User Manual
Table Of Contents
- このリファレンスマニュアルの使い方
- 目 次
- 機能ツリー図
- セレクテッドチャンネルセクション
- Centralogicセクション
- 入出力のパッチング
- インプット系チャンネル
- アウトプット系チャンネル
- EQ/ダイナミクス
- チャンネルジョブ
- シーンメモリー
- モニター/キュー
- トークバック/オシレーター
- メーター
- グラフィックEQ/パラメトリックEQ/エフェクト/ PREMIUM RACK
- I/Oデバイスと外部ヘッドアンプ
- MIDI
- レコーダー
- AFC IMAGEコントロール
- セットアップ
- SETUP画面について
- ユーザー設定
- プリファレンス設定
- USER DEFINEDキー
- USER DEFINEDキーに割り当て可能な機能
- USER DEFINEDノブ
- USER DEFINEDノブに割り当て可能な機能
- アサイナブルエンコーダー
- ASSIGNABLE ENCODERに割り当て可能な機能
- GAIN/PAN/ASSIGNノブ(アサイナブルエンコーダー)の機能
- カスタムフェーダーバンク
- メインフェーダー
- カスタムフェーダーバンクの機能について
- コンソールロック
- 設定データをUSBメモリーにセーブ/ロードする
- USBメモリーをフォーマットする
- ワードクロック/スロットの設定
- カスケード接続を利用する
- MIXバス/MATRIXバスの基本設定
- ファンタム電源全体のオン/ オフを切り替える
- タッチスクリーン/LED/ネーム表示/ランプの輝度を設定する
- 内蔵時計の日時を合わせる
- ネットワークアドレスを設定する
- Danteオーディオネットワークの設定
- Dante Device Lock
- Dante Domain Manager (DDM)対応
- GPI (汎用インターフェース)を使う
- ヘルプ機能
- そのほかの機能
- ワーニング/エラーメッセージ
- 索引
- Data List
- EQ Library List
- DYNAMICS Library List
- Dynamics Parameters
- Effect Type List
- Effects Parameters
- Premium Rack Processor Parameters
- Parameters That Can Be Assigned to Control Changes
- NRPN Parameter Assignments
- Mixing Parameter Operation Applicability
- MIDI Data Format
- Input/Output Characteristics
- Electrical Characteristics
- Mixer Basic Parameters
- Pin Assignment
- MIDI Implementation Chart
セットアップ
V5.8 リファレンスマニュアル
244
カスタムフェーダーバンクの機能について
カスタムフェーダーバンクの設定をシーン別にストア / リコールできます。
カスタムフェーダーバンクの設定は、各モデルの領域に分かれていて、シーンデータでまとめてストア
されます。
NOTE
カスタムフェーダーバンクの設定はモデルによって異なり、互換性はありません。たとえば、
CL5 でストアしたシーンに含まれているカスタムフェーダーバンクの設定は、そのシーンを
CL3 または CL1 でリコールしても再現されません。CL3、CL1 で作成してストアする必要があ
ります。
コンソールデータ読み込み時の注意
カスタムフェーダーバンクの設定は、ユーザー設定に含まれているだけでなく、V2.0 からシーンデー
タにも含まれています。ログインしているユーザーや、読み込んだデータのタイプやバージョンによっ
て、呼び出されるカスタムフェーダーバンク設定が異なりますので、以下の点にご注意ください。
・ ALL タイプのコンソールデータを Administrator でロードすると、セーブされていた
Administrator のカスタムフェーダーバンク設定が呼び出されます。
Guest や他のユーザーで ALL データをロードすると、セーブされていたカレントシーンのカスタム
フェーダーバンク設定が呼び出されます。
・ CLV1.70 以前で保存した ALL データをロードした場合、シーンにはカスタムフェーダーバンク設
定が含まれていないため、ロードしたときのカレントシーンのカスタムフェーダーバンク設定がす
べてのシーンに適用されます。したがってこの場合は、ALL データをロードする前にユーザーを切り
替えたりしてカスタムフェーダーバンクを希望する設定にしておくか、カスタムフェーダーバンク
にリコールセーフをかけておくことをおすすめします。
コンソールロック
誤操作を防ぐために、一時的に本体の操作を禁止できます。意図せず操作子に触れたり、オペレーターが
休憩している間に第三者に操作されたりしないように、パネルにある操作子を操作できないように設定
します。
現在ログインしているユーザーにパスワードが設定されている場合は、そのパスワードを使ってロック
します。コンソールロックが有効になると、CONSOLELOCK 画面が表示されて、MONITORLEVEL
ノブを除くすべての操作子が操作できなくなります。
NOTE
・ パスワードを忘れた場合は、「本体を工場出荷時の状態に初期化する」( → P.284) をご覧くださ
い。
・ ゲストはパスワードを設定することはできません。
・ コンソールロック中でも MIDI や CLEditor などによる外部機器からのコントロールに対して
は、通常どおり動作します。
CL5
CL5 console
Recall Store Recall Store Recall Store
CL3 CL1
CL3 console CL1 console
Custom fader bank settings