User Manual

インプット系チャンネル
リファレンスマニュアル
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チャンネル間の遅延を補正する ( インプットディレイ )
ここでは、インプットディレイを使ってインプット系チャンネル間の遅延を補正する方法について説明
します。
ステージ上のマイク配置による位相差の補正や、位相差を利用してサウンドに奥行きを作る演出、テレ
ビ放送などで中継先からの映像と音声の時間差があるときの補正などのためにインプットディレイを
使います。
1. トップパネルの[SEL]キーを使って、MIX/MATRIXバスに信号を送るインプット系チャン
ネルを選びます。
2. SELECTEDCHANNELセクションのいずれかのノブを押して、SELECTEDCHANNEL
VIEW 画面を表示させます。
3. INPUTDELAY フィールドを押して INPUTDELAY ポップアップ画面を表示させます。
INPUTDELAY ポップアップ画面では、インプット系チャンネルのディレイのオン / オフや設定
値を操作します。このポップアップ画面は 3 種類あり、画面下部のタブで切り替えます。れぞれ
の画面に含まれる項目は、次のとおりです。
INPUTDELAY(8ch)
1
DEALYSCALE ボタン
押すと、ディレイタイムを表示する単位を選ぶ DELAYSCALE ポップアップ画面が表されます。
ディレイスケールは、meter( メートル / )、feet( ィート / )、sample( サンプル数 )、
ms ( ミリ秒 ) 4 種類から選べます。
2 チャンネル選択ボタン
現在選ばれているインプットチャンネルを点灯で示します。押すと、そのチャンネルが選択されま
す。
3 ディレイ設定ノブ ( インプットチャンネルのみ )
チャンネルのディレイの設定値を表示します。ルチファンクションノブで値を操作できます。
在の設定値は、ブの上 ( 常に ms 単位で表示 ) とノブの下 ( 現在選ばれているスケールで表示 )
で確認できます。DELAYSCALE として ms( ミリ秒 ) が選択されている場合、ノブの上には何
も表示されません。
INPUTDELAY フィールド
1
2
3