User Manual
I/O デバイスと外部ヘッドアンプ
リファレンスマニュアル
144
外部ヘッドアンプを利用する
スロット経由のヘッドアンプコントロールに対応した I/O カード (MY16-ES64 など ) を CL シリー
ズのスロットに装着すれば、外部ヘッドアンプ ( ヤマハ SB168-ES や AD8HR) のファンタム電源
(+48V) のオン / オフ、ゲイン、HPF などのパラメーターを CL シリーズからリモートコントロールで
きます。
I/O カードの設定については、I/O カードの取扱説明書をご参照ください。
CL シリーズと AD8HR の接続
CL シリーズを使用して AD8HR をリモート操作するには、まず EtherSound カード MY16-ES64
を CL シリーズのスロット 1 に装着して、イーサネットケーブルで NAI48-ES と接続します。次に、
NAI48-ES の HAREMOTE 端子と AD8HR の HAREMOTE1 端子を RS422D-sub9 ピンの
ケーブルを使って接続します。この接続により CL シリーズから AD8HR のリモート操作ができます。
AD8HR に入力されたオーディオ信号を CL シリーズに送るには、AD8HR の DIGITALOUTA( ま
たは B) と NAI48-ES の AES/EBU 端子を D-sub25 ピン AES/EBU ケーブルを使って接続しま
す。NAI48-ES から CL シリーズへは MY16-ES64 経由で信号が送受信されます。
また、デイジーチェーンと呼ばれる接続方法を使って、複数の AD8HR を同時にリモート操作するこ
ともできます。これを行なうには、AD8HR の HAREMOTE2 端子を、2 台目の AD8HR の HA
REMOTE1 端子に接続します。NAI48-ES を使った場合、最大 6 台の AD8HR を接続できます。この
とき AD8HR のオーディオ信号を CL シリーズに入力するには、CL シリーズのスロットが 1 つに対
して 16 チャンネルまでの入力のため、CL シリーズに MY16-EX を 2 枚装着して、MY16-ES64 と
イーサネットケーブルで接続します。
CL5
AD8HR 1
NAI48-ES
AD8HR 2
AD8HR 3
MY16-
EX
MY16-
EX
MY16-
ES64
DIGITALOUTA 端子
DIGITALOUTA 端子
DIGITAL
OUTA 端子
HAREMOTE 端子
HAREMOTE1 端子
HAREMOTE2 端子
6台まで
オーディオ信号
リモート信号
HAREMOTE2 端子
HAREMOTE2 端子
HAREMOTE1 端子
HAREMOTE1 端子