User Manual

レコーダー
リファレンスマニュアル
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NuendoLive との連携
CL シリーズには、Steinberg DAW ソフトウェア NuendoLive との連携機能があります。
コンピューターの DAW で録音 / 再生する( →P.25) ある機材とソフトウェアに加えてCL
リーズと NuendoLive との連携機能を実現するソフトウェア「CLExtension」をコンピューターにイ
ンストールすることで、CL シリーズから NuendoLive を操作して、マルチトラックレコーディングな
どを簡単に行なえます。
ここでは、CL シリーズから NuendoLive を操作する方法を説明します。
プロジェクトの準備
コンピューターの DAW で録音 / 再生する( →P.25) とおり、下記の設定を行ないます。
1. DanteVirtualSoundcard または DanteAccelerator の設定
DanteVirtualSoundcard(DVS) もしく DanteAccelerator(DANTE-ACCEL) を使用で
きるように、オーディオフォーマットの設定、ネットワークの設定、ASIO ライバーの設定など
を行ないます。
2. DanteController での設定
DanteController では、I/O デバイスと DVS とのパッチと、DVS CL シリーズのパッチを行
ないます。I/O バイスからの信号を、DVS の各入力ポートに割り当てます。CL シリーズから
パッチを行なうことも可能です。
NOTE
I/O デバイスからの信号を CL シリーズのチャンネルに立ち上げる設定は、別途行なっておき
ます。( P.138)
下記の例は、I/O バイスの 1 16 チャンネルを DVS にパッチしたときの Dante
Controller の設定です。
この場合、マルチトラック録音時とマルチトラック再生時とで、CL シリーズの DANTEINPUT
PATCH 切り替える必要があります。それぞれの設定を DANTEINPUTPATCHLIBRARY
( P.139) に保存しておくと、簡単に切り替えできます。
3. NuendoLive 設定
NuendoLive を起動して新規プロジェクトを作成すると、DVS で設定されたチャンネル数分の
トラックが自動で作成され、トラック名に対して、CL シリーズの各チャンネル名とカラー情報が
チャンネル数分だけ自動で設定されます。
NuendoLive では下記の設定を行ないます。
設定ボタン→オーディオシステムで、ドライバーとして DVS もしくは DANTE-ACCEL を選
択する
NOTE
それぞれのソフトウェアの詳しい設定については、それぞれのソフトウェアのマニュアルをご
参照ください。