User Manual

インプット系チャンネル
リファレンスマニュアル
39
CSR ノブ 100% に設定されている場合、INPUTTOSTPAN ノブを操作したときに
STEREO(L/R) バスと MONO(C) バスに送られる信号レベルが次の図のように変化します。
また、STIN チャンネルの TOSTBALANCE ノブを操作したときは、STEREOL/R チャンネル
から STEREO(L/R) バスと MONO(C) バスに送られる信号のレベルが次の図のように変化しま
す。
インプット系チャンネルから MIX/MATRIX バスに信号を送る
ここでは、インプット系チャンネルから MIX バス 1 24、MATRIX バス 1 8 に信号を送る方法に
ついて説明します。
MIX バスは、主にステージ上のフォールドバックスピーカーや外部のエフェクトプロセッサーに信号
を送るために利用します。MATRIX バスは、主にマスターレコーダーや楽屋のモニターシステムなどの
機器に、STEREO バス MIX バスとは異なるミックスを送信する用途で利用します。
インプット系チャンネルから MIX/MATRIX バスに信号を送るには、 3 つの方法があります。
SELECTEDCHANNEL セクションを使う
SELECTEDCHANNEL セクションのノブを使って、MIX/MATRIX バスへのセンドレベルを調節す
る方法です。の方法を使えば、特定のインプット系チャンネルからすべての MIX/MATRIX バスに送
られる信号を同時に操作できます。
Centralogic セクションを使う
Centralogic セクションのマルチファンクションノブを使って、MIX/MATRIX バスへのセンドレベ
ルを調節する方法です。この方法を使えば連続した 8 つのインプット系チャンネルから特定の MIX/
MATRIX バスに送られる信号を同時に操作できます。
フェーダーを使う (SENDSONFADER モード )
CL シリーズを SENDSONFADER モードに切り替え、トップパネルのフェーダーを使って MIX/
MATRIX バスへのセンドレベルを調節する方法です。この方法を使えば、すべてのインプット系チャン
ネルから特定の MIX/MATRIX バスに送られる信号を同時に操作できます。
SELECTEDCHANNEL セクションを使う
SELECTEDCHANNEL セクションのノブを使って、特定のインプット系チャンネルからすべての
MIX/MATRIX バスに送られる信号のセンドレベルを調節します。
1. 信号を送る MIX/MATRIX バスに出力ポートが割り当てられ、対応する出力ポートにモニ
ターシステムや外部エフェクトプロセッサーなどが接続されていることを確認します。
2. トップパネルの[SEL]キーを使って、MIX/MATRIXバスに信号を送るインプット系チャン
ネルを選びます。
CLR
PAN ノブ
MONO(C) バスに送られる信号
STEREO(L) バスに送られる信号
STEREO(R) バスに送られる信号
CLR
TOSTBALANCE ノブ
STIN(L) チャンネルから MONO(C) バスに
送られる信号
STIN(L) チャンネルから STEREO(L) バスに
送られる信号
CLR
TOSTBALANCE ノブ
STIN(R) チャンネルから MONO(C) バスに
送られる信号
STIN(R) チャンネルから STEREO(R) バスに
送られる信号