User Manual
Table Of Contents
- このリファレンスマニュアルの使い方
- 目 次
- 機能ツリー図
- セレクテッドチャンネルセクション
- Centralogicセクション
- 入出力のパッチング
- インプット系チャンネル
- アウトプット系チャンネル
- EQ/ダイナミクス
- チャンネルジョブ
- シーンメモリー
- モニター/キュー
- トークバック/オシレーター
- メーター
- グラフィックEQ/パラメトリックEQ/エフェクト/ PREMIUM RACK
- I/Oデバイスと外部ヘッドアンプ
- MIDI
- レコーダー
- AFC IMAGEコントロール
- セットアップ
- SETUP画面について
- ユーザー設定
- プリファレンス設定
- USER DEFINEDキー
- USER DEFINEDキーに割り当て可能な機能
- USER DEFINEDノブ
- USER DEFINEDノブに割り当て可能な機能
- アサイナブルエンコーダー
- ASSIGNABLE ENCODERに割り当て可能な機能
- GAIN/PAN/ASSIGNノブ(アサイナブルエンコーダー)の機能
- カスタムフェーダーバンク
- メインフェーダー
- カスタムフェーダーバンクの機能について
- コンソールロック
- 設定データをUSBメモリーにセーブ/ロードする
- USBメモリーをフォーマットする
- ワードクロック/スロットの設定
- カスケード接続を利用する
- MIXバス/MATRIXバスの基本設定
- ファンタム電源全体のオン/ オフを切り替える
- タッチスクリーン/LED/ネーム表示/ランプの輝度を設定する
- 内蔵時計の日時を合わせる
- ネットワークアドレスを設定する
- Danteオーディオネットワークの設定
- Dante Device Lock
- Dante Domain Manager (DDM)対応
- GPI (汎用インターフェース)を使う
- ヘルプ機能
- そのほかの機能
- ワーニング/エラーメッセージ
- 索引
- Data List
- EQ Library List
- DYNAMICS Library List
- Dynamics Parameters
- Effect Type List
- Effects Parameters
- Premium Rack Processor Parameters
- Parameters That Can Be Assigned to Control Changes
- NRPN Parameter Assignments
- Mixing Parameter Operation Applicability
- MIDI Data Format
- Input/Output Characteristics
- Electrical Characteristics
- Mixer Basic Parameters
- Pin Assignment
- MIDI Implementation Chart
レコーダー
V5.8 リファレンスマニュアル
203
レコーダー
ここではレコーダーの機能や操作方法について説明します。
USB メモリーレコーダーについて
CL シリーズには、簡単な操作で内部信号を USB メモリーに録音したり、USB メモリーに保存された
オーディオファイルを再生したりする USB メモリーレコーダー機能が搭載されています。
録音時のファイルフォーマットは MP3(MPEG-1AudioLayer-3) に対応しています。また、再生時に
は MP3 以外に、WMA(WindowsMediaAudio)、AAC(MPEG-4AAC) の各ファイルも再生できま
す。ただし、DRM(DigitalRightsManagement) には対応しておりません。
USB メモリーレコーダーを使えば、STEREO バスや MIX バスなどの出力を USB メモリーに録音し
たり、USB メモリー上に保存された BGM や効果音を任意のインプット系チャンネルに割り当てて再
生したりできます。
■ USB メモリーレコーダーの信号の流れ
*CL3:INPUT1-64,CL1:INPUT1-48
NOTE
・ 録音と再生は同時に行なえません。
・ 録音中の信号を INPUT チャンネルに入力することはできません。
レコーダーの入出力にチャンネルを割り当てる
USB メモリーレコーダーの入力 / 出力にチャンネルをパッチします。入力には任意のアウトプット系
チャンネルまたは INPUT チャンネルのダイレクト出力、出力には任意のインプット系チャンネルを
パッチできます。
NOTE
・ USB メモリーレコーダーは、常にステレオで録音 / 再生が行なわれます。モノラルで左右同じ
信号を録音する場合は、両方のインプットに同じチャンネルを割り当ててください。
・ レコーダーの出力には、複数のチャンネルをパッチできます。
・ 手順 4 と 8 で、すでにほかのポートが割り当てられているチャンネルを選んだ場合、パッチの
切り替えを確認するダイアログが表示されます。ダイアログの OK ボタンを押してください。
・ CL3/CL1 の場合、その機種にないチャンネルは表示されません。
MIX1-24
MATRIX1-8
STEREO L/R
MONO
INPUT1-72*
DIRECT OUT
RECORDER
INPUT
PLAYBACK
OUT
INPUT1-72*
ST IN 1L1R-8L8R
L
R
L
R
USB メモリー
レコーダー
手順
1. ファンクションアクセスエリアの RECORDER ボタンを押す。
2. RECORDER 画面の USB タブを押す。
3. RECORDERINPUTL または R ボタンを押す。
4. CHSELECT 画面のカテゴリーリストとポート選択ボタンを使って、USB メモリーレコーダーの
入力にパッチするチャンネルを選ぶ。
5. 割り当てが終わったら、CLOSE ボタンを押す。
6. 同じ要領で、もう片方のインプットにもチャンネルを割り当てる。
7. PLAYBACKOUTPUTL または R ボタンを押す。
8. CHSELECT 画面のカテゴリーリストとチャンネル選択ボタンを使って、USB メモリーレコー
ダーの出力にパッチするチャンネルを選ぶ。
9. 割り当てが終わったら、CLOSE ボタンを押す。
10. 同じ要領で、もう片方の出力にもチャンネルを割り当てる。
RECORDER 画面