User Manual
ラーがより効果的に機能します。
⑤ [Effect] リストボックス
エコーの除去量を設定します。数字が大きくなるほど多くのエコーを除去できます。しかしその分音質が劣化
しますので、バランスをチェックしながら調節してください。
⑥ [NR] ボタン
近接地にあるプロジェクターや空調などの恒常的なノイズの除去を行なうノイズリダクション機能のオン/ オフ
を切り替えます。通常はオンにすることをおすすめします。
⑦ [Distance] ノブ
設置しているマイクとスピーカーの距離をメートル単位で設定します。複数のマイクとスピーカーを接続して
いる場合は、最も近いマイクとスピーカーの距離を設定します。距離が2m 以下の場合は2 に設定してくださ
い。
⑧ [To Far-end] チャンネル選択ボタン
遠隔地に出力する音声信号 (To Far-end) の出力先を選択します。クリックすると「Output Patch」ダイアロ
グを開きます。
⑨ [From Far-end]信号選択ボタン
遠隔地の音声信号 (From Far-end) を選択する「Input Patch」ダイアログを開きます。ボタン表面には選択中
のポートまたはチャンネルが表示されます。
⑩ [NR] ボタン
遠隔地にあるプロジェクターや空調などの恒常的なノイズの除去を行なうノイズリダクション機能のオン / オ
フを切り替えます。通常はオンにすることをおすすめします。ノイズリダクションのあとの音声信号が参照信
号 (REFERENCE) となります。
⑪ [Far-end Voice] 選択ボタン
近接地のスピーカーに出力する音声信号 (Far-end Voice) の出力先を選択します。クリックすると「Output
Patch」ダイアログを開きます。ボタン表面には選択中のチャンネルが表示されます。
Far-end Voice はNear-end Mic. とミックスしてスピーカーに出力することを想定していま
す。そのため、MY4-AEC から見ると、MTX の入力チャンネルに対してFar-end Voice を出
力します。
14. オーディオプロセッサー MTX5-D/MTX3
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