User Manual

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セットアップ
V5.8 リファレンスマニュアル
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UNKNOWN( )
外部機器が接続されていない、有効なクロック入力がないなどの理由で、クロックの状態を検出で
きないことを示しています。その端子 / スロットを選択することはできますが、有効な接続が確立
されるまで、正常な同期は行なえません。
NOTE
選択したクロックのインジケーターが水色にならない場合は、外部機器と正しく接続されてい
るかどうか、また、外部機器がクロック情報を送信できるように設定されているかどうかをご
確認ください。
ワードクロックの設定を変更したときに、出力端子からノイズが発生することがあります
ピーカーを保護するために、ワードクロックの設定を変更するときは必ずパワーアンプのボ
リュームを絞ってください。
SRC がオンのチャンネルをクロックソースとして選択しようとすると、サンプリングレートコ
ンバーターを解除する旨を警告するメッセージが表示されます。
SLOTSETUP フィールド
本体のリアパネルにある MY スロットの各種設定を行ないます。
5 カード名
スロットに装着されているカードの種類が表示されます。未装着の場合は「----」と表示されます。
6 SRC ボタン
SRC( ンプリングレートコンバーター) 機能のある MY カード (MY8-AE96S) が装着されて
いるスロットで、SRC 機能のオン / オフを切り替えます。そのほかのカードが装着されている場
合、またはカードが未装着の場合は何も表示されません。
7 FREQUENCY 表示
AES/EBU カードなど、入力信号のサブステータスを検出できるカードが装着されている場合、
入力信号のサンプリング周波数が表示されます。その他のカードが装着されている場合、または
カードが未装着の場合は「----」と表示されます。
8 EMPHASISSTATUS 表示
AES/EBU カードなど、入力信号のサブステータスを検出できるカードが装着されている場合、
入力信号のエンファシス情報が表示されます。その他のカードが装着されている場合またはカー
ドが未装着の場合は「----」と表示されます。
カスケード接続を利用する
複数の CL シリーズ、または CL リーズと外部ミキサー( ヤマハ PM5D など ) をカスケード接続す
ると、バスを共通化できます。たとえば外部ミキサーを使ってインプットの数を追加したい場合などに
便利です。
ここでは、2 台の CL シリーズをカスケード接続する場合を例に挙げ、その接続方法や操作方法につい
て説明します。
カスケード接続について
2 台の CL シリーズをカスケード接続する場合は、互いのスロットにデジタル I/O カードを装着し、
送り側 ( カスケードフォロワー) の出力ポートと受け側 ( カスケードリーダー) の入力ポートを接続し
ます。
次の図は、カスケードフォロワーの CL リーズとカスケードリーダーの CL シリーズに、8 チャンネ
ルのデジタル I/O カードを 3 枚ずつ装着し、り側の DIGITALOUT 端子と受け側の DIGITALIN
子を接続した場合の例です。
この例では、MIXバス1〜24MATRIX バス 1 8、STEREO バス (L/R)、MONO(C) バス、CUE
バス (L/R) のうち、最大 24 本のバスを共通化し、ミックスされた信号をカスケードリーダーの CL
リーズから出力できます。(16 チャンネルのデジタル I/O カードを 3 枚使えば、すべてのバスを共有化
できます。) カスケードフォロワーとカスケードリーダーの設定が完了すると、スケードフォロワー側
のバスの信号が、スロットを通じてカスケードリーダー側のバスに送られ、方のバスを合わせた信号
がカスケードリーダーから出力されます。また、カスケードリンク機能が有効なときは、どちらか一方の
CL リーズで特定の操作やパラメーター変更を行なったときに、もう一方の CL シリーズが連動しま
す。
どのバスをどのスロット / チャンネルに割り当てるかは、それぞれの CL シリーズで指定する必要があ
ります。以下、カスケードフォロワーとカスケードリーダーに分けて操作方法を説明します。
CL BCL A
DIGITAL
OUT
DIGITAL
IN
A+B の音声信号A の音声信号
: デジタル I/O カード
( カスケードフォロワー) ( カスケードリーダー)