される。このメッセージを使っ
てコントロールした後は、パラメーターナンバーをNull(7FH,7FH)に
設定して誤操作を防止することが必要。
次のNRPNを受信することができる。
NRPN Dataentry
MSB LSB MSB パラメーター名と値の範囲
01H 08H mmH ビブラートレイト
mm:00H...40H...7FH(-64...0...+63)
01H 09H mmH ビブラートデプス
mm:00H...40H...7FH(-64...0...+63)
MIDIデータフォーマット