User Manual

Yamaha Professional Audio CL StageMix V7 ユーザーガイド
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5.7 ダイナミクスプロセッサ
5.0 章で説明したボタンを使って DYN(ダイナミクス)モードを選択したときは、各チャ
ンネルのダイナミクスプロセッサーの状態を見ることができます。
ダイナミクス 1 はサムネイルの上部に、ダイナミクス 2 は下部に表示されます。(
ウトプットチャンネルはダイナミクス 1 だけです)
各ダイナミクスのスレッショルドのパラメーター値は数字と白い縦線で表示されま
す。
横棒のメーターは左から右へ動いて、各ダイナミクスプロセッサーへの入力レベル
を表示します。この横棒はダイナミクスプロセッサーがオフの場合は見えません。
また、この横棒のメーターに、ダイナミクスプロセッサーに入力されるキーイン信号
のレベルを表示させることもできます。SETUP 面の「Display Key Input for
Dynamics Meters(10.18 )
をオンにすると、包括的にすべてのチャンネルについて
この表示を選択できます。
ゲートを除くすべてのダイナミクスのタイプでは、オレンジ色の横棒のメーターが左
右に動いてゲインリダクションの量を表示します。この横棒はダイナミクスプロセッサ
ーがオフの場合は見えません。
ゲートの状態は、緑、黄、赤の 3 色の横棒で表示されます。ゲートの開閉状態によ
って、これらのうち 1 つの横棒だけが常時点灯しています。
ダイナミクスプロセッサータイプ
ダイナミクスセクションが、GATE COMPRESSOR 以外のダイナミクスタイプにア
サインされるときは、ダイナミクスのタイプを表わすテキストが表示されます。表示さ
れるテキストは以下のとおりです。
DUCK = DUCKING (ダッキング)
EXP = EXPANDER (エクスパンダー)
DeES = DE-ESSER (ディエッサー)
CMPND = COMPANDER (コンパンダー)