User Manual and Operating Guide
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故障かな?と思ったら
「音が出ない」、「正常に動作しない」などといった場合は、まず接続を確認した後、以下の項目をチェックしてください。ま
た、現在の設定状態がわからなくなったら、電源を入れ直して(初期状態に戻して)もう一度設定をやり直してみることをお勧
めします。それでも直らない場合は、お買い上げ店または巻末のヤマハCBXインフォメーションセンター、ヤマハ電気音響製
品サービス拠点にご連絡ください。
●音が鳴らない
→ 音源部がボリューム、エクスプレッ
ション、マスターボリュームなどの
情報を受けて、それらの値が下がっ
ていませんか?
→ フィックストベロシティに小さすぎ
る値が設定されていませんか?(→28
ページ)
●内蔵スピーカーが鳴らない
→ ヘッドフォンがPHONES端子に接続
されていませんか?
→ ローカルがオフになっていません
か?(→10ページ)
●MIDIOUT端子に出力されない
→ ホストセレクトスイッチはMIDIに
セットされていますか?
●TOHOST端子に接続したコンピュー
タと送受信できない
→ ホストセレクトスイッチは正しく
セットされていますか?MIDIにセッ
トされているとTOHOST端子への入
出力は無視されます。(→8ページ)
●電源をオンしなおすと、セットした
データが消えてしまう
→ CBX-K1XGはバッテリーバックアッ
プしていません。電源を切るとデー
タはすべて初期値に戻ります。
●鳴っている音が途中で消えた
→ コンピューターのアクティブセンシ
ング<<FE>>がMIDI規格の規格値を
越えている場合、鳴っている音が途
中で消されることがあります。
●反応しない機能がある
→ MIDI受信側の機器(音源など)が対応
していない場合は送信しても反応し
ません。
●外部MIDI機器がクロック同期しない
●<<F8>>(MIDIクロック)が出ない
→ CBX-K1XGのテンポ設定がoFF
(<<F8>>送信停止)になっていません
か?oFF以外に設定してください。
(→28ページ)
→ 受信側機器がMIDI同期に設定されて
いますか?
→
MIDIIN端子からのクロックを利用して
いる場合は、マージがオフになってい
ませんか?オンに設定してください。
●テンポ設定ができない
→ アサイナブルホイールにテンポをア
サインしているときは、テンポ設定
できません。
●マージ中に、MIDIIN端子に接続した
機器からテンポを変えても効かない
→
CBX-K1XGがMIDIクロック(<<F8>>)
を出力しているときは、外部のMIDIク
ロックはマージしません。
C+RでoFF(<<F8>>送信
停止)に設定します。(→28ページ)
●バンクセレクトするとプログラムナン
バーも変わる
→
バンクセレクト時は、バンクセレクト
メッセージの後に、現在CBX-K1XGが
覚えているプログラムナンバーでプロ
グラムチェンジを送信します。
●CBX-K1XGのホイールにアサインし
たRPN,NRPNのコントローラーが正
常に動作しない
●RPN,NRPNの値を直接送信したが、
正常に動作しない
→『マージに関する注意事項』(→33ペー
ジ)を参照してください。
●オクターブシフトできない
→ 鍵盤が1つでも押されている時は、オ
クターブシフトはできません。
●すぐにBのランプが点滅する
(MIDIバッファーフルエラーになる)
→ CBX-K1XGとコンピュータとの間で
信号のループができてはいません
か?ループを切ってください。(→10,
12ページ)
→ マージ能力以上の多量のMIDIデータ
を受信したため、バッファーフルに
なりました。
●ディスプレイにErrと表示される
→
電池が消耗しています。6本共新しい電
池に交換してください。(→9ページ)
●イニシャルタッチが効かない
→
フィックストベロシティを設定してい
る場合はイニシャルタッチは効きませ
ん。フィックストベロシティをoFFに
設定してください。(→28ページ)
→ アサイナブルホイールにベロシティ
をアサインしているときは、イニ
シャルタッチは効きません。
●
フィックストベロシティが設定できない
→ アサイナブルホイールにベロシティ
をアサインしているときは、フィッ
クストベロシティは効きません。
●イニシャルタッチを有効に設定して
いるのに小さいベロシティが出ない
→
CBX-K1XGの仕様です。電源オン時の
ベロシティ範囲(初期値)は16〜127(16
進:10〜7F)です。出ない範囲はタッ
チセンシティビティの設定(Bグルー
プ)により変化します。(→19ページ)
●オールサウンドオフが効かない
→ Aグループのオールサウンドオフ
は、現在選択されているチャンネル
のみに有効です。
●オクターブシフト時、ピッチ(ノート
ナンバー)が不連続になる
→
ノートナンバーの設定が0〜127を越え
ていませんか?0〜127を越えた設定の
ノートはオクターブシフト0のノートナ
ンバーになります。(→6ページ)
●
アサイナブルホイールに143POLY-
PHONICKEYPRESSUREをアサイン
して、複数の鍵盤を弾いたとき、アフ
タータッチの効かない鍵盤がある
→ 押されている鍵盤の中で一番高い
ノート1つについてのみアフタータッ
チが有効となります。
●マージされない
→
マージ設定がオフになっていませんか?
→ マージチャンネルフィルターでオフ
に設定されていませんか?
→ ホストセレクトスイッチの設定は
MIDIになっていますか?
●
マージが知らない間にオフになっている
→
MIDIバッファーフルエラーが発生する
と、自動的にマージがオフされます。
●音が鳴りっぱなしになった
→ マージオン/オフの設定時に、音が
鳴りっぱなしになることがありま
す。『マージに関する注意事項』(→33
ページ)を参照してください。
→ Bグループのオールサウンドオフを
実行すると、鳴りっぱなしになった
音を止めることができます。