User Manual

Table Of Contents
インプット系チャンネル
V5.8 リファレンスマニュアル
48
チャンネル間の遅延を補正する ( インプットディレイ )
ここでは、ンプットディレイを使ってインプット系チャンネル間の遅延を補正する方法について説明
します。
ステージ上のマイク配置による位相差の補正や、位相差を利用してサウンドに奥行きを作る演出、テレ
ビ放送などで中継先からの映像と音声の時間差があるときの補正などのためにインプットディレイを
使います。
NOTE
8chの INPUTDELAY画面を表示させているときは、Centralogicセクションのバンクセレク
トキーを使って、操作するチャンネルを 8チャンネル単位で切り替えできます。
INPUTDELAY画面 (8ch)
インプット系チャンネルのディレイのオン / オフや設定値を操作します。
1 DELAYSCALE ボタン
押すと、DELAYSCALE 画面が表示され、ディレイタイムを表示する単位を選べます。
ディレイスケールは、meter( メートル / )、feet( フィート / )、sample( サンプル数 )、
ms ( ミリ秒 )、frame( フレーム ) 5 種類です。単位として frame を選択すると、6つのフレー
ムレート (30、30D、29.97、29.97D、25、24) が選択できます。このとき、チャンネルネーム
ディスプレイには単位として fr が表示されます。
2 チャンネル選択ボタン
現在選ばれているインプットチャンネルが青で表示されます押すと、そのチャンネルが選択され
ます。
3 ディレイ設定ノブ ( インプットチャンネルのみ )
マルチファンクションノブでディレイの値を操作します。現在の設定値は、ノブの上 ( 常に ms
位で表示 ) とノブの下 ( 現在選ばれているスケールで表示 ) で確認できます。DELAYSCALE
して ms( ミリ秒 ) が選択されている場合、ノブの上には何も表示されません
4 タブ
画面を切り替えます。
5 閉じるボタン
画面を閉じます。
手順
1. トップパネルの [SEL] キーを使って、MIX/MATRIX バスに信号を送るインプット系チャンネルを
選ぶ。
2. セレクテッドチャンネルセクションのいずれかのノブを押す
3. SELECTEDCHANNELVIEW 画面の INPUTDELAY ィールドを押す。
4. INPUTDELAY 画面の 8ch タブを押す。
5. 画面内のボタンやマルチファンクションノブを使って、ディレイを設定する。
SELECTEDCHANNEL
VIEW 画面
INPUTDELAY 画面
1 5
2
3
4