User Manual
Table Of Contents
- このリファレンスマニュアルの使い方
- 目 次
- 機能ツリー図
- セレクテッドチャンネルセクション
- Centralogicセクション
- 入出力のパッチング
- インプット系チャンネル
- アウトプット系チャンネル
- EQ/ダイナミクス
- チャンネルジョブ
- シーンメモリー
- モニター/キュー
- トークバック/オシレーター
- メーター
- グラフィックEQ/パラメトリックEQ/エフェクト/ PREMIUM RACK
- I/Oデバイスと外部ヘッドアンプ
- MIDI
- レコーダー
- AFC IMAGEコントロール
- セットアップ
- SETUP画面について
- ユーザー設定
- プリファレンス設定
- USER DEFINEDキー
- USER DEFINEDキーに割り当て可能な機能
- USER DEFINEDノブ
- USER DEFINEDノブに割り当て可能な機能
- アサイナブルエンコーダー
- ASSIGNABLE ENCODERに割り当て可能な機能
- GAIN/PAN/ASSIGNノブ(アサイナブルエンコーダー)の機能
- カスタムフェーダーバンク
- メインフェーダー
- カスタムフェーダーバンクの機能について
- コンソールロック
- 設定データをUSBメモリーにセーブ/ロードする
- USBメモリーをフォーマットする
- ワードクロック/スロットの設定
- カスケード接続を利用する
- MIXバス/MATRIXバスの基本設定
- ファンタム電源全体のオン/ オフを切り替える
- タッチスクリーン/LED/ネーム表示/ランプの輝度を設定する
- 内蔵時計の日時を合わせる
- ネットワークアドレスを設定する
- Danteオーディオネットワークの設定
- Dante Device Lock
- Dante Domain Manager (DDM)対応
- GPI (汎用インターフェース)を使う
- ヘルプ機能
- そのほかの機能
- ワーニング/エラーメッセージ
- 索引
- Data List
- EQ Library List
- DYNAMICS Library List
- Dynamics Parameters
- Effect Type List
- Effects Parameters
- Premium Rack Processor Parameters
- Parameters That Can Be Assigned to Control Changes
- NRPN Parameter Assignments
- Mixing Parameter Operation Applicability
- MIDI Data Format
- Input/Output Characteristics
- Electrical Characteristics
- Mixer Basic Parameters
- Pin Assignment
- MIDI Implementation Chart
そのほかの機能
V5.8 リファレンスマニュアル
285
フェーダーを調整する ( キャリブレーション機能 )
使用環境によっては、モーターフェーダーの挙動にずれが生じる場合があります。この挙動のずれは、
キャリブレーション機能を使って調整できます。
NOTE
この操作で、指定したチャンネルストリップセクション、Centralogic セクション、メインセク
ションのフェーダーに対して、半自動でキャリブレーションを行ないます。本体起動時に
フェーダー設定に問題が検出された場合も、この画面が表示されます。
NOTE
・ 起動時のチェックで問題が検出されたフェーダーは、手順 3 であらかじめ選択されています。
・ RESTART ボタンが表示された場合は、キャリブレーションに失敗しています。RESTART ボタ
ンを押し、もう一度キャリブレーションを実行してください。
・ 初期化が完了したあとは、EXIT ボタンを押さずに、引き続きほかのメニューを選択することも
できます。
入出力ゲインを微調整する ( キャリブレーション機能 )
必要に応じて、入出力のゲインを微調整できます。
NOTE
・ 各設定画面上にある RESETALL ボタンを押すと、画面内設定がすべて 0dB になります。
工場出荷時も 0dB となっています。
・ 初期化が完了したあとは、EXIT ボタンを押さずに、引き続きほかのメニューを選択できます。
手順
1. パネル上の SCENEMEMORY[STORE] キーを押しながら、電源を入る。
2. 起動メニュー画面の FADERCALIBRATION ボタンを押す。
3. [SEL] キーを押してキャリブレーションするフェーダーを選ぶ。
4. FADERCALIBRATIONMODE 画面の START ボタンを押す。
5. 確認ダイアログの OK ボタンを押す。
6. 指定したすべてのフェーダーが−∞(下突き当て)に移動します。フェーダー位置がずれている場合
は、手動で−∞の位置に合わせる。
7. フェーダー位置を合わせたら、NEXT ボタンを押す。
8. 手順6〜7の操作を繰り返して、20dB、0dB、+10dB(上突き当て)の3箇所のフェーダー位置も順
番に調節する。
+10dB の位置の調節が終わると、キャリブレーションが始まります。
9. キャリブレーションが終了したら、APPLY ボタンを押す。
10. 起動メニュー画面の EXIT ボタンを押して、通常モードで起動する。
起動メニュー画面
手順
1. パネル上の SCENEMEMORY[STORE] キーを押しながら、電源を入れる。
2. 起動メニュー画面の MODESELECT フィールドから調整したい対象のボタンを押す。
3. ディスプレイ内のノブを押して選択し、マルチファンクションノブで値を調整する。
4. 起動メニュー画面の EXIT ボタンを押して、通常モードで起動する。
起動メニュー画面