User Manual
21
故障かな?と思ったら
「音が出ない」、「正常に動作しない」などといった場合は、まず接続を確認した後、以下の項目をチェックしてください。ま
た、現在の設定状態がわからなくなったら、電源を入れ直して(初期状態に戻して)もう一度設定をやり直してみることをお勧
めします。
それでも直らない場合は、お買い上げ店または巻末のヤマハCBXインフォメーションセンター、ヤマハ電気音響製品サービス
拠点にご連絡ください。
●反応しない機能がある
→ MIDI受信側の機器(音源など)が対応
していない場合は送信しても反応し
ません。
●マージされない
→ マージ設定がオフになっていません
か?
→ マージチャンネルフィルターでオフ
に設定されていませんか?
●マージされないメッセージがある
→『マージに関する注意事項』(→22ペー
ジ)を参照してください。
●マージが知らない間にオフになって
いる
→ MIDIエラーが発生すると、自動的に
マージがオフされます。
→ 9ページの注意および『MIDIエラー
発生時の動作』(→22ページ)を参照し
てください。
●マージオフ(全チャンネル、任意の
チャンネルいずれの場合でも)にした
ら、音が鳴りっぱなしになった。
→『マージに関する注意事項』(→22ペー
ジ)を参照してください。
●外部MIDI機器がクロック同期しない
●<<F8>>(MIDIクロック)が出ない
→ CBX-K1のテンポ設定が0(<<F8>>出
力停止)になっていませんか?0以外
に設定してください。(→16ページ)
→ 受信側機器がMIDI同期に設定されて
いますか?
→ MIDIIN端子からのクロックを利用
している場合は、マージがオフに
なっていませんか?オンに設定して
ください。
●テンポ設定ができない
→ アサイナブルホイールにテンポをア
サインしているときは、テンポ設定
できません。
●マージ中に、MIDIIN端子に接続した
機器からテンポを変えても効かない
→ CBX-K1がMIDIクロック(<<F8>>)を
出力しているときは、外部のMIDIク
ロックはマージしません。
C+Rで0(<<F8>>送信停
止)に設定します。(→16ページ)
●バンクセレクトするとプログラムナ
ンバーも変わる
→ バンクセレクト時は、バンクセレク
トメッセージの後に、現在CBX-K1
が覚えているプログラムナンバーで
プログラムチェンジを送信します。
●CBX-K1のホイールにアサインした
RPN,NRPNのコントローラーが正常
に動作しない
●RPN,NRPNの値を直接送信したが、
正常に動作しない
→『マージに関する注意事項』(→22ペー
ジ)を参照してください。
●電源をオンしなおすと、セットした
データが消えてしまう
→ CBX-K1はバッテリーバックアップ
していません。電源を切るとデータ
はすべて初期値に戻ります。
●オクターブシフトできない
→ 鍵盤が1つでも押されている時は、
オクターブシフトはできません。
●すぐにBのランプが点滅する
(MIDIエラーになる)
→ アクティブセンシング規定よりも長
いデータを受信しました。9ページ
の注意を参照してください。
→ MIDIIN端子に接続しているMIDI機
器の電源がオフされたかケーブルが
抜かれました。
→ CBX-K1動作中に、MIDIIN端子に
ケーブルがさされました。
→ マージ能力以上の多量のMIDIデータ
を受信したため、バッファーフルに
なりました。
●Vのランプが点滅する
→ 電池が消耗しています。6本共新し
い電池に交換してください。(→7
ページ)
●イニシャルタッチが効かない
→ フィックストベロシティを設定して
いる場合はイニシャルタッチは効き
ません。フィックストベロシティを
0に設定してください。(→16ペー
ジ)
→ アサイナブルホイールにベロシティ
をアサインしているときは、イニ
シャルタッチは効きません。
●フィックストベロシティが設定でき
ない
→ アサイナブルホイールにベロシティ
をアサインしているときは、フィッ
クストベロシティは効きません。
●イニシャルタッチを有効に設定して
いるのに小さいベロシティが出ない
→ CBX-K1の仕様です。電源オン時の
ベロシティ範囲(初期値)は16〜127
(16進:10〜7F)です。出ない範囲は
タッチセンシティビティの設定(Bグ
ループ)により変化します。(→19
ページ)
●オールサウンドオフが効かない
→ Aグループのオールサウンドオフ
は、現在選択されているチャンネル
のみに有効です。
→ オールサウンドオフを受けない音源
もあります。
●オクターブシフト時、ピッチ(ノート
ナンバー)が不連続になる
→ ノートナンバーの設定が0〜127を越
えていませんか?0〜127を越えた設
定のノートはオクターブシフト0の
ノートナンバーになります。(→5
ページ)
●アサイナブルホイールに143POLY-
PHONICKEYPRESSUREをアサイ
ンして、複数の鍵盤を弾いたとき、
アフタータッチの効かない鍵盤があ
る
→ 押されている鍵盤の中で一番高い
ノート1つについてのみアフター
タッチが有効となります。