User Manual

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そのほかの機能
V5.8 リファレンスマニュアル
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フェーダーを調整する ( キャリブレーション機能 )
使用環境によっては、モーターフェーダーの挙動にずれが生じる場合があります。この挙動のずれは、
キャリブレーション機能を使って調整できます。
NOTE
この操作で、定したチャンネルストリップセクション、Centralogic セクション、メインセク
ションのフェーダーに対して、半自動でキャリブレーションを行ないます。本体起動時に
フェーダー設定に問題が検出された場合も、この画面が表示されます。
NOTE
起動時のチェックで問題が検出されたフェーダーは、手順 3 であらかじめ選択されています。
RESTART ボタンが表示された場合は、キャリブレーションに失敗しています。RESTART ボタ
ンを押し、う一度キャリブレーションを実行してください。
初期化が完了したあとは、EXIT ボタンを押さずに、引き続きほかのメニューを選択することも
できます。
入出力ゲインを微調整する ( キャリブレーション機能 )
必要に応じて、入出力のゲインを微調整できます
NOTE
各設定画面上にある RESETALL ボタンを押すと、画面内設定がすべて 0dB になります。
工場出荷時も 0dB なっています。
初期化が完了したあとは、EXIT ボタンを押さずに、引き続きほかのメニューを選択できます。
手順
1. パネル上の SCENEMEMORY[STORE] キーを押しながら電源を入る。
2. 起動メニュー画面の FADERCALIBRATION ボタンを押す。
3. [SEL] ーを押してキャリブレーションするフェーダーを選ぶ。
4. FADERCALIBRATIONMODE 画面の START ボタンを押す。
5. 確認ダイアログの OK ボタンを押す。
6. 指定したすべてのフェーダーが−(下突き当て)に移動します。フェーダー位置がずれている場合
は、手動で−∞の位置に合わせる。
7. フェーダー位置を合わせたらNEXT ボタンを押す。
8. 手順67の操作を繰り返して、20dB、0dB、+10dB(上突き当て)3箇所のフェーダー位置も順
番に調節する。
+10dB 位置の調節が終わると、キャリブレーションが始まります。
9. キャリブレーションが終了したらAPPLY ボタンを押す。
10. 起動メニュー画面の EXIT ボタンを押して、通常モードで起動する。
起動メニュー画面
手順
1. パネル上の SCENEMEMORY[STORE] キーを押しながら、源を入れる。
2. 起動メニュー画面の MODESELECT フィールドから調整したい対象のボタンを押す。
3. ディスプレイ内のノブを押して選択し、マルチファンクションノブで値を調整する
4. 起動メニュー画面の EXIT ボタンを押して、通常モードで起動する。
起動メニュー画面